設立まで
戦時中、うっかり口をすべらせてしまった「赤錆昆虫バグビート」。
その発言はお偉いさん方の逆鱗に触れてしまい、敢え無く廃棄物とされてしまった。
うだうだと日常を過ごして行く内に、ふつふつと湧き上がる黒い感情。
冒険者を見るたびに、その輝きが眩しく、妬ましく、
どんどんひねくれダークサイドに落ちていった。
「やつらの青春の１ページに、苦い思い出を刻むような悪戯」を引っさげて、
とうとうひとつの集団を創り出してしまった。
それが『鉄屑道化団アーケディア』のはじまりである。
種族問わず、あちこちに張り紙が張り出されている模様。
殺戮、慢心は御法度だが、悪戯で相手をプギャーするのは問題ない、
とても後ろ向きなギルド。
具体例：歯磨き粉をねりわさびにする。配給品に洗剤を入れる。矢印の方向を変えるなど。
おいでよ！アーケディア！うしろむきしようぜ！
所属国はブライゼン連合国。なお、愛国心はあまり無い模様。
はみ出しものが集まりやすい環境であるようだ。
物語は一時終幕を迎えた。が、我らの歩みは未だ止まらず！
バグビートの意思がまだ、悪戯に燃える限り、我らに後退と退場は無いのだ！
構成員
団長 赤錆昆虫バグビート
全長：2m弱 体重：ヘビー級 種族：機甲種
ブライゼン連合軍にて製造された、高性能機動昆虫。高度なAIが搭載されているため、
人間となんら遜色なく会話することができ、感情も併せ持つ。
ダークサイドへ脚を突っ込んでしまい、どんどんAIがひねくれてしまった。
そのため、悪戯のネタは尽きず、日々そんなことを考えている。
「ビッグなこと…したいんだよね」
その結果がこれだよ！な、悪童的だが、団長である。
ものすごく癖の強い連中が集まったからか、ツッコミ係になっている。
組合の長とは、いつでも苦労をかかえているのだ。
火のものが今でもトラウマであるようで、話にだすとよく怯える。
あと腹がエロイ。
硬いもので叩くととてもよい音がなる。楽器として扱えるかもしれない。
危険因子との遭遇により、実験材料として利用されそうなところ、
様々な意思と、ｵｰﾄﾏﾀの活躍により、彼は自分を貫くことになった。
まだまだイケるぜ！アーケディア！！
堕学者 ザマクラー・メイスティカス
全長：180前後 体重：それなり級 種族：半ダークエルフ・半デーモン
様々な魔導、科学界で「それなりに」貢献した割には、あっさりと追放された科学者。
しかも悪魔と契約なんかしちゃったもんだからさあ大変。
欲望に忠実な研究と、逆恨みからくる後ろ暗いオーラをまとい、
彼は今日も叫ぶ。
「科学と魔導！？ハッ、笑わせるな！時代は太腿！膝枕！
アルケミックなEROSだよ！フハッ、フハハハハアアアッ！！」
そんなことを叫んでいれば、おまわりさんに通報されるのは至極当然である。
ザマクラー粒子を補給しないと喘息のような症状が起きる。
ふらふらとさまよった結果、たどり着いたのがこのギルドであった。
彼は今日も楽しく、「服だけ溶かして肌に害のない秘薬」の研究をしている。
仮面を複数つけるのには理由があり、悪魔と契約をする際、
極度の赤面症と、素顔を見た者に生涯付き従わなければならない制約があり、
それを嫌ったｻﾞﾏｸﾗｰは何重にも仮面をつけることとなった。
今となってはなんだかよくわからない力で覚醒してしまったので、
ほぼ無効となっているが、本人はその制約に大分とらわれている模様。
悪魔っ子 ルブルム
全長：170cm 体重：ライト級 種族：オレ様族・悪魔科
愛の無償配布を謳っているｷｬﾋﾟｷｬﾋﾟの悪魔。
年中「俺様の裸を見たければいつでも言ってくれ！」と叫んでいる。
高圧的な態度は普段からだが、素が出るときは良い子になる。
しっかりちょうkyいや、教育すれば高位の悪魔となれる素質をもっている。
闇の炎を抱かせて消す魔法が得意。あと調理に重宝する。
なんやかんやあってアーケディアに所属することとなる。
自分に近しい匂いを感じ、同じ穴のムジナになってくれた。
そして穴を掘っている。穴ばっかりだよ！
性別という概念がないらしく、性別ファンタジア。
へそがエロい。
石化しようが槍が降ろうが、ｱﾊﾞﾝﾁｭｰﾙのためならばえんやこらさ。
魔力をつきやぶってキスシーンを求めるくらい情熱的である。
超融合生命体 厄災のヨルケ
身長：ちゅうくらい 体重：軽め 種族：いっぱい！
自らに嫌気が差し、完璧な生命体を目指した魔術師。
魔術界からは認められず、禁忌された融合魔術に手を染め、
他生物との融合を繰り返した結果、アムダミナの術士養成機関を退学させられる。
その魔術の凶悪な一面と、日々変化する魔術師は忌み嫌われることとなってしまう。
それを転機とし、魔術師の黒い感情は、アーケディアと呼応する形になった。
手製のトラップをあちこちに仕掛け、鬱憤をすべて吐き出すこととなる。
チャームポイントは帽子ともふもふの髪。
割と天然系な喋り方をするおっとりさん。あとへそがエロい。
よーく見てください。たぶん女子です。超融合生命体兼女子かもしれません。
男子かもしれません。どうしましょ。
と思っていたら、胸の大きさ張り合いを目撃。
どうやら乙女な血が流れているもよう。
いいかい、全ては形と美しさだ。大きさなんて、大きさなんt。
極大魔法、パラレル・オブ・エロティカルによって、
