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データ

レベル成熟期
種族天使型デジモン
タイプワクチン
必殺技ヘブンズナックル、ホーリーショット
得意技ホーリーロッド、ゴッドタイフーン、ヒーリングエアー(超クロスウォーズ)
所属ウィルスバスターズウィンドガーディアンズ、ヘブンズヘル(※)、アイスサンクチュアリ(※)
初登場デジタルモンスターVer.2

(※)携帯機『デジモンクロスローダー』より。


概要

6枚の白い翼を持つ天使型デジモン。天使族デジモンのヒエラルキーにおいて下級三隊「精霊」最下位に属する。世代は成熟期

完全な善の存在で、悪に対しては情け容赦なく攻撃消滅させてしまう。神々の隊列に属し、幾度となくデジタルワールドに降臨しては、その危機を救ってきたという。


また、『デジモンワールド』では氷の聖域であるアイスサンクチュアリにはエンジェモン像が置かれていたり、『デジモンストーリーサンバースト&ムーンライト』ではアクセスひょうがに出現し(『ロストエボリューション』のアクセスひょうがではエンジェウーモン、『超クロスウォーズ』のドクロひょうざんにはホーリーエンジェモンと関連種が出現)、『デジモンクロスローダー』では氷の湖を勢力圏にしている「アイスサンクチュアリ」の軍団長の一人として登場する、『デジモンワールド-next0rder-』ではサブクエストがアブソリュート・ゼロで発生するなど何かと原種や派生種は寒冷地に縁がある

ただし、「アイスエンジェモン」のような亜種は登場しておらず、対の関係にあるデビモンにはアイスデビモンという氷系の亜種がいるが…。


なお、設定上は天使型デジモンでもヒエラルキーが低いので、天使型系が属する勢力の兵士として登場する作品もある(デジモンアドベンチャーVテイマー01デジモンリアライズなど)


『アドベンチャー』での戦績からもわかるように派生種や進化先が多く、優遇されているデジモンであるのは間違いないが、近年の展開を見るにX抗体版ライバルとの合体などの要素は肩を並べる事の多いエンジェウーモンに先を越されがちである。


使用技

必殺技は光り輝く拳で殴る『ヘブンズナックル』(アニメ版ではほぼ拳からのビームという扱いで、デビモン相手にはホーリーロッドにエネルギーを集中して放っていた)。


得意技は手に持った棍で敵を打つ「ホーリーロッド」(『02』第7話では投擲して使用)、体を回転させて発生させた竜巻を敵に放つ「ゴッドタイフーン」。

格ゲー『デジモンバトルクロニクル』ではホーリーロッドで敵を持ち上げて投げ飛ばす「エンジェルスラム」、ホーリーロッドで薙ぎ払う「スタッフスィープ」、空中でホーリーロッドを回転させて放つ「ヘイロウアタック」を披露。


デジモンセイバーズアナザーミッション』ではユニモンの必殺技である「ホーリーショット」を使用している。


天使なのに弓矢を使った技はないの?と思われるかもしれないが、『アドベンチャー』第38話ではガブモンに究極体の力を授けるべく、ヤマトに『希望の矢』を放つシーンがある…が、弓矢は使わずに投擲している

実際にダーツ以外でも投げ矢という戦法があるので問題は無いが。


アニメでの活躍

デジモンアドベンチャー及び02

CV:松本美和

高石タケルのパートナーであるパタモンの進化した姿。口調も勇ましくなる。

闇の力を持つ者に対しての特効を持ち、成熟期でありながら完全体とも渡り合う(暗黒の力に対しては否定的だが、第37話ではヴァンデモンに最後通告を行う事があるなど、改心のチャンスを与えることもあるようだ。結局ヴァンデモンには罪を償う気などこれっぽっちも無かったのでホーリーアローで貫かれたのだが)。


その事もあってか初の進化がメンバー最遅となるファイル島編最終決戦時であり、しかも強大化していたデビモンの撃破に力を使い果たしデジタマになってしまう。

その後のサーバ大陸編を丸々パタモンへの成長期間に費やし、現実世界編にてようやく再進化を果たすも、以降の敵はほとんど完全体以上であるため、戦力としては下位になってしまった。

