概要
UBISoftより北米において2014年11月11日、日本において2014年12月11日に発売されたステルスアクションゲーム。『アサシンクリード』シリーズの7作目で、『アサシンクリード4』の続編にして『アサシンクリード3』『アサシンクリードユニティ』の前日譚。
本作をもってアメリカ三部作とも呼ばれるケンウェイ・サーガが完結する。
物語
大海賊エドワード・ケンウェイが、イングランドへと旅立ってから約30年後。
イギリスとフランスによる七年戦争(フレンチ・インディアン戦争)に揺れる北アメリカ大陸。
アサシン教団に所属する若き新人アサシンのシェイ・パトリック・コーマックは、植民地支配を目論むテンプル騎士団との戦いに明け暮れていた。しかし、「先に来たりし者」の遺跡の位置が記録された「箱」とその解読方法が記された「手稿」を巡る任務に就いたシェイは、少しずつ教団の方針と信条へ疑問を抱き始める。
そしてある事件で疑念が頂点に達したシェイは教団を止めるために行動を起こしたが、それにより裏切者として粛清されてしまう。そんな彼の命を救ったのは宿敵であったテンプル騎士団であった。
シェイは教団を止めるべく、テンプル騎士団の一員として立ち上がることを決意する。
だがそれは、かつての仲間達に剣を向けることを意味していた。
内容
ストーリーは神聖ローマ皇帝位およびオーストリア大公国(ハプスブルク君主国)の継承問題を背景としたオーストリア継承戦争に端を発する七年戦争中の1752~1763年頃が舞台であり、アサシン教団からテンプル騎士団へ寝返り、後世において「最凶のアサシンハンター」と呼ばれるようになるシェイ・パトリック・コーマックが主人公となる。
アサシンのシェイが何故宿敵である筈のテンプル騎士団に寝返ることになったのか、そして何故『アサシンクリード3』でコナーが訪れた時にアメリカのアサシン教団が壊滅していたのかの謎が今作で明らかになる。
ジョージ・ワシントンやベンジャミン・フランクリン、アキレスやヘイザム、アドウェールといった『アサシンクリード3』『アサシンクリード4』の登場人物達も多く登場し、ラストは『アサシンクリード ユニティ』への布石として物語を繋げていく。
なお、アサシンクリードタグは、シリーズ1作目に限らずシリーズ作品全体を指すものなので、アサシンクリードローグに関係するイラスト・漫画作品にも、本タグと併せてアサシンクリードタグを付けることが望ましい。
内容は、一般向け・腐向けに関わらず全て含まれるが、腐向け作品には「腐向け」タグを付けることが強く推奨される。
主な登場人物
本作の主人公。若さゆえに高慢で喧嘩っ早いが、人一倍強い正義感と義侠心の持ち主。
アサシン時代は教団アメリカ支部長の導師アキレスからも一目置かれるほどの才能の持ち主だったが、ある事件を切っ掛けとして教団から決別。テンプル騎士団へと寝返り、史上最も恐れられた「アサシンハンター」として行動を開始する。
- リアム・オブライエン
シェイの幼馴染みで兄弟同然に育った親友のアサシンで、ピストルの名手。
シェイよりも先にアサシン教団に入団しており、父を喪って天涯孤独の身となっていたシェイを教団に誘い、アサシンの道に導いた人物。そのため、誰よりもシェイのことを信頼し、大切に思っている。
- ホープ・ジェンセン
毒の扱いに長けた女アサシンであり、ニューヨークの犯罪組織を牛耳る若き女ボス。
シェイより1つ歳下だが、彼に暗殺術や追跡術を仕込んだ師匠でもある。シェイとは何かと口喧嘩が絶えないものの、内心ではお互いに惹かれ合っている。
- アドヴェール
冷静な判断力と真摯な態度を持ち合わせるベテランアサシンで、教団の重鎮。
伝説の大海賊であった前作アサシンクリード4の主人公エドワードの副官だった人物で、彼とは強い友情を持っていた。
- アキレス・ダベンポート
植民地にアサシン教団を設立した人物で、アサシン教団アメリカ支部長。
シェイ達の導師であり、ケセゴワーセのような先住民とも協力してその勢力を伸ばしていた。シェイの実力を認め、彼に重要な任務を任すが、それが切っ掛けとなって、シェイは教団を離反することになる。コナーという名の息子がいる。
- ジョージ・モンロー
テンプル騎士団の一人で英国軍大佐。
教団に見捨てられたシェイを救い、治療を施させた命の恩人。高潔で誠実な人柄と崇高な理念を持つ人物で、シェイに「無秩序であることの恐怖」を教える。彼の存在もシェイに教団を裏切らせる切っ掛けの一つとなる。
実在した人物の一人で、北アメリカに駐屯するイギリス軍を率いてフランス軍と戦った。
- クリストファー・ギスト
テンプル騎士団の一人で、探検家兼測量技師。
明るく無類の酒好きで自由を愛する男だが、騎士団の理念には忠実。教団から決別した後のシェイの相棒として行動を共にする。
実在した人物の一人で、史実では現在のオハイオ州を最初に開拓した白人探検家であり、ジョージ・ワシントンの側近としても知られる。
テンプル騎士団アメリカ支部総長で、シェイと同じくアサシンの力を持つテンプル騎士。
シェイの実力を高く評価しており、彼と共にアメリカのアサシン教団を駆逐するべく行動を共にする。
前作の主人公エドワードの息子であり、アサシンクリード3の主人公コナーの父親。
あれこれ
ジャンル | アクションアドベンチャー |
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発売元 | UbiSoft |
開発 | UbiSoft Montreal Studio |
CERO | Z(18歳以上のみ対象) |
対応機種と発売日
日本 | 北米 | |
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プレイステーション3 | 2014年12月11日 | 2014年11月11日 |
Xbox360 | 2014年11月11日 | |
Windows | 2015年3月15日 |
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