3.「うしおととら」の「とら」
概要
藤田和日郎原作の少年漫画『うしおととら』に登場する妖怪であり、もう一人の主人公。
潮の自宅である寺・芙玄院の蔵の地下で獣の槍で500年もの間封じられていた強大な力を持つ妖怪。
潮によって獣の槍の封印から開放され、その潮を喰らうために取り憑いた。
齢2000歳を超える大妖であり、かつては近隣一帯から恐れられていたほど凶暴な存在だった。
長く生きているだけあって妖怪や様々な術に関する深い知識を持ち、かつては「雷獣」「わいら」など色々な名前で呼ばれていた。
日本の妖怪たちの間では「長飛丸」で知られている。これは山の一つ二つを一瞬で飛び越えるほどの速度で飛べるところからきている。
ただし、潮が「とら」と名づけて以来、長飛丸と呼ばれると「長飛丸と呼ぶんじゃねぇ」と口癖のように言っている。
その実力や800年前の白面の者との戦で見せた勇猛な戦いぶりから妖怪の中でも一目置かれる存在で、その名を聞いただけで震え上がる妖怪も多い。
ただし、その割には精神年齢が子どもっぽいところがあり、
潮と本気で喧嘩を楽しんだり、心理や行動パターンは、そこらの不良少年とさほど変わらない。
物語中で「雷と炎の化生」と呼ばれたこともあり、その二つ名の通り火炎を吐き、凄まじい破壊力を持つ雷を自在に操る事が出来る。
その他にも姿を消す。壁を通り抜ける。変化する。等の多種多彩な能力を持つ。
ジャンボジェット機を支えるだけの腕力を持ち、至近距離から拳銃で4発撃たれても全ての弾を己の髪で難なく掴み取れるなど身体能力も非常に高く、体を真っ二つにされても死なず手足をバラバラにされてもその手足を操って攻撃できるなど不死性もかなり高い。
獣の槍から解放された後、たびたび人間を喰おうとはするが現代の人間が身にまとう香水や装飾品が不快で喰えずにいた。
そんな中、真由子からもらったハンバーガー(特にてりやきバーガー)を食べて好物になる。その他にも人間が食べる様々な食物を普通に食べているので慢性的な空腹ではないようだ。
当初は潮を喰うチャンスを狙い、潮はとらが人を喰わないように見張るという奇妙な関係だったが、
様々な妖怪との戦いを経ていくうちに互いに絆を深めていき、やがて東西の長達から「2体で1体の妖」「2体で最強」と称えられる程、一心同体の闘いぶりをみせるようになる。
とらの「喰ってやる」という言葉の裏には「他の者に害されないように自分の口の中に隠しておく」というニュアンスが含まれているらしく、潮と深く関わっていくにつれ、喰えるチャンスがあるにも関わらず何故か潮を喰うのを躊躇したり、他の[[妖怪]に喰わせない為に守るという矛盾的な行動を取ることが多くなるのは、そのせいでもあるらしい。
この「喰ってやる」という言葉は、主に潮に対して向けられた言葉であるが真由子に対しても使われていた。
物語の終盤で明らかになるが、とらと白面の者と獣の槍との間にはとら自身も知らない大きな秘密がある。
概要
"とら"とは、主に東方Project系のイラストを手掛ける絵師さんである。
イラストを見れば分かると思われるが、大の太眉好きである。
本人曰く「太くたくましい眉毛は勇気の証!」らしく、一種の性癖なんだとか。
好きな東方Projectのキャラクター
とら氏のイラストを見る限りでは、秋の象徴である「秋姉妹」が好きだと思われ、他の春夏秋冬キャラに位置づけられる「風見幽香」・「レティ・ホワイトロック」の評価も高いであろうと思われる。
(余談ではあるが、とら氏の描く「レティ・ホワイトロック」を一目見ておくことを強くオススメする。)
また「紅美鈴」・「アリス・マーガトロイド」好きである印象も強い。
フラッシュ
絵師であると同時にフラッシュ職人でもあり、代表作に「うずうずナズー」等がある。
とら氏のブログよりDL可能【http://tra15.blog115.fc2.com/blog-entry-73.html】