どうぞ、お好きな松を!!
概要
左から、イヤミ、チョロ松、カラ松、おそ松、トド松、一松、十四松
松☆RISHとは、『おそ松さん』第一話に登場した、乙女ゲーム風の作画で描かれた六つ子やイヤミ、ハタ坊、ダヨーン、トト子などのことを指す。狭義には六つ子の逆作画崩壊のことである。
本来、赤塚不二夫作品に於いては逆作画崩壊の場合は劇画であることが多かった(ちなみに完全に意図的な作画崩壊も作品中に存在する)。
また、「松☆RISH」は公式の名称ではなく、本作ファンの間での呼称であり、由来は某乙女ゲーム作品に登場する某ユニット名から。
公式では「アイドルver.」「イケメンver.」「F6」などと表記されている。
当話でお披露目されたイケメンver.のプリントキャラマイド(恋の口説き文句付き)が発売されたり、イケメンver.がデザインのグッズが発売予定であったりなど、公式は本気である。
経緯
『おそ松さん』第一話、「復活!おそ松くん」の冒頭、27年ぶりに六つ子、イヤミ、チビ太、トト子などの主要メンバーが新しいテレビシリーズのために松野家に集合した。
しかし、昭和生まれの彼らは現代でもウケるギャグをいまいち理解しておらず、それを憂いた六つ子の長男にしてリーダー、おそ松はイケメンアイドルとして売り出す事を提案するが……。
なお、この六つ子はBL制(びっくりするほどルックスがいい)のおそ松学園に通う、赤塚不二夫財閥に属するイケメン集団F6であり、本来ヒロインポジションのトト子が乙女ゲーム主人公並に扱われたり、実際BLチックに見えるシーンもあり、監督の代表作を思わせるような怒涛のパロディが続き、チョロ松はツッコミポジションとしてツッコミを続けた結果、「このアニメ、今日で最終回だ……」と言い残し真っ白な灰になった。
しかし、聖夜の奇跡のおかげか、第11話「クリスマスおそ松さん」にて再登場。
再びこのデザインの松野兄弟が同様のデザインをしたトト子とデートに興じている。
ちなみに冬服姿。
また、Blue-ray/DVD第一松の3.5話「松汁」にも出演していることが確認されている。
そして、またまた16話でも登場し、悪役のイヤミやチビ太、デカパンとバトルを繰り広げ、終いには水着姿も登場した。ちなみに、第1話では昭和ギャグネタを披露していたが、この話では最近のギャグネタが見られた。
ただ、この六つ子と『おそ松さん』の六つ子は世界線がまるきり違うので、それぞれの性格などのキャラ設定が多少なりとも『おそ松さん』と違ってきている。
アイドル衣装 | |
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制服 |
個別キャラ紹介
おそ松
六つ子の長男にしてリーダー、さわやかジャスティス
赤髪。やはりと言うべきか、服装と合わせて六つ子の中ではベーシックなイケメン姿である。
一日の多大なスケジュールもウインク一つでオールキャンセル可能。
元の姿の時よりも落ち着きが増しており、弟たちを率いる雰囲気が感じられる。
「ああごめんね。つい見惚れちゃってさ」
クリスマス回では、そんなこんなあったトト子とディナーを楽しんだ後、クリスマスプレゼントとして指パッチンで雪を降らせた。サンタだから可能な技。
「その子は僕の嫁だよ!」
カラ松
肉を肉で巻いて食べる肉食系肉
青髪。元々のデザインを踏襲してか、きりっとした風貌になっている。
クールというよりワイルドな俺様系。制服はかなり着崩している。
一見ドSだが、車に轢かれそうになった子犬を助けるなど優しさも見せる。
「邪魔だよテメェら!道開けろ!」
クリスマス回では、困っているトト子に対しブス呼ばわりしつつも、彼女のためのドレスをプレゼント。
なぜか半裸になった後に人混みを一掃し、道を通れるようにするという優しさを見せた。さすが肉。
「いーや。俺の嫁だ!」
チョロ松
ハーバード大学准教授、ビューティージーニアス
緑髪。アホ毛はない。基本的に敬語であり、眼鏡。
インテリを醸し出しており、ヒエログリフをマスター中。
暴走する兄弟を抑える真面目格だが、女子に面と向かって話しかけられると童貞丸出しの最強のギャップパターン。
「やれやれ、皆さん、派手な騒ぎは控えてくださいね」
クリスマス回では、兄弟の中で一番最初に登場。トト子のために巨大イルミネーションを作った。
マフラーからはいい匂いがするらしい。
「私の許嫁です!」
一松
カリスマ的求心力、ミステリアスクール
紫髪。麻呂眉。パーカー着用。
