「がうー!」
プロフィール
誕生日 | 4月5日 |
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星座 | 牡羊座 |
年齢 | 13歳 |
身長 | 163cm |
体重 | 50kg |
血液型 | B型 |
職業 | 野生児 |
出身 | レテ川河畔 |
宝物 | 捨てられた時に持っていたクマのぬいぐるみ |
好きなもの | キラキラ光るもの |
嫌いなもの | 洋服 |
趣味 | 大暴れ |
CV | 村中知※ |
概要
獣ヶ原に住む野生児。フィガロ王国の元王子・マッシュとドマ国のサムライ・カイエンに出会い、ひょんなことから一緒に旅をすることになる。
野生児なため、言葉遣いは片言。
…と言うのも、母親の凄絶な出産場面に立ち会った父親は正気をなくし血まみれの赤子(=ガウ)を悪魔と思い込んで捨ててしまったからである。この時に母親は出産の際の出血が元で亡くなってしまい、父親の正気を取り戻せる人間がいなくなってしまった。
それ故に実の父親に「子供なんぞおらん」と拒絶されても、怒るマッシュを制止し、
「オ…ヤジ……いき…てる
ガウ……
し… あ… わ… せ……」
と健気な姿を見せている。
戦闘スタイル
特殊コマンドは「あばれる」。獣ヶ原で出会ったモンスターの動きを真似して闘うが、「あばれる」を選択してからは、戦闘が終わるか一度戦闘不能になるかしない限りそのモンスターの行動パターンを繰り返す、ある種のバーサク状態になる。
「あばれる」状態のモンスターの行動パターンはモンスターごとに多種多様で、レアな青魔法や強力な特殊攻撃を繰り出す使い勝手の良いものもあれば、ひたすら物理攻撃を繰り返すだけの単調なもの、「自爆」などの自滅技を使って勝手に戦闘不能に陥るものまで様々である。
モンスターの数は膨大なため全てのパターンを覚えるのは大変だが、強力な攻撃パターンを持つモンスターだけでも知っておけばガウの使い勝手に大きな差が出るため、メインで使っていくのであればある程度は覚えるようにしておこう。
さらに、獣ヶ原限定のコマンド「とびこむ」を使用することで「あばれる」で選択できるモンスターの種類を増やすことが出来る。
覚えるモンスターの種類は「とびこむ」を使用した戦闘で生存していたモンスターと、帰ってきた戦闘終了前に現れたモンスター。
「あばれる」一辺倒のキャラと思われがちだが、意外に魔力も高く、魔法メインでも十分に戦っていけるなど実際は万能タイプに近い。
いずれも取得に手間はかかるが「あばれる」で使用できるモンスター数の増加と、魔石による魔法の取得をしっかり行うなど、鍛えれば鍛えただけ強さを実感できるキャラクターであるといえる。
主な長所は、「あばれる」のラインナップにおいて決して他のキャラクターの技能では為し得ない、替えの効かない役割ができること。そして、防具の性能に恵まれており、敵からの攻撃に対して最終的には鉄壁の防御力を得られる1人であることだろう。素の攻撃力も実はかなり高く、人間社会を知らないため武器を装備できない(沙悟浄の槍は装備できる)ものの、さほど問題にはならない。
短所としては、あばれるを使用すると勝手に行動するため、敵のカウンターに自ら突っ込んでしまうこと。場面によっては魔法やアイテムで慎重に立ち回る必要がある。
お勧めのモンスター
- 「アスピランス」の100万ボルトは、サンダガと同等の威力を持つ魔法攻撃となる。魔力の高いガウと相性がよく、またサンダガを覚える前から使って行けるのも魅力的。
- 「イオ」のフレアスターは強力な全体攻撃となる。
- 「ロフレシュメドウ」の誘惑もかなり凶悪。本作には誘惑耐性という概念がないためラスボスであろうと強制的に混乱状態にできる。これはダメージよりもデバフ方面に長けていると言える。
個人バグ
モンスターには、「とびこむ」コマンドを使っても覚える事が出来ない者と、覚える事は出来るが使う事の出来ないものが各1種存在する。
またそもそも獣ヶ原に出現しない為覚える事が出来ない者も3種存在する。こちらはそのうち1種のみ、ゲームボーイアドバンス版で覚えられるようになったが、それ以外は変わらないままだった。
その他
- 公式画では黄緑色の髪で、ゲーム画面では亜麻色の髪をしている(ティナの逆パターン。亜麻色髪の公式画もある)。
- 耳がやや尖っているが、トランスティナのような幻獣ではなく、人間らしい。ガウの母親の設定は不明であるが…。
- 設定上は13歳で、ティナよりも身長が高いが、公式画でも(多くの)二次創作でも、実物よりもデフォルメされた姿で描かれている(似た設定の野生児)。あらゆる意味でリルムとは対照的である。また、公式画ではガリガリに痩せた姿に描かれていて、干し肉が好物だったが、リターナーに加わった後はマッシュのような大飯食らい、贅沢者になった可能性が高い(ゲーム中でも帝国の会食に参加出来、カードダスでカイエンの刀をかじっている)。
- ピカピカしたものが好きだが、見るからにコイン、メダルなどのピカピカに囲まれているエドガーやセッツァーよりも、ロックに真っ先に関心を示している(オペラオムニアではWOLにも興味を示している)。既に手に入れている宝よりも、見つける宝に価値があるといったスタッフのメッセージなのかもしれない。