《音》ジュツ・シュツ
《訓》すべ
《名乗り》てだて・みち・やす・やすし
この字が含む意味
- わざ。工作や仕事をうまくこなす方法。てだて。
- すべ。長年の間にできた、てだて・たくらみ・やり方。
- みち。村の中の通りみち。転じて、物のすじみち。法則。伝統的なおしえ。
- のべる。伝えられたとおりに説明する。
この字の成り立ち
会意兼形声。朮ジュツは、茎にねばりつくもちあわ(粟のモチ種)を描いた象形文字。
術は「行(みち、やり方)+音符朮」で、長年の間、人がくっついて離れない通路をあらわす。転じて、昔からそれにくっついて離れないやり方、つまり伝統的な方法のこと。