400年前に帝王なんとかから世界を救ったと言われる、なんちゃら王家の末裔(彼が末裔なら六つ子全員が末裔なのではというツッコミは厳禁)。
トト子とは「また出会ってしまったか」などと意味深なコンタクトを繰り広げる。
でも皆が騒ぐ中、一人だけ休む。そして一番体力切れが早い。
「礼などいらない。ただ、自分の身は、自分で守れ」
クリスマス回では、追われる身となり、雪山で彷徨っていたトト子を救う。
そして全裸に毛布になる。空を飛ぶときもそのまんま。さすが行動が読めないミステリアスクール。
「俺のかみさんだ」
十四松
一万人斬りの王子様、スイートプリンス
黄髪。兄弟の中でも特に際立つ垂れ目。アホ毛は一本。
つねに笑顔であり、口元は楽し気に緩んでいる。天然気質が目立つ。
しかし壁ドンを求められるシーンで台パンを行うなど、その行動はやはり読めない。
「みんな、セクロス!あ、間違えた、サンクス!」
クリスマス回では、トト子を「お姫様」と呼び、ティアラをプレゼント。
彼女に、世界規模の電子文字でメッセージを送った。どうやったのかは不明。
「マイワイフ!!」
トド松
奇跡のルックス、キューティーフェアリー
桃髪。目が大きく童顔気味。
アイドル衣装では王冠を頭に乗せ、学園では去り際にハートを出して見せるなど、あざとさが倍増。
屋内でも日傘を差している女子力高い系。というかただの女子。
「今日のランチは、アボカドディップにバーニャカウダ!そして食後はアカハライド!」
クリスマス回では、最後のサンタさんとして登場。仕草があざとい。
そしてなぜが空を飛ぶ。やるなトッティ。
「しかたないなぁ。今日は特別に皆のものってことで☆」
トト子
赤塚学園の女子学生役。頭身は上がっても見た目はあまり変わらない。
乙女ゲームのヒロインポジションであり、平凡で冴えない立場でありながら六つ子のイケメンに囲まれるという感じ。
学園では六つ子のかっこよさにあてられ、鼻血を出して倒れてしまう。
「すみません!私がドジだから皆さんにご迷惑を…」
イヤミ
教師役。金髪でさらさらストレートの美丈夫。
フランス帰りというか完全にフランス人で、スタイリッシュなシェーを決める。
しかし出っ歯はある。
「フランス帰りのミーにまかせな!」
ダヨーン
昔ながらのヤンキー。頬のデッサンが元のまま。これじゃこぶとりジイさんだっ!
「おいおいおい、どげよセンコー、俺達を忘れるなヨン」
ハタ坊
かっこいいヤンキー。やっぱり頭の上の旗はそのまま。
「だジョー」
デカパン
校長先生役。頭身が上がってリアルだが、全裸にデカパンのスタイルはそのまま変わらない。
ってかこれじゃ変質者、おまわりさんこっちですよ!
チビ太
デカパンよりも頭身が上がっており、でかい。っていうかデカイ。 某巨人と戦う漫画の如く現れたが、おでん好きは変わらない。そして一部分の大きさも変わってない。
その後……
「今日で最終回だ……」と言ったチョロ松の心配に反し(?)、無事放送された2話では、居酒屋で「またアイドルやっちゃう?」という話題になり通常作画でのアイドル姿も出たが、「地獄絵図」「罪悪感で目がつぶれる!」とチョロ松のツッコミが入った。
しかし3話では、BSジャパンで放送する際にシーンを大きく変更する羽目になるパロディをやらかしてしまっている。
こんなんで無事1クールを終わらせることが出来るのだろうか……?つか、「2クールやっちゃうぞー」なんて言い出しちゃうし……。
しかし、第一話放送から一ヶ月後、さすがにまずいのか製作委員会が第一話の公式無料配信を2015年11月12日に各配信サイトで一斉に終了&BD&DVDの収録を自粛する羽目に。(詳細)なお、2クールでの放送が決まったのは、この騒動の後だったとか。
少年バカボン
この逆作画崩壊の影響なのか、13話にて、やたら巻数のある今風の少女マンガを見て、バカボンの脳内でバカボン視点から見たキャラクターが自身も含めて逆作画崩壊し た。顔は別人だが渦巻きほっぺはそのままでやたら、「恋したい」といい回り、恋愛観も崩壊しているシュールな姿になった。バカボン以外から 見た姿は普段のままなので、次々に自分の思いをぶつけるも拒否され、最後は郵便ポストに恋をする。
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関連タグ
パロディ元
アイドル物
ロボット系
スポーツ漫画
ジャンプ系
NARUTO BLEACH 暗殺教室 北斗の拳 ドラゴンボール
マガジン系
ゲーム系
学園ヘヴン…※BLゲームのため閲覧注意
少女漫画
アオハライド…名前のみ