基礎データ
全国図鑑 | No.0336 |
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ホウエン図鑑 | No.124 |
イッシュ図鑑 | No.187 |
コーストカロス図鑑 | No.006 |
パルデア図鑑 | No.218 |
英語名 | Seviper |
分類 | キバへびポケモン |
タイプ | どく |
高さ | 2.7m |
重さ | 52.5kg |
特性 | だっぴ / すりぬけ(隠れ特性) |
タマゴグループ | りくじょう/ドラゴン |
概要
体の紫色の部分はザングースとの戦いで付いた傷らしい。卵から生まれてもついているが。
尻尾の先端は刀のような形状をしており、斬りつけると同時に毒が染み出る仕組みになっている。もちろん長い牙も有毒。
戦いの前に岩などで尻尾の刃を研ぎ、刃毀れを落とす。ところがどっこい、その割に相手を切り裂く技はしばらく覚えられなかったりする。(現在ではじごくづきやつじぎりを覚える。)
当初は専用技でアニメでもよく使っていた「ポイズンテール」が象徴的。
肉食性で茂みに身を潜めて牙でトドメをさして獲物を捕食する。
アニメでは普通に蛇の動きをするが、ゲームなどでは大抵の場面で縦に蛇行という奇妙なポーズを取っている。これはルビー・サファイアで登場した当時体を伸ばすと画面に収まらないからだったのだろうが、結局現状もそのままポーズが流用されている為。
2021年4月30日に発売されたゲームNewポケモンスナップにも登場し、なんと泳げる事が判明。
さながらウミヘビのように海を泳ぐ様子を確認できるほか、後述するライバルとの対決も観察することができる。
モデルこそ南国生まれの蛇だが、『ポケモン不思議のダンジョン青/赤の救助隊』では氷雪の霊峰や北の山脈といった寒そうなダンジョンに平気で出現する。そもそも蛇は変温動物なのに、そんな場所に長時間いて平気なのであろうか?
色違いでは紫色の部分が濃くなり、赤い眼や牙が水色になる。
ザングースとの関係
ザングースとライバルである理由は、ハブ退治の為にフイリマングースが移入された出来事に由来する。
現実にはハブよりも固有種の小動物を狙ってしまい生態系を破壊していることが問題になっているが、ポケモンでは普通に因縁のライバルとなっているようだ。
なお、マングース移入による環境問題を元ネタにしたポケモンとして後にヤングースが登場した。
ゲーム中では両者はバージョン分けされていることが多く、ルビー(オメガルビー)限定のザングースに対してこちらはサファイア(アルファサファイア)にしか出現しない。結果、宿命のライバルなのに野生では絶対に顔を合わせないという時期も多かった。
ブラック・ホワイトでは濃い色の草むらからザングースと同時出現してダブルバトルになる場合があるが、仲間割れを起こす様子は無い。
ゲーム中で両者のライバル関係がハッキリと描写されたのはX・Y。群れバトルでザングースと共に出現する事があるが、なんとトレーナーそっちのけでザングースと乱闘を始める。おまけに、Yでは4匹掛かりでザングースを袋叩きにし、Xでは逆にハブネークが1匹でボコボコにされるので、特にXでの捕獲は非常に困難。
ノーマルタイプのシンクロノイズなどで一気に蹴散らしたい。なお、地味にXYのみキーのみを確定で所持している。
野生ポケモンとの戦闘がシームレスバトル方式に変わったスカーレット・バイオレットでは、フィールドで両者が遭遇すると縄張り争いを始める光景が見られる。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
73 | 100 | 60 | 100 | 60 | 65 | 458 |
攻撃・特攻共に高めで、覚えられる技も多くなかなか器用だが第三世代のポケモンにありがちな鈍足低耐久かつ、二刀流のステータスをしている。
先手を取れれば強いが、逆に取られてしまうと挽回しづらい事が多い。ともかく素早さを伸ばし切るか、先制技の「フェイント」で取りこぼさないようにすべき。
特性の「だっぴ」は悪くはないのだが、鈍足で低耐久のため厳しい。
隠れ特性は「すりぬけ」。解禁当時はあまり注目されなかったが、第六世代にてみがわり貫通の効果が付属されてからは「いのちがけ」の遂行能力が上がり、少しながら注目されるようになった。
