概要
ジオン公国軍が開発した大型戦車(マゼラ・アタックとも)。全長10.2m。
高価で量を揃えることが難しいMSを補う兵器としてジオン軍の地上部隊で運用された。
61式戦車とは違いMSを火力支援するコンセプトで開発されており、高い位置に設置された砲塔部は旋回せず、性格としては自走砲に近い。
最大の特徴は車体の「マゼラベース」とVTOL機構を持つ砲塔部分の「マゼラトップ」で構成されている点であり、マゼラトップは一時的に航空機として飛行もできる。
一度分離すると現地での再接続はできず、飛行時間も5分と短いが、この特異なメカニズムによって運用の幅は広く、運用次第によってはモビルスーツに匹敵する戦力となった。
派生機として、マゼラベースにザクの上半身を乗せたザクタンクがある。
武装は3連装35mm機関砲と175mm無反動砲を搭載する。
なお、この無反動砲は「マゼラトップ砲」としてザクの携行兵器に流用する事が出来る。