概要
現在は横川駅~可部駅の延長14.0kmを結ぶ路線である。全線直流電化で広島市内のみを走る。
元は大日本軌道が開業し、転変して広浜鉄道が経営(この間に電化)していた私鉄路線が戦時国有化されたもの。国鉄時代に私鉄時代の会社名通り島根県浜田市を目指して延伸が進められ、三段峡駅まで開業していた(延伸区間は非電化)が、不採算のためJR西日本に継承された後の2003年11月30日限りで可部駅~三段峡駅間の非電化区間(46.2km)が全線廃止された。
今後の予定
廃線区間のうち途中の河戸駅付近までは地元からの要望により電化路線として復活することが2012年12月に決定された。JRグループにおいて一度廃止された路線の復活は全国初のケースとなる。
だが、当初は2015年春の開業を予定していたものの、国交省との踏切関係の手続きが滞り開業は1年先に延期された。その後も地権者が終着駅区画整理の件で難渋するなど、なかなか計画は捗っていない。
また、新型車両227系も変電所の新増設が完了した2015年度より導入される。