概要
「無敵冒険シャクマ」の登場キャラクターでヒロイン。
獣人の少女。謎の力によって剛魔神一族が住む山に転送されてきた。記憶喪失のため、シャクマに『アネス』と名付けられた。ちなみに名前の由来は、昔シャクマが飼っていた大トカゲの名前である。
その後、アネスを追ってきたシャーマンによって剛魔神たちが襲撃されてしまい、シャクマはアネスの記憶を取り戻すための旅に出る。
「王者の笛シーク」を使うことでシャクマにかけられたシャーマン王の封印を一時的に解くことができるが(その間シャクマは本来の姿と力を取り戻す)、その間はアネスがシャクマを封印する力を受けてしまう。
性格は勇敢で正義感が強い。シャクマを手に入れるためならシャクマを多少傷つけてもかまわないというホーリーに対して怒り、素人でありながら格闘家であるホーリーをひるませるほどの力を見せた。
気立ても良く、料理もすすんでやるが、料理の腕は壊滅的に下手。アネスが食事を手伝ったことで、料理を食べた船員たちはお腹を壊して寝込んでしまったほどである。
正体はシャーマン王の娘ラブレスの善の心が実体化したもの。ランドールによって、善の心だけがラブレスから分離された。アネスの本当の姿はラブレスと同じだが、「ラブレスは二人もいらない」と悪のラブレスによって獣人の姿に変えられた。
物語中盤で、アネスの力を抑え込むサークレットをつけたラブレスによってアネスは取り込まれてしまうが、抵抗したアネスはシャクマの力を解放したためにアネス自身は封印されてしまう。そのままでは完全に力は戻らないため、ラブレスは封印を解くようにシャーマン王に頼む。シャーマン王は素直に封印を解いたが、同時にアネスを押さえつけているラブレスのサークレットを破壊して、アネスとラブレスが心の中で直接対決するように仕向けた。
心の中でアネスはラブレスに殺されかけるが、アネスの必死の呼びかけによってシャクマが心の中に呼び込まれたことで形勢が逆転し、ラブレスはアネスが歌う思い出の歌を聴くことで無力化して、アネスに取り込まれた。
アネスとラブレスが融合した姿は、金髪のグラマラスな美女の姿をしている。アネスがシャクマの力を引き出し、世界樹を復活させようとした矢先に、生き延びていたランドールの攻撃で胸を貫かれて死んでしまうが、シャクマの力で蘇った世界樹の力でアネスは復活した。
戦いが終わった後、ランドールにそそのかされたとはいえ、シャーマン王を封印して世界樹を滅亡させようとした罰として、5年間獣人の姿で追放されることになり、シャクマに預けられることになった。