図鑑データ
「絶対夜戦してよね! 約束よ!」
概要
2014年6月20日のアップデートにて実装された、軽巡洋艦娘の「川内」が改二となった姿。Lv60で改装可能(川内3姉妹の中で2番目に改装レベルが高い)。 川内型としては最後の、(重雷装巡洋艦への改装を含まない)純粋な軽巡としては四番手の改二である。しかも、軽巡洋艦娘による姉妹艦の中で、全員改二が実装されたのは彼女達である。ちなみに、特殊な条件(艦種変更・設計図使用)無しで3人以上の姉妹艦が全員改二になったのも川内型が初である。
性能
改からステータスは、耐久+4、装甲+0、回避+5、火力+8、雷装+9、対空+1、対潜-5、索敵+5、運+2となった。燃料消費は変わらず、弾薬消費が5増えている。
さらに、装甲は五十鈴改二と神通改二と同じくトップの69、水上機最大搭載数も姉妹たちと同じくトップの3である。
持参装備は照明弾、探照灯、そして新登場の『九八式水上偵察機(夜偵)』と、やっぱり夜戦特化。この内、照明弾と九八式水上偵察機(夜偵)は新装備であり、さらに九八式水上偵察機(夜偵)は現状彼女を改造する事でしか入手できない(さすが夜戦仮面!!)。
この九八式水上偵察機は、偵察機としての性能は低いものの、夜偵の名の通り、昼間に制空権を喪失していない条件であれば、夜戦においても触接行動を取ることができ、味方艦の攻撃をサポートするという特性を持っている。
まさに川内のための装備と言えるこの偵察機、フジミ模型から川内搭載機バージョンのプラモデルが発売されているので気になる人はチェックしてみるといいかもしれない。
また姉妹の中で比べると、雷装こそ神通改二に譲るものの、回避がかなり高くなっていて、矢矧と同値。これは、最期の戦闘となったブーゲンビル島沖海戦を除いて、ほとんど被弾していなかった史実に由来するものと思われる。
また改二実装済み全軽巡の中で、運は2番目の14(前述の無被弾エピソード及び事故や故障がほとんど無かった事の反映であろう)である。雷巡になった軽巡を含めないならば、トップになる。
総じて、夜戦における戦闘能力よりも、夜戦に持ち込む生存能力に長じた性能となった。
なお、夜戦では潜水艦にほとんどダメージを与えられないせいかは不明だが、対潜が5下がる。
「対潜ってことは夜戦ないんでしょ?じゃあ行かなーい。」by公式四コマ43話
ただ、対潜は素の能力よりも装備に依存するところが大きいので、気にしなくてもいい。
デザイン
たなびく白いマフラーと苦無のように持った魚雷が目に焼き付く。服装も那珂改二と神通改二の面影を残しつつ、より高速に特化し和テイストを強調したものとなっている。
三姉妹中一番改二前のデザインに近い容姿だがこれは史実でも改装に恵まれずオリジナルの姿に近かった事に由来する物であろう。赤い帯止めに腰の後ろに付けた魚雷発射管を結ぶ赤い紐、21号電探(史実での最終追加装備)を模したと思われる根付やマストを模した髪飾りによるワンポイントで女子としてのおしゃれも欠かさないその姿はまるでくノ一そのものである。
右腕の肘に装着されていた水上機カタパルトは撤去されているが、水上機はちゃんと載せられるのでご安心。ちなみに脛から足先を覆う様に装着されている足甲の足先部分はちゃんと川内オリジナルのスプーンバウ型である。
中破された時も、魚雷を持っているところは変わらない。忍者の威厳を持っておるなぁ~。
この「クッ、殺せ!」とでも言いたげな表情とポーズが余計に嗜虐心を煽ってしまうのは、くノ一や女騎士といったキャラクターの様式美というべきか。
なお改二実装の御多分にもれずTwitterのトレンドに載った。……なぜかカタカナ表記の「センダイ」で。……ドーモ、センダイ=サン。また忍者ネタでも、対魔忍というよりは超昂閃忍なことが多い。前述の通りヤセン=ニンジャとして扱われることも少なくない。実際公式4コマではドイツ艦娘達に「ど…ドーモ…」とわざわざカタカナに言いかえてアイサツしていた。ニンジャナンデ!?
ちなみに・・・
改二になるとケッコンカッコカリ後の母港ボイスが変更され、何とそっちの意味の夜戦のお誘いを受ける。
元々誤解を受けそうな思わせぶりなセリフから時折ネタにされていた彼女だが、ここまでストレートに言われると度肝を抜いた提督も多いのではないだろうか。なお、プレイに必要なアカウント取得に年齢制限があるが、「艦隊これくしょん」そのものは全年齢対象タイトルである。
その破壊力は祥鳳や瑞鳳にも引けを取らず、ともすればそれ以上である。
気になる提督はぜひ彼女を育ててみてほしい。