概要
声:杉野田ぬき
儲けるためなら非情な手段を辞さず、大規模なリゾート開発のためにチャップの故郷であるホイップソンを住民ごと焼き払う、工場排水でクラーケンが生息する海を汚染させるなどの悪行をやってのけており、武器の売り上げを増やすためだけに魔王竜スカードンの復活を目論む悪徳商人である。
居城であるビネガーパレスではアラビア風の格好をした侍女達を侍らせている。
もっともこの侍女達もビネガーの悪行により行き場を無くしたり、無理やり言うことを聞かされているのが大半である。
世界的大企業の社長で簡単に世界の経済を思いのままに動かせるほどの影響力を持っている。チャップがメローラ姫からおねだりされるアイテムの殆どがこの会社がPRしたことにより世界的ブームになっているものである。
ただの悪徳商人なわけがなく…
ストーリーのラスボスがただの悪徳商人なわけがないのは当たり前。
実は昔ドラゴン少林寺の道士だった。しかも、ドラゴンナイトにもなれる一握りの天才だったらしいが、闇と契約。俗に言う闇堕ちである(闇堕ちの原因は未だ不明だがデアファルコン曰く『闇に魅せられた』とのこと)。
闇との契約によりダークドラゴンナイトになる力を得てドラゴン少林寺から逃亡していたことが明らかとなった。この事件はドラゴン少林寺の歴史の中でも相当な大事件だった。落とし前をつけようとドラゴン和尚を筆頭にドラゴンナイト達で戦いを挑んだが敗北してしまった。
最期
最期はドラゴンナイトとして覚醒したチャップ、ヴィンサント主人公一行と決戦。ダークドラゴンナイトの力はやはり絶大で、当初は優勢だったがチャップがドラゴンナイトとして完全に覚醒したことにより徐々に劣勢となる。最終的にダークドラゴンナイトの力を暴走させ人間であることを捨て魔物化するも純粋な強さとの差を埋めることはできずに敗北。闇に飲まれ完全消滅した(表向きは行方不明ということにされている)が、世界の経済を握っている大企業の社長が消えたのは表社会にも影響を及ぼしていた。世界がビネーマンショックという大不況に陥り経済が回らないようになってしまったが、ビネガーがいなくても経済を回せるようにしようという動きがあり徐々に復興していっている。