ファイナルファンタジー5、6に登場するキャラクター。
どちらも肩書き・職業はものまね士(またはものまね師)である。
FF5
第一世界において、ウォルスの塔で一つだけ取れなかったクリスタルの欠片を第三世界で守護している怪人(モンスター?)。実は海中に沈んだウォルスの塔へ行く前に彼に会う事が可能であり、近辺のカーウェンの街内で彼らしき人物がいる他に、一部の住人もウォルスの塔へ向かおうとする彼を目撃している。
戦闘時の彼
飛空艇が潜水機能を搭載してから水没したウォルスの塔に行き、最深部に落ちているクリスタルの欠片に触れると戦闘になる。
戦闘開始直後のセリフが彼を倒すヒントとなっている。ものまねの極意が分からなかった者達に対しては、魔法攻撃にはホーリー・フレア・メテオの三大魔法によるカウンター、物理系攻撃にはダメージ9999のカウンター攻撃を行う。
なおも極意が分からない人に対しては、連続メテオの嵐である。
でなおしてきなしゃーい!
倒す方法は『相手の真似をすること』であり、一定時間何もしなければ勝利することが出来る。
如かしながらやり込みプレイヤー達は敢えてダメージを与えて倒すという、ものまねの極意に背く手段をとる者も多い。しかし、ステータスは軒並み高水準であり、HPも47714と同作品内ではトップクラス。まともにやり合う場合は、そう簡単には死なないよ(47714)うである。よい子の皆さんは、しっかりとものまねの極意に沿って倒しましょう。
撃破すると、ものまね士のジョブが手に入る。
FF6
隠しダンジョンに住んでいるキャラクター。世界崩壊後にのみ仲間になる。一人称は「俺」だが、性別や年齢、種族も不明と謎の多い人物である。隠しダンジョンである「ゾーンイーターの中」に入るためには、とある島に登場するゾーンイーターに吸い込まれる必要がある。
このゴゴの洞窟はさり気なく難易度が高く、天井が落ちてくるマップ(安全地帯に居ない場合即ゲームオーバー)や、途中の橋では数人の番人が彷徨いており、ぶつかると下のフロアに突き落とされる。RPGというよりは、アクション要素が練り込まれた難関ダンジョンである。
その最深部に彼がおり、話し掛けると「世界を救うための物真似をする」という理由で仲間になってくれる。
能力について
ステータスは素早さと各種回避率は平均的だが、それ以外の能力は低め。装備可能な防具は主に魔道士系の軽装服で、武器も同じ系統で短剣やロッドである。固有アビリティは、直前のキャラクターと同じ行動を真似する『ものまね』。さらに他の仲間の戦闘コマンドを、自由に3つまでセットする事が出来る。瀕死時に発動する超必殺技は、相手の脳天に隕石を落とす『おしおきメテオ』。
魔法はその時に参加しているゴゴ以外のパーティメンバーが使用可能な魔法に限られ
本人は自力で魔法習得が出来ない。というより魔石が装備出来ないため、魔石によるステータスアップも不可能。なお、技や魔法の威力はゴゴ自身のステータスが反映されるため、高火力を出すには多少の工夫が必要。その代わり、「他のキャラクターのアビリティを使える」という特性上、サポート役としては無類の力を発揮する。
またガウの『あばれる』はセット出来るが、『とびこむ』はセット出来ない。ティナの『トランス』もセット不可。当然、『ものまね』でもこれらを真似出来ない。注意点は「現在仲間になっている、または仲間になる可能性があるキャラクターのコマンド」をセット出来るという点。例えば世界崩壊前にシャドウが永久離脱してしまった場合は、彼のコマンドをセット出来なくなる。
エンディングではセリスの物真似をして穴にはまるという一面も……。
ギリギリ脱出は果たしたようだが。