概要
ハイ・パーソナルトルーパーと呼ばれるカテゴリに属する機動兵器。
正式名称が明かされるまでマオ・インダストリーや地球連邦軍からは「コード・”エビル”」の認識コードで呼ばれていた。
パイロットはアーマラ・バートン。
トロニウムを媒介とした「トロニウム・レヴ」を動力源にしており、他の量産機などと比べて尋常ではない出力を誇る。
斧とビームランチャーを組み合わせた複合武装「バスタックス・ガン」を装備し、格闘戦・射撃戦双方に対応可能。
携行武装はバスタックス・ガンのみだが、翼部に遠隔操作武器「トライ・スラッシャー」を装備し、遠近共に死角を持たず、トロニウム・レヴの出力も相まって高い戦闘能力を発揮する。
第2次スーパーロボット大戦OGより登場。
初登場ステージでオーバーホール中のヒュッケバインシリーズを強襲し、ブラックホール・エンジンとトロニウム・エンジンを奪い、シリーズ全機を破壊するという衝撃のデビューを果たした。
この一件からプレイヤー間の印象に難があり、搭乗者であるアーマラとセットで「創通からの使者」という不名誉の称号がついている。
その正体はアルテウル・シュタインベック(ユーゼス・ゴッツォ)がヒュッケバインシリーズのデータを元にゼ・バルマリィ帝国の技術で開発された機体である。そのため機体形状に似ている部分があり、まさに「悪のヒュッケバイン」とも言える。
必殺技のアキシオン・アッシャー等アストラナガン、ベルグバウ(ディス・アストラナガン)に近い武装を有していることから、「α」世界のユーゼスの記憶を受け継いでいるアルテウルがこれらアストラナガン系列の機体を参考にしたのではないかと推測されるが詳細は不明。
最終局面において、パイロットのアーマラと共に、正体を表したユーゼスの乗るアダマトロンに取り込まれ行方不明となるが、その後ラ・ギアスへと現れる。しかし、トロニウム・レヴに欠陥がある為、その本来の能力は発揮出来なくなっている。この欠陥がガリルナガン従来の問題か、別の事情によるものかは不明。
スペック
分類:ハイ・パーソナルトルーパー
全高:22.0m
重量:80.3t
動力:トロニウム・レヴ
MMI:不明
開発者:アルテウル・シュタインベック(ユーゼス・ゴッツォ)
所属:ガイアセイバーズ
必殺技
バスタックス・マッシャー
バスタックス・ガンによる連続攻撃。斧部分で弾き飛ばした敵をビームで追撃する。
バスタックス・シーケンス
同じくバスタックス・ガンによる連続攻撃。先端で敵機を捕獲、零距離射撃で吹き飛ばした敵をさらに斬り捨てる。フィニッシュした時は刃が返り血(油?)で赤く染まる。
中の人の「壊れろぉぉぉぉ!!」という狂気的な叫びも相まって印象に残りやすい技。
アキシオン・アッシャー
バスタックス・ガンを浮遊させたのちトロニウム・レヴをフルドライブ、前方に魔法陣を展開した後落下して来たガンを接続。無数のビームを放って動きを止めた後、球体状のエネルギーで連続攻撃をかけつつ動きを止め、最後にバスタックス・ガンで両断する。
R-GUNリヴァーレのアキシオン・バスターに酷似した攻撃であり、この武装を披露したことでガイアセイバーズとエアロゲイターの関連、そしてアルテウルへ対する疑念がいや増すこととなった。