※一般的な用法としては→威嚇を参照のこと。
データ
初出 | 第3世代 |
---|---|
効果 | 場に出した時、相手全体の攻撃力を1段階下げる |
手持ちの一番上に入れると、レベルの低い野生ポケモンが出にくくなる(第3世代・E~) | |
野生のポケモンが仲間を呼びやすくなる(第7世代) | |
英語名 | Intimidate |
概要
第3世代初登場の特性。
効果は相手の攻撃力を1段階下げると、シンプルながら強力。
なお、場に出たタイミングであれば何度でも効果を発揮する。厳密に言えばフィールド上に「いかく」と言う特性を持ったポケモンが確認された時に発動する。
その為、「へんしん」によっていかく持ちのポケモンに変身したり、「スキルスワップ」で新たに「いかく」を所有したりした場合も発動できる。
但し元々「いかく」を持っている状態で「スキルスワップ」をして「いかく」を移した場合は「元々『いかく』持ちだった」とカウントされる為発動しない。
主な使用法は、攻撃力低下による実質的な物理耐久の向上。
またダブルバトルでは対象が相手2体になる為、味方のサポートも同時に行えるのも強み。
勿論欠点もある。
攻撃力を下げる都合上、特殊型相手には全く影響を及ぼさない為相性が悪い。
また「クリアボディ」「しろいけむり」「メタルプロテクト」「かいりきバサミ」で無効にされてしまう。
「トレース」されると(第4世代以降)「新しくその特性を持った」扱いになり逆に返されたり、「まけんき」「かちき」「あまのじゃく」に至っては逆に能力が上がってしまう。
更に第八世代からは、「きもったま」「せいしんりょく」「マイペース」持ちには通じなくなった。
とは言え、全体的に見ればかなり強力な特性である事に間違いない。
物理型ポケモンが不遇視されてきた理由の半分くらいはこの特性にあると言っても過言ではなく、併せてダブルバトルで「いかく」を無効化できるメタグロスが大量発生していた遠因だったりもする。
そして、第6世代で高威力の特殊技が弱体化修正を受けたのもこの特性のせいではないかと言われることも。
特にダブルバトル/トリプルバトルでは「シングルではあまり流行らないが、この特性があることで積極的に採用されるポケモン」が何匹もいる。
初登場から対戦で非常に強い影響力を持っている特性と言える。
ポケダンでは敵の物理攻撃の威力を下げるというシンプルに使い勝手のいい特性になった。
特殊技は流石に無理なので注意したい。
所有ポケモン
※太字は*隠れ特性*として所有しているポケモン
- アーボ→アーボック
- ガーディ→ウインディ
- ケンタロス
- ギャラドス
- ブルー→グランブル
- ハリーセン
- オドシシ
- カポエラー
- グラエナ
- アメモース
- クチート
- ボーマンダ
- ムクバード→ムクホーク
- コリンク→ルクシオ→レントラー
- ハーデリア→ムーランド
- メグロコ→ワルビル→ワルビアル
- ズルッグ→ズルズキン
- ランドロス(れいじゅう)
- ニャビー→ニャヒート→ガオガエン
メガシンカポケモン