勝ち残ればあらゆる願いを叶える能力を手にする『夢限少女』の候補者であるセレクターの1人。使用デッキはブラックデザイア(黒)、パートナーとなるルリグはウリス。
『selector infected WIXOSS』における浦添伊緒奈
人気ナンバーワンの読者モデルにしてセレクターとしても頭一つ抜きん出た実力を誇っている。第4話ではスタジオの控室で小湊るう子と初対面し、るう子が他のセレクターと異なり明確な願いを持たないままバトルに興じていることを「冒涜」であると非難した。
同業かつ自分と同じセレクターの蒼井晶からは激しい嫉妬心を抱かれているが、互いに水面下で牽制し合いながらも直接対決は避けていた。しかし、るう子に2敗目を喫して後が無くなった晶を「負け犬」と挑発し、破れかぶれの状態に追い込んでから満を持して直接対決に臨んでいる。
るう子や晶への姿勢から、セレクターバトルには一定の矜持を抱いていることが伺われていた。しかし7話において(ウリス越しではあるが)他のセレクターの願いなどくだらないとした上で、「バトルは私自身」とまで言い放ち、セレクターバトルで感じる快楽そのものがセレクターとしての願いであることが明らかとなる。
すなわち、彼女が「冒涜」とまで評したるう子と同様(迷いがないという意味ではそれ以上)に、セレクターとしては異端の存在である。ただし、伊緒奈はセレクターの願いとしてセレクターバトルを望んでいるのに対し、るう子はセレクターバトルを楽しいと感じていながらも、それ自体を願いとするまでには至っていない点で、両者には違いがある。
「砂糖と牛乳をたっぷりかけてフォークの背中でぐちゃぐちゃに潰したイチゴ」が好物。
その他
第10話ではるう子を誘い出すためにTwitterらしきツールで以下のメッセージを投稿した。
浦添 伊緒奈 @iona_ulith
浦添イオナ ファンの集い
選択をする者に告げる
選択を迫られし者に・・・
選択を拒まぬ者に・・・
#selector
現実のTwitterでは全国最速オンエアの毎日放送でこの場面が放送されたのとほぼ同時刻にアニメと同一のアカウント(@iona_ulith)から全く同じメッセージが投稿され、1日足らずで2000名以上のフォロワーを獲得している。
ただし、当のるう子は携帯電話を所持していない上にパソコンにも疎い。一応兄のパソコンを使うことでファンの集いの場所を知ることはできたが。
『selector spread WIXOSS』における浦添伊緒奈
ルリグとなった浦添伊緒奈に関しては、イオナ(WIXOSS)を参照
元の浦添伊緒奈と人格が入れ替わったウリスに関しては、ウリ奈を参照
『selector_spread_WIXOSS』第10話ではウリ奈が夢限少女となったことで身体が空白となった結果、ルリグから解放されて元の体を取り戻したオリジナルの伊緒奈が登場した。詳細はルリグ(クロ)を参照。