概要
前作『アーマード・コア』から5ヶ月後に発売された。
「EXTRA GARAGE Vol.1」によると前作の約2年後、地球暦158年が舞台とされている。
今作からシリーズ恒例となるアリーナが登場した。
ミッションの数こそ少ないものの、ストーリーに明確な悪役とヒロイン、ライバルキャラが存在し、勧善懲悪的なストーリーが展開されるのが特徴。
また、フィンガー等の一部パーツを除けばパーツバランスも良好とされる。
今作のミッションの一部は後の「ACNX」でリメイクされ、ライバルが搭乗するヴィクセンはディティール等の変更が加えられた上でプレイヤーが使用できるパーツとして登場した。
余談だが、「敵対組織である非合法研究機関との戦闘」を描いたストーリーは、ACMOAと共に二次創作のストーリープロットのテンプレートとされた。
ストーリー
「地下複合都市『アンバー・クラウン』へ侵入して欲しい」
たったそれだけの文面で依頼主の名前すら不明であったが、それと共に提示された報酬は莫大な金額となっていた。この状況と提示された金額の多さから、相当に危険な任務であると判断することが可能であったが、レイヴンという職を生業とする以上、危険はある意味、日常と等価であった。
依頼を受諾したレイヴンは莫大な前金を手にし、愛機と共にアンバー・クラウンに向かった。
登場人物
CV:長沢美樹
アンバー・クラウンを拠点として活動する女性レイヴン。主人公をアンバー・クラウンに呼び寄せた張本人であり、作中ではほぼ彼女の意向に沿った形で動く事になる。ミッション依頼やメールを送る以外にも度々自らAC「コーラルスター」に乗ってミッションに参加するなど主人公と接する機会が多く、ACシリーズでは珍しいヒロイン的存在。
CV:速水奨
カスタムAC「ヴィクセン」を駆り、主人公の前に何度も立ちはだかる本作でのライバル的存在。台詞の端々に「面倒」が出てくることでACプレイヤーに認知されているヒト。
万年アリーナ最下位の座を死守する名物レイヴン。ネタ的に愛される存在。