和泉守兼定のコメント
いずみのかみかねさだのコメント
歴代の刀工・兼定のうち、関の兼定二代目・会津兼定十一代目の2名を指す。または彼らの打った刀。前者は通称「之定」として評価も高く、後者は新撰組副長・土方歳三の愛刀としても有名。
コメント
種
2015-06-15 21:53:10
種
2015-06-15 21:52:29
幕末に和泉守を受領した兼定は一人しかいませんよ。兼定は関初代兼定から世襲で続いていますが、和泉守は朝廷から与えられる官位で刀工や商人に与えられた場合世襲できません。
基本的にはその銘を使えるのは一代限りです。
また現在、会津兼定は11代が最後とされています。
現存する二尺三寸の和泉守兼定はその和泉守を受領した、会津11代兼定の作であることが分かっていますが、二尺八寸の近藤さんの書簡に出てくる方については現在厳密には作者不明では?(書簡が出されたのがその刀工が和泉守受領する一か月半前であること、書簡以外でその存在が確認できていないことなどが理由です)
またその書簡が出されたのは文久三年で、二尺三寸の年紀銘は慶応三年二月日なのでその二振りは別の刀と見るのが一般的ではないでしょうか。
ゲームの中のキャラクターではなく実在の刀について扱うのならば、たとえゲーム中の設定と食い違ったとしても最新の刀工研究の成果を反映させた方がいいと考えますがいかがでしょうか。