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概要編集

佐伯まこととは人狼ゲーム ビーストサイドの登場人物である。


人物編集

人狼ゲームの参加者の女子高生。

小説版では主人公の同級生で2年4組。コミカライズ版では主人公が変更された関係か、1年生になっている。

無口で大柄で何を考えているかもつかめない、クラスからも浮いた存在。

コミカライズ版では黒髪パッツンのロングヘアで、まつげが長く、短かめのスカートを履いている。

校則ではバイト禁止になっているにもかかわらず、CDショップでバイトをしている。

ストローを噛む癖がある。


ネタバレ編集

以下からはコミカライズ版のネタバレになります。









活躍編集

序盤こそおとなしくしていたものの、中盤で『共有者』であることをカミングアウトした。

これは『共有者』はお互いが『村人』であると認識し合える役職であることから偶発的に『村人』を処刑する確率を下げることができ、また『共有者』には『占い師』のような特殊能力がないため優先的に『人狼』に襲われることがないという判断からだった。

彼女はこのカミングアウトで場を支配することに成功する。

そして、他の参加者との談合によって『人狼』であった伊勢淳を処刑に追い込むが……



「最期に 何か言い残したことはあるかい?」


処刑が決まったことにより、ゲームの参加者が装着させられていた首輪が作用し、苦しむ伊勢。

死の間際に伊勢は隠し持っていたナイフを振り回して暴れまわるが倒れこんでしまう。

佐伯は何を思ったのか上記の台詞を吐きながら伊勢に近づく。

伊勢は最後の力を振り絞ってナイフをぶん回し、これが佐伯の首を直撃。

佐伯は首から大量の血を流し、物語から退場する。


性格編集

上記のように『共有者』の特性に気付き、場を支配するなど、頭の回転が速く、胆力もある。

その一方で、煽り癖があるほか、バ先のCDショップで万引きをしていた藤堂由紀彦からお金を揺するなど性格に問題がある。

また、藤堂を揺すったのは、弱みを握ったときに、どの程度影響力を行使できるか興味があったからであり、良くも悪くもこのゲームの適正があったといえる。


小説版との違い編集

概ね同じ。もっとも、コミカライズ版では彼女の性格が祟って死亡したのに対し、小説版では理由は不明だが小木曽正則を庇って死亡した事になっている。


余談編集

主人公が『人狼』である本作において、『村人』側の難敵であった彼女がゲームのルール外で退場した展開には賛否がある。

また、彼女は『共有者』をカミングアウトした際に相棒を名乗らせず、そのまま退場してしまったため、結局もう一人の『共有者』が誰かは判明していない。

状況的に榎本亜希子柳川祐貴だと予測されているが後者については既に処刑されており、この場合では佐伯は「名乗らせなかった」のではなく「名乗らせられなかった」ことになる。





その他編集

劇場版には登場しない。

コミカライズ版の扉絵では、食堂テーブルの上に寝転び、割腹されて出てきている自分の小腸を食べる、という猟奇的なグラビアを披露している。

次作のクレイジーフォックスには同姓の佐伯桃子が登場するが、関係は不明である。


関連タグ編集

人狼ゲーム

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