基礎データ
他言語版での名称
英語 | Virizion |
---|---|
イタリア語 | Virizion |
スペイン語 | Virizion |
フランス語 | Viridium |
ドイツ語 | Viridium |
概要
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』(第5世代)で初登場したポケモン。
名前の由来は恐らく『ビリジアン(緑)』
ヤグルマの森の奥「しさくのはら」に住んでいる伝説ポケモン。
コバルオンと接触した後でないと遭遇することが出来ない。
女性的だが、中国語名にはどちらも「翁」が付く。
人間の起こした災害からポケモンを守るため、ビリジオンはすばやい身のこなしで火の粉からポケモンを守ったと伝えられている。
『Nintendo DREAM』2011年4月号で三銃士のアラミスをイメージしていると開発者が述べている。
外見のモチーフはシカやアンテロープ類などの細身の偶蹄目の動物をモチーフにしていると思われる。フォルムがそれっぽい動物はジェレヌクがいるが、あちらはビリジオンよりも手足が細長いのが特徴。
名前の由来はビリジアン(緑)だが、色違いはビリジアンではなくピンクである。
女性的なフォルムも相まって擬人化されるときは女性になる事が多い。(ちなみに元ネタのアラミスも女体化した事がある。)
BW2
11番道路をソウリュウシティに歩いていくといきなり崖の上から飛び降りて目の前に登場する。
今作ではヤグルマの森(思索の原)は殿堂入りしないと行けない地域のため、殿堂入り前にゲットできるよう配慮したのかと思われるが、まさかの登場に意表を突かれたプレイヤーも多い。
シナリオを進めるとソウリュウシティが凍結してしまうが、たとえ付近の道路が凍結しようが、堂々と立っているビリジオンは存在感が溢れていた。
レベルは3匹共に45。倒すor逃走した場合はいなくなるが、殿堂入りすると11番道路に戻ってくる。(レベル65)
再戦時は攻撃技が格闘タイプの「せいなるつるぎ」のみなので、ゴーストタイプを立たせておくと捕獲に専念できる。
剣盾
本作では『冠の雪原』より参戦。
特定の条件を満たすとカンムリ雪原の各地にこんせき(足跡)が出現し、それを集めて100%にすると、巨人の寝床に出現する。
レベルは70と高いので、準備をしっかり整え、戦術をしっかり組み立ててから挑もう。また、本作は伝説の捕獲率がかなり低めに設定されているため、ボールも大量に用意しておくのがよい。
なお、屋外での戦闘になる関係上、天候の影響を受けてしまうため、天候がすなあらしや雪の時に捕獲を狙うのは避けた方が良い。どうしてもその時に捕まえたいのであれば、ぼうじんゴーグルをトリック等で押し付けて固定ダメージが入らないようにしてやるのが良い。
性能面
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
91 | 90 | 72 | 90 | 129 | 108 | 580 |
草/格闘としては2体目。(1体目はキノガッサ)故に飛行が4倍弱点なので注意。
特防が高く、耐久無振りでも4倍の飛行を除いた不一致特殊弱点技なら簡単に耐えられる。
しかし防御は低めになっており、下手なつばめがえし程度でやられてしまうので相手をキッチリ見極めよう。
特に弱点であり、防御のほうでダメージ計算されるサイコショックには注意。
「素早い身のこなし」から格闘タイプ最速タイのなのだが、3闘共通なのでほぼ図鑑詐欺。ポケモン図鑑にはよくある事。
攻撃、特攻は同値なので物理型にも特殊型にもできる。但し数値は控えめなので「いのちのたま.」等の強化アイテムを使うのが一般的。
性格は型に合わせてようき(C↓S↑)かおくびょう(A↓S↑)にするのがお勧め。やむを得ず耐久を下げる場合はせっかち(B↓S↑)がいいが、耐えられなくなる攻撃が出てくるので二刀型であっても攻撃か特攻のどちらかを下げる方が有用である事も多い。
天候パに強く、特にバンギラスにはメイン物理は半減だらけ、特殊型は強化アイテム持ち+弱点であったとしても何ら問題ない。
対してこちらは4倍弱点の一致格闘技があり、いのちのたまを持てば下降補正の攻撃無振りのせいなるつるぎで一撃で沈められる。
雨パでも水半減&高い特防で相性は良く、雨始動役のニョロトノや、雨状態では攻略難のナットレイや、敵にした時に相手をするのが辛くなるウォッシュロトムに強い。
技は物理型では積み技無視できる準専用技の「せいなるつるぎ」、威力重視の「インファイト」と一致草の「リーフブレード」。
草と格闘のみだと虫や飛行が出てきた時に困るので、相性補完として「ストーンエッジ」を覚えさせると便利。
特殊技は格闘は「きあいだま」、草技は「ギガドレイン」「エナジーボール」「くさむすび」と程度。
めざめるパワーはドラゴンタイプや物理型では対抗できないグライオンを倒せる氷、ハッサムを倒せる炎等が上がる。
きあいだまの低命中が問題なので、格闘技はそのまま物理技である事も多い。
持ち物は「いのちのたま」で威力補強にすれば倒せる範囲が大幅に増える。
特に特殊型はめざパ氷でガブリアス、グライオンを一撃で倒せるだけでなく、物理技のせいなるつるぎでバンギラスを倒せるようになる。
物理型でも剣の舞と合わせればガブリアスをインファイトで確1にできる。
(相手の努力値にもよるがメジャーな振り方は大抵倒せる)
特性は悪技を受けると攻撃が一段階上がる「せいぎのこころ」。
コバルオンと同じように、相手の悪タイプの技を撃つのを戸惑わせる程度には働いてくれる。
また、コバルオンの頁にある昔話の設定からか、ビリジオンは三種の中で唯一「ひかりのかべ」を使用できる。火事の際には素早い動きで虫タイプや草タイプなど炎に弱いポケモンに対して優先的にひかりのかべを張ったのであろう。
ポケダン
マグナゲートと∞迷宮
メインストーリー上に登場。性格は女性寄り。
宿場町のポケモンから愛されているが、友達は作らないという。しかしそれには理由があった。
イベントで主人公たちの仲間となり、ストーリーが進むうちにその理由も明らかになる。
序盤に仲間になった直後から非常にステータスが高く、複合タイプゆえに攻撃範囲も優秀、
「でんこうせっか」でサポートもできると伝説ポケモンの名に恥じない強さを誇っている。
…問題があるとすれば、主人公orパートナーツタージャの場合に存在価値を
若干喰ってしまっていることだろう。
「とぐろをまく」を覚えるまで頑張れば差別化できるのだが。
キュレムVS聖剣士ケルディオ
声・本田貴子
「聖剣士」の一体。登場した聖剣士の3体の中では唯一声が女性。
落ち着いた性格で危機に陥っても表情一つ変えない。常に敬語で話す。「素早さと正義の心に関しては一番」とケルディオは語っている。もっとも素早さの種族値は(ry。
ケルディオに「一番の敵は自分自身の恐怖心である」ことを説く。