しかし、霧の結界で日光という弱点を克服したヴァンデモンに強烈なダメージを与え、更に完全体のファントモンをヘブンズナックルの余波で消滅させる程の力を持つ。

終盤ではホーリーエンジェモンへの超進化も獲得する。


…とここまでの活躍を見ているとエンジェモンは何かと進化が遅くなりがちという意見もあるかもしれないが、グレイモンガルルモンといった主人公勢を除けば、無印のメンツで究極体がアニメ媒体に登場した早さは8体のパートナーデジモンの中で最も早く、これに並ぶのはテイルモンのみ(02の劇場版第1作『デジモンアドベンチャー02 前編・デジモンハリケーン上陸!!/後編・超絶進化!!黄金のデジメンタル』より)。


尚、デビモン戦での一件があるため当初タケルはエンジェモンへの進化を恐れており、再度進化した際にも不安そうにしていた。


02でも引き続き登場するが、当初は通常進化が封じられていた都合上、序盤の出番はほとんど無い(『02』第7話にてガードロモン一撃で戦意喪失させるために進化した事はあるが、やはりダークタワー圏内では強制退化してしまう)。活躍はデジモンカイザー編終了を待つことになる…が、第26話ではオオクワモンに瞬殺された(このオオクワモンはダークタワーデジモンであるにもかかわらず、暗黒系ではないのでエンジェモンとは相性が悪いと明言されている。モデルとなったオオクワモンは高い防御力を持つデジモンなので単純に力量差があっただけなのかもしれないが)。

こちらではアンキロモンとのジョグレス進化シャッコウモンになることが可能となった。


なお、タケルの想像上のパタモンの進化形態として、「タブンコンナモン」と「キットコンナモン」が存在している。


TCG『バトルスピリッツ』では暗黒特攻は『系統:「呪鬼」/「夜族」を持つ相手のスピリット1体をBP-12000する』効果として再現された。


デジモンテイマーズ

ギルモンに度々使用された「白い羽」のカードはこのデジモンの翼が元ネタである。


デジモンフロンティア

CV:緑川光

神原拓也ら選ばれし子供達とは別ルートでデジタルワールドを旅していた子供たちの護衛役として登場。

あくまで護衛であり、パートナー関係ではないようである。


登場が終盤であったうえ、護衛していた子供たちがゲストキャラで終わったため、活躍には恵まれなかった。


デジモンクロスウォーズ

CV:小林通孝

サンドゾーンで栄えていた都市サンドリアを護衛する戦士団の団長でバアルモンの上司。

しかし、リリスモンの配下のイーバモンの策略により、暴走してしまい、咄嗟に自分の身を守ろうとしたバアルモンによって殺されてしまう。以来、バアルモンはバグラ軍に潜入して戦士団壊滅の主犯を探っていた。


第1話にはタイキの見た夢の中に登場していた。


デジモンアドベンチャー:

CV:松本美和

第20話に登場。シルエットは第19話に登場していた。

八神太一ら選ばれし子供達がデジタルワールドで探していた「聖なるデジモン」。

デビモンに捕らえられていたが、拘束を振りほどき、ベルグモンに攫われそうになっていたタケルの元へと現れる。

太一達をベルグモンの攻撃から脱出させ、奪われかけていたタケルを救出する。

その後タケルの手の中にデジヴァイスが出現するのを見届けると、メタルグレイモンワーガルルモンに力を与えベルグモンの撃破に貢献する。

それで力を使い果たしたのかデジタマへと転生したが、そのデジタマはタケルの手元に収まる前に突然現れたスカルナイトモンに奪われ、敵側に渡ってしまった。


その後、タケルたちによって取り戻されるとトコモンの際には暗黒進化したムゲンドラモンの精神(アグモン)に語り掛ける際に登場している。

ダークナイトモンが現れた際にはパタモンから進化してこの姿を取り戻したが、ダークナイトモンとの戦いとそれで起きた爆発から太一たちを逃がしたためか進化後のパタモンはかなり疲弊することになった。