死亡フラグが確認されているが、パラレルで消し飛ばしてやろうぜ！
賞味期限ｷﾞﾘｷﾞﾘ自動人形 エート
身長：181cm 体重：重め 種族：機甲種
自我覚醒していながらも、製作途中で廃棄されてしまった自動人形。
ゴミ捨て場でいじいじしていたところ、アーケディアの存在を知り、加入することとなる。
YES！復讐！ﾀﾞｧﾑﾃﾞｽﾄﾛｲ！人形師！
彼は今日もいたずらしながらも、人形師への復讐を考えている。
一人称は「僕」と、何かと大人しい印象を受ける。
自分で設置したトラップを確認したところ、気づいたらミミックにｱｯーされたり、
つまずいて転んだりと苦労人臭が消える様子がないようだ。
アーケディアの癒し系キャラとして、彼は大いに貢献してくれるだろう。
最近では、己の記憶が頭の中でぐるぐるまわっているようで、
何かに目覚めそうな気配があるが、彼は彼でいてほしいところ。
お魚親善大使 セキショウ
身長：それなり 体重：かるめ 種族：とり
アムダミナで魚を食べてたのしく暮らしていたが、いろいろあってお引越し。
ふらりふらりとたどり着いたブライゼンでバグビートと出会い、入団。
嫌がられるほどやる気がでるすばらしいモチベーションの持ち主で
ブライゼンでもそんなことないかな！と期待に胸をふくらませていたが
（実際すばらしいおっぱいだが）そんなことがあまりなくがっかり。
アーケディアでその欲望を発散させている毎日のようだ。
お魚大好きのためお魚がらみのイタズラは
すべて彼女の仕業であると逝っても過言ではない。
食べ過ぎてもプロポーションが崩れそうにないあたり、
そろそろ粒子保存のための協力者となって欲しい。
バｂ… 猜忌の魔女グリゼルダ
身長：165cm 体重：レディにその質問はダメですわ 種族：まじょ
フルネームはグリゼルダ・カペレッティ。ハイロンド王国出身の魔女。
お供のにゃんこを引き連れて、今日もババa…魔女はゆく。
お嫁に行き遅れてしまったのを気にしているようす。
輝かしい巨乳とまぶしいリア充カップルがあまりにも憎たらしく
主にその条件を満たすものどもにイタズラをしかけている。
そんな彼女の胸はまな板（やわらかい表現）である。
イケメンを見るとすぐに惚れてしまうため、男性の姿がネコに変換される
ふしぎメガネを手放さない。しかし素顔も一度拝んでみたいと思う。
そろそろメガネを外し、求愛行動にうつっても良いのではないか、
などと思うのは、ロマンスを思うあまりの病気なのだろうか。
キレイな空気募集中 機械いじりのモノ
身長：141cm 体重：かるめ 種族：おさかな族
子供と思ってあなどるなかれこう見えても技術者である。
ロボットのくせに人格を持つ上それなりに暴走しているバグビートのことが気になり
後ろにずっとついていくショタっこ。入団というより、ついてきているだけらしい。
しかしイタズラはたのしく行っているようなので、立派な団員である。
マスクは絶対にはずさない。食事のときは例外。
そして水も欠かせないらしくかならず給水君をひきつれて行動する。
最近ではﾌｧｰｽﾄﾁｯｽを半ば強制的に奪われ、ｻﾞﾏｸﾗｰに黒い感情を渦巻かせているらしいが、
被告は全くの無関心で、復讐する機械をつくっているとかいないとか。
科学と工学、どちらが勝するか、乞うご期待。
興味本位でバグビートを観察していたが、少年の思考では、
彼の考えを理解することが出来なかった。そして、少年の思いは、
彼に伝わることは無くなってしまったのだ。
彼の者に友人は必要なく、道を進むものの生涯と見なすだろう。
少年はひとつ、大人になることとなるのは、別のお話である。
行動方針等
第一章 おとしあなをほる！！
落とし穴に何かしらのアルケミックマジカルEROSアイテムを導入すると、
さらに興奮するであろうと予測される。LET'S ANA HORI！！
何人か犠牲者が出たようで、青春に泥をぬることに成功！
第二章 にせたからばこをしかける！！
説明しよう！
オペレーション・ミミックボックスとは！
宝箱モンスター、無駄なアイテム、ドンウなどを設置し、
自国、他国、無差別に引っ掛けてしまう恐ろしい作戦である！
LET’S HACO SECCHI！！
結果、さらに犠牲者が出た模様！
タカランバコに追われた苦い思い出をプレゼントすることに成功！
第三章 にせちずとまずいおかしをくばる！！
適当な内容の地図とおいしくないお菓子をくばって
冒険者を心のそこからガッカリさせてしまおうというミッションだ！！
しかしどうやら他のブライゼンギルドはギルド同士で争っている様子…？
だがそんなことは！知ったことではない！むしろ好機！
どんどん足をひっぱったりジャマをしたりしていこうぞ！
最終章 めざせきおくのかいそう！バグビーききいっぱつ！！
「かまやしねえ！すきなだけやっちまえ！」
首領、バグビートの一声で、方針が定まった。数々の冒険者を陥れ、
悦に浸るだけの集団だったが、最終章は一筋縄ではいかない！
どうするバグビー！どう脱ぐザマクラー！まだ石化かルブルム！
何か思い出すかエート！お魚おいしいかいセキショウ！
結婚しろB…グリゼルダ！ファーストキス石の味かモノ少年！
次回、最終回！
「トイレに出る蟲って怖くね」にご期待下さい！！
