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メンタルモデル

めんたるもでる

『蒼き鋼のアルペジオ』に登場する、一部の霧の艦が有する人型の意識体。
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概要

蒼き鋼のアルペジオ』に登場する、敵対勢力「霧の艦隊」の重巡洋艦クラス以上が各艦に所有する人型の意識体。

元々霧の艦隊は機械的で直線的な思考しかできず、人類との決戦では戦力で圧倒したものの戦術戦略的には何度も手痛い反撃を受けて来た。
それを教訓に彼等は人間を極限まで再現した人工人体を生成し、それに意識を移すことによって人間の感覚思考トレース・その結果として人間的な思考や感覚、そこから発展する戦術戦略理論を獲得しようとして作られたのがこのメンタルモデルである。
大抵の場合はメンタルモデルにコアが移譲されており、メンタルモデルが「霧の戦艦」の本体といっても差し支えない(逆にU-2501戦のタカオのようにコアをメンタルモデル以外に移して守ることも可能)。実際に艦艇を失ってもメンタルモデルだけで自立活動している個体も数体いる。

尤も機械的で直線的な思考しか出来ないハズの霧の艦隊が何故メンタルモデルを獲得出来たのか等謎な部分は多く、その真実は最初にメンタルモデルを獲得したヤマトしか知らない。

容姿

総じて若い女性の姿をとる。またヤマトのメンタルモデルの1人であるコトノ以外の共通項として黒目の周囲にリング状の線が存在する。
女性である理由は多くの人類が艦艇を形容する場合に女性として扱う為で、それを誤解した霧の艦隊が「艦艇」という認識に至ってしまったからである。
ちなみにあくまで本編外のアワーズGH掲載されているコラムのタカオ部での話しだが、人間の女性は様々なものに恋をするものだともう1人のヤマトであるコトノに教えられたイ402はヤマトとコトノがメンタルモデルを女性型で作るように霧に命じたのはメンタルモデルに恋をさせたいからでは?と考えを述べた。

人格

元々は機械的な思考しか出来ない為に、メンタルモデルを実装して間もない霧の艦艇は情緒表情に乏しい。だが時間が経つに連れて徐々に人間味を帯びていき、最終的には人間と区別出来ないレベルの精神性を獲得するものもいる。

特に人間と直接コミュニケーションした場合のメンタル発展速度は凄まじく、重巡タカオなどは一週間人間社会で生活しただけで乙女プラグイン(ツンデレ)まで獲得し非常に人間臭くなった。また原作六巻に霧の娘は「予感」を実装すると出奔することをハルナキリクマとの会話中に指摘しハルナ自身もそうなりつつあることを示唆ている。

またメンタルモデルは人間化の足がかりとして人類の文化精神性をトレースしている。
それ等はハルナの「言葉集め」やマヤの「音楽」、ヒエイの「生徒会ごっこ」など個体の趣味として現れている。

能力

外見的には人間と大差ないが、ナノマテリアルで構成された体は非常に頑強超人的な身体能力を有する。またこの状態でもバリアともいえるクラインフィールドを形成可能であり、衣服の一部を任意に変形させる事も可能。
その戦闘力は単体で陸戦部隊一個中隊を軽く撃破出来る程強大であり、単体でも凄まじい戦力を有する。

加えて超長距離通信広域ジャミングを可能とし、人類のセキュリティーなど歯牙にもかけず電子ネットワークに侵入する等情報収集能力にも長けている。
更に彼女達の中には個々が獲得した戦術理論情報を共有する為の掲示板の様なモノ(共同戦術ネットワーク)が存在しているらしい。

メンタルモデルの形成維持には相当量の演算能力が必要であり、軽巡洋艦以下の艦艇ではそもそもの演算能力が足りずに形成出来ない。また、メンタルモデルの形成に演算能力を割いた結果、戦闘力そのものが落ちることもあり、それを嫌ってか自身の艦がメンタルモデルを形成する事に否定的な人物もいる。
ただし駆逐艦等の小型艦艇も、戦艦クラスの演算能力を持つ艦のコアとリンク、演算能力の一部を貸し与えられることでメンタルモデルを形成できるケースもある。

アニメ版では

アニメ版設定では上記の霧の艦隊掲示板のようなものはほぼ撤去されており、かわりにお茶会を意識したチャットルームが実装されているため、主に情報交換などはそちらで面と向かって行うようになっている。
また演出のためかメンタルモデル単体での戦闘力や情報処理能力は大幅に低下しており、陸戦部隊一個中隊相手にも苦戦する姿が見受けられた。だが逆に原作にはなかったミニ侵食魚雷を任意空間に形成できるような描写がなされていた。
ちなみにアニメ版ではジャミング能力がパッシブ化しているらしく、彼女たちの近くでは人類製の電子機器通信システムは動作に支障をきたす描写がなされている(ただしこれは第一話のイオナ登場時のみの描写であり、後のハルナなどはこの機能は稼働していない)。

ジャンルとしてのメンタルモデル

艦船擬人化ジャンルでは、擬人化キャラクターが艤装を装備するタイプ(いわゆる「鋼鉄少女系」)が主流で、かつてアルペジオとコラボレーションを行ったことがある『艦隊これくしょん』の艦娘もこの「艤装形式」に分類される。

これに対し、実艦のAI(制御中枢)が擬人化した姿を持っていたり、戦闘時に実艦型へ変形するようなタイプの作品が「メンタルモデル形式」ないし「アルペジオ系」と呼ばれることがある。
歴史的には海外作品の「歌う船」(1969年 作:アン・マキャフリィ)における『殻人』(人の脳を移植した宇宙船。攻殻機動隊における『義体』に近い)、国内作品では「マップス」(1985年 作:長谷川裕一)において『ビメイダー』(宇宙船の制御を司るアンドロイド)が登場しており、これらがジャンルの源流と考えられている。
時代が下って2001年には中里融司の小説『軍艦越後の生涯』で「船魂」と呼ばれる女性を象った艦船の人格が登場しており、よりストレートにはこの作品がメンタルモデル形式の擬人化で系譜に立つものとされる。

2013年の艦これブーム以降では『最終戦艦withラブリーガールズ』の人形戦艦繁体字中文版『請命令!提督SAMA』に限り使われている呼称で、日本版においては単に「少女」と呼ばれていた)や『ガーディアン・プロジェクト』のガーディアンが挙げられる。当のアルペジオ自体もゲームアプリ化が発表されたため、艦船擬人化ゲーム内でメンタルモデル形式が1ジャンルを形成したと言えるだろう。

艦船以外の擬人化ジャンルでも同じ手法が使われる事があり、例えば『ガーリー・エアフォース』のアニマもメンタルモデル形式と言える。

関連タグ

蒼き鋼のアルペジオ
メンタル モデル

コラボタグ

霧の艦隊これくしょん

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