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シャプレー星人

しゃぷれーせいじん

シャプレー星人とは特撮ドラマ『ウルトラセブン』に登場した宇宙人である。
目次 [非表示]

フッハッハッハ…。とうとう見つけたか!…フン!

「暗黒星雲の惑星、シャプレー星人だ!」

ギラドラース!!ギラドラース…!ギラドラース……



プロフィール

別名:暗黒星人
身長:1.7メートル
体重:60キログラム
CV:北原隆

概要

シャプレー星人 【ニコニコ動画用イラスト】

ウルトラセブン』第20話「地震源Xを倒せ」にて初登場。

暗黒宇宙にあるシャプレー星出身の宇宙人


昆虫のような巨大な金属質の複眼を持つ顔が特徴。

服装は昭和版と平成版で若干デザインが異なり、金色の体を透明なケープに包んでいた『セブン』版に対し、『ウルトラ銀河伝説』以降のスーツは全身銀色で不透明なケープを纏い、長丈のブーツと手袋を着用している。

所持している金属プレートはセブンのウルトラアイと類似の、偽装を解除する装置となっているらしく胸に装着することで本来の姿を表す。


複眼となっている目はトンボと同様に優れた視力を有する一方で、弱点とも言われている。

巨大化能力は持たないが、口や手からは光弾を発射でき、特に口からの光弾はメビウスブレスを破損させるほどの威力を持つ。

また、風速5000mの風を吐き出す能力も持っているという(出典:「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」)。


地震源Xを倒せ

地球の中心核に存在する物質「ウルトニウム」を採掘する事を目的とし、地質学者・岩村博士の助手のとして地球に潜伏していた。

催眠術を使い岩村博士の影を宇宙人に見せかける事で、青沢山岳地帯で発生した地震の調査に訪れたウルトラ警備隊を翻弄するが、二人の女子大生に変身に用いる特殊な金属プレートを発見され正体が露見する。

たちまちソガ隊員アンヌに射殺され火だるまになり崖下に転落したが、その断末魔の叫びは配下の怪獣ギラドラスを地上に呼び寄せた。


派生作品での活躍

ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント

第5話「幸福の王子」に登場。

『セブン』の時と同様ウルトニウム採掘のため複数の個体が地球に潜伏し、アルビノ・ギラドラスを操っていたが、駆け付けたGUYS調査部の二挺拳銃使い「ヤマナカ某」によって射殺され、アルビノ・ギラドラスもメビウスに倒される。


後日、宇宙生命体ユーゼアルが地球に飛来した際、唯一の生き残りである女性の個体がマリナ隊員の姿を装って現場に近づき、ユーゼアルの神秘の力を手に入れようと融合、ユーゼアルの背から巨大なシャプレー星人の上半身が生えた異形の怪獣シャプレー・ビーストとなる。

攻撃を受ける度に肉体を回復、最適化させるユーゼアルの無敵とも呼べる性質を我が物としメビウスを圧倒した。

しかし、嫌気性の生物であるユーゼアルの肉体を無理やり活性化させた事で、酸素による細胞の自己崩壊を加速させてしまい、自壊していった。


大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE

暗黒星人 シャプレー星人(RB)

CV:川下正洋


ウルトラマンベリアル配下のレイオニクスとして、ブラックキングを従えて登場。

生身でレイミライを襲いメビウスブレスを破壊するなどの活躍を見せたが、最期はハヤタ隊員(にそっくりな弱体化した初代ウルトラマン)の銃撃を受け崖下に落下し、氷壁の崩落に巻き込まれて押し潰された。


当初はナックル星人が登場する予定であり、ギラドラスではなくブラックキングを操っている点や、高い格闘能力はその名残である。

本作の影響からか、以降の作品においても「巨大化能力は持たないが高い戦闘力を持つ宇宙人」として登場する事が多い。

出番数秒で殺された昭和時代から比べると大躍進である。


ウルトラマンX

CV:陣谷遥(声は高く加工されている)


第12話「虹の行く先」の終盤より登場。

グア軍団ギナ・スペクターに仕え、同じく加入したマグマ星人と共に暗躍する。

やはり巨大化能力は持たないものの戦闘力は高く、Xioアスナ隊員UPGのアリサ隊員をマグマ星人と共に手玉に取っていた。


しかしギンガによってグア軍団が壊滅し戦力不足に陥ったためにマーキンド星人を呼び寄せ、メカゴモラスパークドールズとXioの基地内部情報を購入、直後にマーキンド星人を銃で射殺する

