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概要

正式名称ラトビア共和国
首都リガ(リーガ)
国歌ラトビアに幸あれ
公用語ラトビア語
面積約6、5万平方km(日本のおよそ6分の1)
人口約193万人(2018年)
国花フランスギク
宗教プロテスタント(ルター派)、カトリックロシア正教など)

日本語での正式国名はラトビア共和国で、国民の大多数を占めるラトビア人に由来する。

ソ連時代の移住事情などもあってロシア語を母語とする国民などその他スラヴ系民族なども多い。宗教は長年に渡り支配国が交代し続けた歴史を反映し、ルター派プロテスタントカトリック正教会、ラトビア神道(土着神崇拝)などがある。


バルト海東岸に南北に並ぶ通称バルト三国の一つで中央部に位置する。

北でエストニア、南でリトアニア、東でロシア、南東でベラルーシと国境を接する。

国土の大部分が標高300m以下の低地である。


経済面では隣国の他ドイツ英国などを相手にした加工貿易や、酪農畜産を主要産業としている。


歴史

ラトビア人はバルト語系東バルトの諸部族に遡る。ドイツ騎士団が進出してきた13世紀にはまだ諸部族を統一する国家は成立していなかった。またダウガヴァ川の河口にあるリガの港町は、ルーシ諸国の物産と北海貿易を結ぶ拠点として最適であり、ハンザ同盟の拠点として繁栄して多数のドイツ人が移住した。


さらに貿易の要所であるこの地を巡り、リトアニアポーランドスウェーデンロシア帝国が入れ替わり交互に支配し、その影響を長く受け続ける。最終的にはロシア帝国の支配下になるが、ロシアの軍医プンプルスが1888年、ドイツ人の侵略に対するラトビア人の抵抗を描いた民族的叙事詩『ラーツィプレイシス(熊(くま)を裂く人)』を描いた。この前後に「ラトビア人」という民族の自称も成立し、次第に民族主義運動が高まっていった。


ついに第一次世界大戦後に独立するが、政権はソ連ドイツ、西欧諸国などの列強の思惑と支援を受けながら揺れ動き続ける。第二次世界大戦中ドイツの軍事侵攻も受けたが、戦後は結局ソ連に併合された。そのソビエト政権下でも独立運動は続いた。ソ連時代は同連邦内で工業と機械式農業が比較的進んでいた。独立運動の結果、多くのラトビア人が追放される一方で工業化の要地として多数のロシア人が流入した。


1991年、リトアニアとエストニアと共にソビエト連邦から独立。独立当時はラトビア人が52%のロシア人が34%と拮抗しており、その協力関係について国内もロシアとの外交も揺れ続けた。


2004年にNATO欧州連合に加盟。

2014年にユーロ通貨を導入した。


関連キャラクター

ライヴィス・ガランテ(ヘタリア)


関連項目

ヨーロッパ

バルト三国 東欧 北欧

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