更にこの際に無理に力を使用した副作用で完全に力を使い果たしてしまい、従来の進化を行うことが不可能となってしまっている事が32話にて明かされた。

それ故に、それ以降はロップモンの導きとタケルとの絆により、新たな進化の道を切り開くこととなる。


第46話でセフィロトモンに取り込まれ、かつての敵デビモン(セフィロトモンの生み出したコピー)が現れ、エンジェモンは彼は自分だと告げ、デビモンに取り込まれかけるが、タケルとの友情でホーリーエンジェモンとなった。


本作でも暗黒系デジモンに対して力を持つのかは不明だが、完全体のダークナイトモンと互角に渡り合い、さらに黒いエネルギーによる攻撃もヘブンズナックルで凌いで見せたためその可能性は高いと思われる。


ゲームでの活躍

デジモンストーリームーンライト

コウ(サンバースト版の主人公)のパートナーの一体で、 メインパートナーであるはずのコロナモンよりも少しだけ出番が多く、トーナメントではマッシュモンを圧倒していた。

実は『サンバースト』で選べるパーティ『バランスパック』の一体エンジェウーモンの代役である。対になっているサヨが同ポジのライラモンロトスモンに進化させたのに対し、彼は序盤からエンジェモンを進化させないまま前線に出している(漸く『超クロスウォーズ』でセラフィモンに進化した姿を拝める)。


デジモンワールド リ:デジタイズ

エミリー・ド・ロシュフォールの執事である「セバスチャン」(CV:掛川裕彦)のパートナーとして登場。セバスチャン本人としてはリリを窘める目的でゲームを始めたようだが…。


漫画での活躍

デジモンネクスト

オンラインゲームの『バトルターミナル』にてデビモンと対決していた他、その後もモブとして度々別個体が登場。


進化ルート

基本ルート

これが現在よく知られている進化ルートだが、初登場の「Ver.2」ではパタモンではなく、タケルの兄貴であるヤマトのパートナーであるガブモン(あるいは関連種であるエレキモン)から進化し、最終的にスカルグレイモンに進化するという今思うと無茶苦茶な進化ルートが採用されていた。ガブモンを進化元に据えるカード(St-14)があるのもこれの名残であり、「Ver.2」プレイヤーの中にはアニメを見て混乱した人も多かったのではないのだろうか?


この他にも神聖系であるプロットモンルーチェモン(ルーチェモンの設定的にエンジェモンに進化するのは弱体化なのではなかろうか?)、信じられないかもしれないが、堕天使系であるピコデビモンから進化するカードもあったりする(St-726とSt-440)。


完全体への進化先についてだが、ホーリーエンジェモンを置くのが主流だが、デビモンレディーデビモンに進化するルート(Bo-787)があるように、エンジェモンもまた、エンジェウーモンに進化するルートもある(St-258)。


メタ的にはあらゆる天使系のベースになったという事もあり、究極体に据えられるのはセラフィモンドミニモン(Vテイマー01限定)、クラヴィスエンジェモンスラッシュエンジェモン(サンバースト・ムーンライト)と殆どの男体天使が該当する。中には主神系のユピテルモンを採用している例もあった(Re-61)。

一方で、ホーリードラモンよろしく聖獣系を究極体に置く例もあり、「アドベンチャー:」ではゴッドドラモンが、「ロストエボリューション」ではそこからチンロンモンに至るルートもある。


ジョグレス進化ルート


その他の進化元


その他の進化先


ジョグレス進化


アーマー進化


スピリットエボリューション


デジフュージョン(デジモンストーリー超クロスウォーズ)


余談

元々はデジタルモンスターver.2の公募で誕生したデジモン。

ハガキでは剣と盾を持った有翼のケンタウロスとして考案され、なんとデビモンの兄という設定だった。

また、制作スタッフのコメントによれば「ケンタウロスの足を次のデジモンで使おうかな」と述べており、恐らくこれがケンタルモンの原型にもなった事がわかる。(ケンタルモンの初登場は正しく次回作のVer.3である。)

これだけ優秀なアイデアだったのだから、考案者はマジモンの選ばれし子供達と言えよう。


関連イラスト

Angemon Doodleエンジェモン


関連タグ

デジモン 天使 デビモン

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