その後、ウルトラマンに変身しようとしたヒカルショウにギナ・スペクターと共に襲い掛かるが、最期はショウの攻撃からギナを庇い爆散した。


ウルトラマンオーブ

暗黒星人 シャプレー星人カタロヒ

CV:山本祥太 / 演:井上拓哉


第18話「ハードボイルドリバー」にて、「カタロヒ」という名の個体が登場。


普段は「タカヒロ(本名のアナグラム)」という名の青年に化け、アクセサリーを売る露店を開く傍ら女性達に青いパワーストーン「ヤセルトニウム」を配布していた。

このヤセルトニウムは人間から生体エネルギーを吸い取って母体石に移す事が可能な危険なもの(特撮あるある)で、このエネルギーを使って怪獣を強化し、オーブに挑もうとしていた。


だが、ビートル隊渋川一徹の捜査により正体が露見、彼の娘であるテツコから生体エネルギーを奪い、進化したベムラーを召喚、目論見通りオーブと戦わせ、自身は己の野望を止めようとする一徹との一騎討ちとなる。

母体石に溜め込んだエネルギーを駆使して一徹を追い詰めるが、娘の応援を受けた一徹が奮戦、廃工場に置かれていた火気厳禁のドラム缶の近くに誘導された挙句、一徹の放った銃弾により爆発に巻き込まれ、ヤセルトニウムを失った。


それでも辛うじて生きていたが、闇夜の中突如として現れたジャグラスジャグラーの蛇心剣に斬り裂かれ、絶命した。


劇場版ウルトラマンジード つなぐぜ!願い!!

宇宙人街の住人の一人として登場。

リクライハ達と乱闘騒ぎを起こした。


劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス

ヒロユキを襲った宇宙人集団の一人として登場。

本作では、サーペント星人らと同様首から下が黒い戦闘服となっている。

湊カツミと戦うも、グリムドが復活するとサーペント星人、キール星人と共に逃げていった。

なお、グリムドの信奉者だったようで、逃げる直前にグリムド復活の光景を見て「グリムド様〜!」と一人歓喜していた。


ウルトラマンデッカー

シャプレー星人(ウルトラマンデッカー)

第4話「破壊獣覚醒」にて、訓練用シミュレータとして登場。

本物ではないが、TVシリーズへの出演やベムラーとの共演は『オーブ』以来6年ぶりとなる。

過去に本作の地球に現れた事があると思われるが、詳細は不明。

誤字なのか、『デッカー』の公式サイトでは別名が「闇黒星人」となっている。


劇場版ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…

CV:本郷章


プロフェッサー・ギベルス配下の異星人軍団の一員として、(TV本編とは異なり)本物の個体が登場。

TPU本部への襲撃及びナースデッセイ号の強奪作戦に参加している。


ロストヒーローズ2

1作目ではウルトラ・キューブで、2作目はランダムキューブで両方共ザコ敵として登場する。最大の特徴としては特殊攻撃としてギラドラスを召喚するところである。面倒ならば召喚される前に倒すかギラドラスのチップを求めるなら敢えて召喚させてもらうのも手である。因みにこの作品がセブンとシャプレー星人が直々に戦闘を交えることが出来る唯一の作品でもあったりする。


余談

名前の由来は、アメリカの天文学者「ハーロー・シャプレー」から。


当初、シャプレー星人とバド星人はそれぞれ逆の姿でデザインされていたが、製作時に急遽入れ替えとなった事はファンの間で有名となっている。

この影響からか、一峰大二の漫画版ではバド星人の姿をしたシャプレー星人が登場している(ネット上には再現したAAまである)。


初稿では造型は上半分だけと想定されていたが、スケジュールの都合から俳優の型を取る事は難しいと判断により断念された。


『セブン』の撮影に使用されたスーツは、顔に皿を貼り付けるなど改造を施され、『戦え!マイティジャック』のドロン星人に流用された。


書籍類では、『ウルトラ銀河伝説』の個体はブラックキングの他にサラマンドラドラコベムスターなどを含む計4体の怪獣を召喚した初のレイオニクスという説もあるが、真相は不明。


ウルトラマンジード』では、かつて『セブン』に登場した個体が変身するために使用していた特殊プレート「シャプレーメタル」を基にレムが開発した、身に着けていた人間を別の人間に見せかける事ができるブローチが登場。

リクとレイトの姿を逆に見せかけた。

また、『アンデレスホリゾント』では同名の道具を「シャプレーメダル」ではなく「シャプレー・ブローチ」と呼称しており、「チルソナイトを多く含む合金製であると考えられる」と岩村博士の研究ノートに記載されていた。


関連タグ

ウルトラセブン ウルトラ怪獣 宇宙人

ギラドラス バド星人


ババルウ星人:別名が同じ、変身能力を持つなど共通点が多い。

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