人物像
『機動戦士クロスボーンガンダムゴースト』の登場人物。
「エンジェル・コール」をめぐる戦いの中、テテニス・ドゥガチの命により、新生宇宙海賊クロスボーン・バンガードの代表に任命される。
視力を失っているが、自身のニュータイプ能力と機体の周囲の状況を音に変換し伝えるシステム駆使してモビルスーツクロスボーンガンダムゴーストを操縦する。
本人もクロスボーンガンダムの機体の癖やコンソールの配置を熟知しており、盲目というハンデをものともしないが、前述の通り周辺の状況を音として変換し、認識している為、相対する敵機のデータが無い場合は不利な状況を強いられる事もある。
その正体は明言されていないが、木星戦役の際に行方不明になった所を記憶を失い生還した、というのが表向きのプロフィールとなっている。しかし、大手運送会社「ブラックロー運送」と深い関わりがある他、かつてミノル・スズキやローズマリー・ラズベリーと親交があった事が語られている、海賊のMSであるクロスボーン・ガンダムの操作に習熟しているなど過去の経歴には謎が多い。
彼の友人であるエリンは、彼の生まれもっての癖や細かな言動などに違和感を覚え、「この男はカーティス・ロスコではない」という確信を持ち、宇宙細菌「エンジェル・コール」を持ち出した事から物語は始まっている。
当シリーズの読者にとっては正体は既にお見通しであろうが、それに触れるのは野暮という物であろう。