概要
人類に敵対している「霧の艦隊」と呼ばれる第二次世界大戦時代の艦の形状を模した艦艇群の中の一隻「イ401」。形状は旧日本海軍の伊400型潜水艦の二番艦である伊401を模している。イオナと呼ぶ場合はメンタルモデルの方を指す場合が多い。
元々は超戦艦級であるヤマト直属の潜行偵察部隊としてイ400やイ402と共に諜報活動に従事していたが、千早群像を艦長としてからは情報戦用の装備を撤廃し、戦闘潜水艦として大幅に改装した。また硫黄島にてさらにオプション艦の追加など機能拡張を行われ、戦艦級の火力を実装している。
なんらかの思惑によって霧の艦隊から離れ、千早群像やその仲間達をクルーとして乗せ、自身の意思で独自に霧の艦隊と敵対している。
原作版
メンタルモデルの容姿は銀髪碧眼の小柄な少女姿。主にTシャツとホットパンツという簡素な格好をしている。
普段は情緒が薄く無表情のように見えるが、顔芸と呼ばれるようなユニークな表情をしたり、アニメ鑑賞や不平をいうなど、とくに千早群像以外と応対する時はかなり図太さを感じさせる性格を見せ、一般的な人格を持ち合わせている。
ただし自己主張することはあまりなく、基本的に従順。口調はフランクだが、態度は事務的であり、必要最低限の会話しかこなさない。
霧の艦隊最古クラスのメンタルモデルの持ち主であり、霧の艦隊・総旗艦に匹敵する最高レベルの知識と経験値を保有している。
アニメ版
CV：渕上舞
設定変更にともないキャラクターが大幅に変更されており、ほぼ別人となった。服装も脇の露出した青いセーラー服のようなものにデザインチェンジされている。メインヒロイン扱い。
無表情で無感動な非常に機械的な少女になっている。原作のように冗談を言ったり他の艦に不遜な態度を取る事もない。性格も原作より情緒に欠ける機械的なものになっているが、逆に無垢な面が全面に押し出されており、原作より幼い印象を受ける。また、原作には無いメンタルモデルでの徒手格闘を見せており、ハルナのクラインフィールドをも破壊しかけた兵器・岩蟹を単騎で撃破した上に部隊を撤退に追い込む程の戦闘力を発揮した。
さりげなくタカオやハルナと共にEDのヴォーカルも務めている。
原作と違って最初から確固たる人格を形勢していなかったため、話が進むに連れ徐々に人間らしさを確立していく中、タカオの乙女プラグインの影響もあって千早群像を意識し始め、最終的には恋愛感情に似た想いを抱くようになる。
また同時にその変化によって本来兵器には不要とされていた哀しみや姉妹愛などにも目覚め、霧の艦隊と戦うことにためらいを覚えていく。
また彼女の精神的成長や人格の確立に伴い、彼女が開設したとされる霧の艦隊が利用するチャットルームも次第に彩りを得るようになっていく。
最初は大理石柱のサークルとテーブルセットしかなかったが、1クール最終話付近ではサークルの外に色鮮やかな庭園ができていた。
艦隊これくしょんとのコラボ
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- 2013/12/24からのコラボイベントで、期間限定ではあるが彼女が味方として使えるようになった。キャラクターの性格設定はアニメ版。
- 艦種は潜水艦だが、性能はそれ以前に実装されていた潜水艦4隻どころか、潜水艦に攻撃できる艦種すべてをも遥かに凌駕するぶっ飛んだ性能。
- 潜水艦として重巡以上の攻撃を受けないくせに戦艦並みの火力と装甲&重巡以上の耐久&さらに対空値もある+雷巡並みの雷撃+おまけに瑞鶴を超える運を持つなどなど。ただし、資材消費量も長門以上を誇る。
- つまり「潜水する戦艦」、ぶっちゃけチート。タカオ達も部隊に入れた暁には資源が大変なことに。
- とはいえ「これでもまだ性能抑えてる方」と(原作やアニメ終盤を見た人に)思われたのは内緒。
- ちなみに演習や伊号潜水艦が関わる任務にも起用可能。しかし、それらの中でも2隻以上の潜水艦を必要とする任務は1日〜丸2日を要するのがネック。さらに上記の通り燃費が凄まじく悪いので、あまり遠征行きのお薦めはできない。
- 演習相手の部隊に彼女がいる、という可能性もある。ただでさえ敵に回したくない性能だというのに、問題は同イベントの終盤進行過程に「一日の演習で4回勝利する」という任務が存在していることである。
- これがどれほど恐ろしいかというと、「爆雷ソナーを持った五十鈴と夕張の対潜ですら彼女の初期装甲にも及ばない」、つまり単横陣で丁字有利を引かない限りほぼ無敵なのであった。
- 演習相手の部隊に彼女がいる、という可能性もある。ただでさえ敵に回したくない性能だというのに、問題は同イベントの終盤進行過程に「一日の演習で4回勝利する」という任務が存在していることである。
ただし幸いにもSランクでなくても勝利判定ならOKなので、6隻かつ霧艦艇がイオナだけの場合、
重巡以上で固めてイオナを無視してしまうことで、最悪「戦術的勝利(Bランク、いわゆる辛勝)」に持ち込む戦法が取られていた。
- 戦闘時、敵攻撃をノーダメージにしたときにはクラインフィールドによる防御エフェクトが発動する。
- 秘書艦にした場合、二人っきりになると提督がおなかを見たがってくるという事実が判明する。…アニメネタなんだけど群像さんにバレたらえらい事になるんで大概にしておきましょうね提督。（イオナはおなかを見せると艦船側の艦首が開いて超重力砲が展開されるので。）
- なお彼女だけではないが、メンタルモデルの中破イラストには多大な期待を寄せない方が身の為である。あくまで服まで含めて金属による構成物であり、中身が存在するかは彼女達の構成次第なのだから…特に、四肢が歪みジト目でこちらを見るイオナに恐怖を感じる人もいる。