第5世代では蛇ポケモン御用達の「とぐろをまく」を習得し、第7世代では新たに「つるぎのまい」を習得。しかし積んでいる暇はあまり無いか。
幸いにも攻撃技は世代を追うごとにジワジワと充実してきているので、アタッカーとしての性能は今後に期待できる。
第9世代では三色牙と「アシッドボム」、そして念願の実戦的などく高火力技「ダストシュート」を獲得。
ついでに「かわらわり」「きしかいせい」も覚えたので、じつは今までマトモな有効打の無かったザングースへの対抗手段を得た。
ザングースのライバルと言うわりにはコチラが一方的に不利気味な性能をしていたのもあり(対戦においては特に意識すべき相手では無いが)、地味に嬉しい強化である。
使用トレーナー
ゲーム版
※1:アザミの服装はハブネークを意識したものであり、担当施設のバトルチューブもハブネークを模したものである。また、勝利すると貰えるラックシンボルのデザインはハブネークの額にあるマークと同じである。
アニメ版
- ムサシ
- アザミ(AG)
- ネーロ(BW114話)
漫画版
- アザミ(ポケスペ)
- ホミカ(ポケスペ)
- 新生プラズマ団したっぱ(ポケスペ)
番外作品
『ポケモンGO』
2017年12月に実装された、第3世代最初の50種の中の1種としてデビューを果たした。
天候が曇りの時には出現率が急上昇するが、それ以外の天気の時にはほとんど出現しないという極端な出現パターンを持つ。
当初は、アジア・欧州地域限定のポケモンとなっていたが、2018年1月5日にザングースと入れ替わる形で南北アメリカ地域へと移動してしまい、現在では日本を含むアジア・欧州地域では入手ができなくなってしまった。今後、再び戻ってくるかどうかは今のところ未定。
無進化ポケモンということもあり、肝心の性能は何とも中途半端なものとなっており、攻撃の種族値が若干高い程度。最大CPも1900台で止まってしまう。
一応、通常技・ゲージ技共にどく技を揃えられるが、現状どくタイプの技が弱点を突けるタイプが少ないこともあってジムの防衛・レイド攻略のいずれにおいてもお呼びがかかることはまずない。
出現地域が限られていることもあり、現状ではコレクション用のキャラクターとしての側面の方が強いと言えるだろう。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
ムサシのハブネーク
- CV: 佐藤智恵
- アザミのハブネーク
- AG・BF編において、こちらでもアザミのポケモンとして登場し、サトシのドンファンと対決する。力は互角であるが、「ポイズンテール」と「かえんほうしゃ」で猛攻する。しかし、「かえんほうしゃ」で火だるまになったドンファンがそのまま「ころがる」と岩を利用してのジャンプからの攻撃を受けて敗北した。
- BW編
- プラズマ団のしたっぱ・ネーロのポケモンとして登場。ちなみに相方のビアンコの手持ちはザングースである。
その他
XY | 65話(回想)・69話・70話・131話・140話 |
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新無印 | 7話 |
劇場版 | ディアルガVSパルキアVSダークライ(オラシオンの彫刻) |
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- 6章でアザミの手持ちが登場。エメラルドとの対戦では相手を毒状態にしたうえで「メガドレイン」するという体力を奪う戦法をとり、その巨体で相手の頭上から「かみくだく」をおみまいする。
- 11章ではホミカの手持ちと、新生プラズマ団したっぱの手持ちが登場している。
余談
剣盾では最後まで未登場に終わったものの、第九世代に当たるSVのPVに登場し、見事に復活。
今までの3Dモデルと比較すると質感の表現が如実に向上しており、鱗に覆われた爬虫類らしい体表となっているのが確認できる。
関連イラスト
関連タグ
ハブとマングース ザングースの関係の元ネタ。
0335.ザングース→0336.ハブネーク→0337.ルナトーン
ザングース:ライバル
蛇ポケモン
ジガルデ(50%フォルム)