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クロスアンジュ用語集の編集履歴

2015-01-08 23:36:53 バージョン

クロスアンジュ用語集

くろすあんじゅようごしゅう

アニメ『クロスアンジュ天使と竜の輪舞』に登場する用語解説。

概要

テレビアニメクロスアンジュ天使と竜の輪舞』の作中に登場する用語を解説する。

放送中作品であるため、追記する新情報がありましたら更新お願いします。

ネタバレ記事も含まれるため閲覧は要注意。

















  • アルゼナル : 絶海の孤島に造られた軍事基地であり、次元を越えて侵攻するドラゴンと戦う為の対ドラゴン戦闘機関で、発見されたノーマが送り込まれる収容施設として兼用されている。

第一中隊のサリア隊(ゾーラ隊)、 第二中隊のエレノア隊、第三隊のベティ隊からなるパラメイル3個中隊(1個中隊は9機編成)を擁し、世界のどこかに現れるゲートを通って侵攻してくるドラゴンを駆逐する任務を帯びており、この施設に連行されたノーマの少女達はドラゴンと戦う為の「兵器」として訓練され、ドラゴンと戦い、一度も外の世界に戻ること無く死んでゆくことが使命とされるが、実際は実質的な奴隷であり、人類社会の防人として強制的に軍務に使役され、その功績も献身も一般に喧伝されることはなく、危険な穢れ仕事の担い手に追いやられた存在である。基地にいるのはノーマで構成される以上、必然的に女性のみになり、子供の内に収容されたノーマも基地内で教育を受けながら生活している。定期的に生活費が支給され、任務遂行次第でその額も上がり、ゾーラのように豪遊している者もいる。同時に、素行不良も黙認されるようになり、ゾーラのように新兵へセクハラを繰り返しても咎められることはない模様。反面、報奨金目当てにメイルライダー同士の獲物の横取りや味方機の破損に至る小競り合いが発生するなどの問題もある。ただし、一度欠勤すると多額の罰金が課せられるなど厳しいペナルティが待っている。作中でメイルライダーたちが全裸で同衾しているカットが随所にみられるなど、同性愛については基地全体で寛容な雰囲気がある。戦死したノーマは収容時に取り上げられた名前が返還され、基地内の墓地に葬られている。対ドラゴンの最前線ではあるが、その外観は、海から突き出た岩礁に離着陸デッキ用の鉄板を敷きつめただけのもので、ジル曰く兵器の充足率は高くない模様。因みにアルゼナルは「兵器工廠」を意味をする。ただ、アルゼナルの存在は最高機密で、機密漏洩の恐れが有る者はたとえマナを使用できる者でも殺されるか、アルゼナルから出られなくなるかのどちらかしかない。地下にはリベルタスの為に密かに戦艦アウローラを建造、隠されていた。

  • 古の民 : 旧人類とも呼ばれるマナを使えない、あるいはマナを拒んだ勢力のこと。ノーマ同様に迫害されたが、ノーマと違って男性もマナが使えない。幾度もマナ人類に対して抵抗と反乱を繰り返し、パラメイルの原型であるラグナメイルも入手した。しかし、劣勢であることは変わらず、数も減る一方となり、アルゼナルのノーマたちと手を組んだ。タスクも古の民の末裔であり、旧人類残党軍の最後の一員である。
  • ヴェルダ王朝 : 作中登場する国家のひとつ。
  • エアリア : 本作に出てくるスポーツで、エアバイクを用いたラクロスに近い球技。使用するエアバイクは、バイク等に見られる『操縦桿』というものがなく、マナを通じてリンクすることによって操縦が可能である。ルールは二人一組でタンデム式のエアバイクに乗り、一人は操縦、一人はラクロスに似たスティックを振るってボールを奪い合い、ボールを相手チームゴールであるサークル内に入れるとポイントとなり、最終的に得点が多い方が勝利となる。グラウンド上空でエアバイクをぶつけ合ったり、スティックで相手選手に攻撃しても危険行為と認定されないなど、かなり荒々しいスポーツで、ラクロスと『ハリー・ポッター』シリーズに登場するクィディッチを合わせたような印象を持つ。また、エアバイク搭乗者への安全策は講じられておらず、高度に関する規定がなく、トラブルやアクシデントで高い位置から落機した場合、死亡する危険性を持つ。アンジュは皇族時代で操縦をモモカに任せてボール追跡とスティックさばきに専念し、チームメイトと共に優勝を導いた。後にアンジュがアルゼナルに送られた後、エアリアでのエアバイク操縦の経験からパラメイル操縦の高い適性を得る事ができた。
  • エンデラント連合 : 作中登場する国家のひとつ。ヒルダの生まれ故郷でもある。

  • ガリア帝国 : 作中登場する国家のひとつ。ジルの生まれ故郷でもある。

  • ジャスミン・モール : アルゼナルに設けられた市場。ジャスミンが取り仕切っており、多種多様な文物が売られ、「ブラジャーから列車砲までなんでも揃う」とジャスミンが豪語するほど、要望と金銭次第で何でも揃うことができる。箱売りからばら売りまで色々あるが、大概が高額商品が多い。卓球やクレーンゲーム、スマートボール、ビリヤードといった娯楽施設も隣接している。
  • すき焼き : 第11話に日本料理であるはずのすき焼きが登場し、アンジュとヒルダが居ない間にサリアたちが食べていた。定番的に肉の取り合い。
  • 世界会議 : 各国首脳がマナの力を使ってバーチャル空間のような場所で会談すること。あるいは一種の多国間協定のようなもの。エンブリヲも参加しており、その世界の行く末を決めている。

