概要
UBISOFTの潜入アクションゲーム『アサシンクリード3』及び『アサシンクリードローグ』の登場人物。
凄腕のベテラン剣士であり、イギリス人らしく無慈悲ながら気品のある巧みな剣裁きを見せる。
冷静沈着、理知的な性格でユーモアやウィットも解するなど飄々としながら洗練された立ち振舞いと慇懃無礼な口調が特徴。
何よりも正義と平和を愛するが、それには確固たる秩序と規律が必要であるという信念を持っており、任務にあたっては目撃者や利用価値の無くなった者を口封じのために抹殺するという冷酷な一面もある。
日本語吹替え:堀内賢雄
内容は、一般向け・腐向けに関わらず全て含まれるが、腐向け作品には「腐向け」タグを付けることが強く推奨される。
人物(以下ネタバレを含みます)
フルネームはヘイザム・ケンウェイ。1725年生まれ。
コナーの父親であり、デズモンドの先祖の一人。アサシンクリード4の主人公エドワード・ケンウェイの息子である。
彼が所属する組織から使命を受けてイギリスからアメリカ大陸の植民地へと渡航したことが物語の発端となる。
新大陸でチャールズ・リーら五人の同志を集めて組織のアメリカ支部を結成、『かつて来たりし者』の神殿があるとされるモホーク族の聖地を探し求める。
その過程で奴隷市場から救出したモホーク族の族母の娘ガジージーオと愛し合うようになり、彼女との間に息子(コナー)をもうける。
しかし実はヘイザムの正体がテンプル騎士であることを知ったガジージーオが、妊娠を告げずに彼の前から姿を消したことで後年になるまで息子の存在を知ることはなかった。
その後、自らが設立したテンプル騎士団アメリカ支部を率いる総長に就任。
「アサシンハンター」のシェイ・パトリック・コーマックの入団に立ち会い、彼と共にアサシン教団アメリカ支部を壊滅させた。その際、唯一の生き残りとなった導師アキレスをシェイの提言から敢えて見逃しているが、アキレスの足を撃ち抜いてアサシンとして再起不能に追い込んだ。
アメリカ独立戦争が勃発すると支部設立に携わった五人の同志を王党派・愛国派両軍の中枢に送り込んで戦争を背後から操り、独自の信念の下に情勢を収拾しようと画策する。
しかし彼の前にテンプル騎士団への復讐に燃えるコナーが現れたことで、事態は彼ら父子にとって予想外の方向へと展開していく・・・。