高峰匠
たかみねしょう
成長とは喪失なんだよ
メダリストに登場するアイスダンスの講師。ルクス東山FSCのヘッドコーチを務める高峰瞳の父親。
娘である瞳のほかに彼とペアであった司や彼らと同じクラブに所属していた鴨川洸平や白鳥珠那にそのスケーティングを伝授していたほか、経緯は不明だが夜鷹純にもコーチを付けていたことがある。
現役時代にはアイスダンスでオリンピックの出場経験もある国内トップクラスの選手であったよう。
ライリー先生は『日本のアイスダンスの競技人口増加を選手としての魅力とコーチング両方で支えた』と彼を評する。
指導者としてはスケーティングの中でもとりわけステップシークエンスを重視しているよう。
彼の弟子はその多くが優れたスケーティングを身に付けるに至っており、弟子たちが教える側になってもその点を意識している。
性格
優れたコーチングの持ち主でありながらこれ以上コーチをやることに抵抗があるよう。
交友関係があった先代のルクス東山FSCのコーチに後継者として指名された際にも「コーチ業は二度としたくない」ということで娘の瞳先生に代わりにヘッドコーチになってもらった(引き継ぐために名古屋を訪れた際に名古屋のスケートリンクで偶然出会って横浜に連れて行ったのが司先生。それから司と瞳が引退するまでアイスダンスのコーチを付けていたはずでその間ルクス東山FSCをどうしていたのかは不明)
これ以上コーチ業をしたくない理由にはかつて指導した夜鷹純の存在があるらしく、彼の弟子である狼嵜光を指導する際には彼らしき人物を思い出しながら「これで最後だ。もうやらない」「俺は人を導く器が無え事に気づくのが遅すぎた」「やり残しを始末するだけだよ」と言っていた。
家族愛
妻と娘を大変に愛しており、24時間に一度妻か娘に会わないと病気になるとまで言う。
彼の妻(瞳先生の母親)については現在出てきていないため詳細は不明だが、娘である瞳先生はそんな彼の親バカぶりに大変辟易している。
ずっと娘である瞳が嫁に行ってしまうことが怖かった彼は娘の幼少期から娘と仲良くする男の子に対して本気で牽制してきており、中学生になった瞳先生が真剣ギレすることでようやく自重した。
その後の瞳先生がいきなり結婚相手を連れて来るとショックを受けるが、今でもその親バカぶりは病むことがない。「娘よ…お前は見るたびに美しくなるな…世界で一番綺麗だよ…」