ウールまたはフェルトでできていて、つばが無い。またしばしば、トップの中央に小さな房や紐がついているが、これは手編みでベレー帽を作っていたときの編み糸の余りであったものがベレー帽の象徴になり、デザインとして残されたものである。
正面から見て斜めになるようにかぶるのが一般的。
漫画家や画家、その他芸術関係者が被っているイメージがあり、描き手によってデザインの違う「ピクシブたん」もかなりの割合で被っている。
特に昭和の時代は手塚治虫が横山隆一の影響を受けて被りはじめると、他の漫画家もこぞって手塚の真似をして被りはじめ、初期の秋本治も自画像に被らせていたほど漫画家=ベレー帽のイメージが有った。
後に横山が被るのをやめ、手塚が死ぬと段々と被ったり自画像に採用する漫画家も減ったがさいとう・たかをの自画像には今でもベレー帽が採用されている。
またアメリカ陸軍の影響で、各国軍の制帽に採用されていることから軍人・兵士(特に特殊部隊員)の被るものというイメージもある。学校の制帽として採用されることも多い。