奈落(犬夜叉)
ならく
漫画及びアニメ『犬夜叉』の登場人物。
概要
犬夜叉一行と敵対する奈落一派の首魁。
全ての黒幕たる「四魂の玉」を除けば本作のラスボス的存在である。
強さと逃亡癖
実力は作中最強と言っても過言ではない。
殺生丸すら溶かす瘴気を武器とするが、奈落の強さは無敵にすら感じる絶対的な防御力にある。
物理攻撃完全無効、冥道にも飲み込まれない異次元耐性、殺生丸のチート武器「爆砕牙」でさえ奈落には決定打に成り得ず、挙句の果てにはさんざん弱点と語られてきた四魂の玉を貫かれてもすぐには死ななかった。
ガイドブックに記された生身の身体能力は29巻時点でなんと殺生丸をも凌ぐ(ただし作中では白兵戦がなく、自慢の身体能力は活躍しない)。
…と、稀に見る程の凶悪な強さを誇っているが、とにもかくにも逃げまくる。作中では20回以上逃げている。
犬夜叉一行にさらなる苦しみを与える為に、あえてとどめを刺さずに撤退したことも何度かあるが、少しでも状況が不利になると、それ以上抗戦しようとせずにあっという間に逃げ去ってしまう。
結果論だが逃げずに戦っていれば、犬夜叉達はとっくに死んでいただろう状況の方がはるかに多い。慎重過ぎるのも考え物か。
本当の姿:第6巻~9巻及び回想
腕力 :★★
生命力:★★★★
眼力 :★★★
妖力 :★★★
知力 :★★★
瞬発力:★★
誰にも変化していない時の奈落の姿。一人称は「我」。
狒々の皮を被っており、素顔を見せない。声は鬼蜘蛛と同じ。
これが奈落の本当の姿であり、人見蔭刀の姿になってからも奈落の傀儡はこの姿で登場する。
第二形態:第9~28巻
腕力 :★★★★★
生命力:★★★★★
眼力 :★★★★
妖力 :★★★★
知力 :★★★★
瞬発力:★★
美形の城主、人見蔭刀を乗っ取ってからの姿。
奈落の姿としては最も有名。
この状態は「ワカメ」の他に「殿」とも呼ばれる。
一人称は人見蔭刀同様に「わし」になる。