  • 永遠語り : 第1話でアンジュが口遊んでいたミスルギ皇国皇族に伝わる歌。アンジュは母ソフィアから教わりよく歌っていた。ジュリオやシルヴィアもこの歌を知り誇りとしており、第10話でアンジュが歌いだした時、「それはお母様の歌よ!ノーマの分際で汚さないで!」と叫んだ。しかし、斑鳩皇家の指輪と共にヴィルキスの真の力を解放する鍵であり、サラも同様、焔龍號の真の力を解放する際に歌を歌っていたなど、物語に深く関わる重要な鍵である事が第11話で明かされた。尚、サラはこの歌を『誠なる星歌』と呼んでいた。
  • どてら : 風邪を引いても出撃しようとするアンジュにモモカが最後の手段として、マスクにどてらを着せてヴィルキスに搭乗させた。
  • ドラゴン

  • ノーマ : マナによる干渉を全く受け付けない人間に対する呼び名であり蔑称。産まれながらにしてマナが使えない突然変異体でもあり、人々からマナを否定する「退化した人間」と見なされている。マナを扱えないかわりにマナによる拘束も受け付けないため、犯罪を犯してもマナによる直接的な捕縛はできない(マナで動かしたものによる拘束は可能)。また何故か女性にしか発生せず、その謎については一切明かされていない。そのためノーマは社会システムを破壊しかねない反社会的な危険な存在として恐れられ、社会全体から忌み嫌われ、嫌悪され、蔑まされ、差別されている。「ノーマ管理法」と呼ばれる法律に基づき、検疫官がその存在を取り締まっており、乳児ですら例外なくノーマであると判明次第に速やかに社会から隔離され、その多くは絶海の孤島に造られた軍事基地「アルゼナル」へと送り込まれ、ノーマに生きる権利はなく、ドラゴンを殺す兵器としてのみ生きることを許され、ドラゴンと戦い一度も外の世界に戻ること無く死んでゆくことが使命とされるなどから、人間としての権限はなく、兵器として扱われるようになる。また、拘束され、対ドラゴン用兵器としてアルゼナルへ送まれたノーマは、ノーマ管理法に基づき認定番号が与えられ代わりに名前を取り上げられる(例:アンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギ→アンジュ)。しかし、ノーマが戦死した際、収容時に取り上げられた名前が返還され、基地内の墓地に葬られる事が許される。現実世界からすればマナ中心の平和な時代を装った非人道的な差別社会であるが、マナを扱える者達はその事に何の疑問も抱かず、むしろ当たり前の様に考えている。

  • パラメイル
  • プラント : アルゼナル内にある施設。その存在は極秘で、ジルやマギーなど極一部の人間しかその存在を知られていない。詳細は不明だが、何かの研究や製造を行っている模様。第10話で、焔龍號の攻撃で破壊される。
  • ペロリーナ : かつて世界中でブームとなっていたゆるキャラ。見た目はツギハギだらけのブサイクなクマであり、ブームが過ぎ去った後にジャスミンがグッズを大量に仕入れた。アルゼナルにおいても一部(ヴィヴィアンなど)を除き、不人気状態にある。

  • マーメイドフェスタ : 年に一度ノーマにも公休が設けられており、ローゼンブルム本国からも慰問団が来る。兵士は全ての訓練を免除され基地の区画に設けられた簡易的な遊園地・映画館・賭博場で遊ぶことが許される。伝統として、この日は一日中水着着用が義務付けられている。メインは優勝賞金100万キャッシュの大運動会でメイルライダーに比べて収入が低い後方支援の隊員やメイルライダーも命の危険がなく大金を稼げるとあってこぞって参加している。なお競技内容は「恐怖!溶ける水着でパン食い競争」や「挟んで運べ!おっぱい卵」などゲスい種目が並んでいる。
  • マーメリア共和国 : 作中登場する国家のひとつ。
  • マナ : 人類が進化の果てに得たとされる、魔法の様な技術。意志の力で物理現象に干渉し、手を触れずに物を動かしたり、光や熱、炎などを発生させらたり、統合システムとアクセスすることによって大多数の人間と情報を共有することが可能となった。マナ技術の発展により人々は互いに繋がることによって相互理解を深め合い、戦争や環境問題に貧富の差などの諸問題も克服または消滅したとされ、貧困や格差の存在しない平和で穏やかな理想郷を築きあげ、世界に安寧な日々が訪れている。本作の世界観ではマナを扱える事が「普通の人間」の絶対条件とされ、マナの恩恵を得られる人間のみに都合の良い平穏を享受している。しかし例外としてドラゴンやその侵攻を食い止めるアルゼナルの存在は最高機密で、喩えマナを持つ者でも機密保持の為に抹殺されてしまう(それ故に当然国民はその存在を知らない)。またドラゴンが使う力とマナの力が似ている事から、マナ国家はドラゴンと何らかの関係がある事が窺える。
  • ミスルギ皇国(現・神聖ミスルギ皇国) : 長い歴史と様々な伝説を持ち、万世一系の皇族によって統治される巨大国家。皇帝による厳格ながら公正な統治の元、国民は平和で豊かな暮らしを享受し、学問やスポーツ、芸術活動などが非常に盛ん。国民達にとっては美しく聡明とされる皇族達は憧れと誇りであり、皇女アンジュリーゼを初めとするロイヤルファミリーの人気は非常に高い。公用語は英語。また、皇族を含む一部の人間の名前には漢字日本語)が含まれる事が特徴。皇帝ジュライによる時代が続いていたが、ノーマを毛嫌いするアンジュリーゼの兄・ジュリオが、アンジェリーゼをノーマであると全国民に暴露した後、彼女の秘密を隠し続けてきたジュライを廃位に追い込んだジュリオが神聖皇帝一世として即位している。
  • メイルライダー : アルゼナルの主戦力であるパラメイルのパイロット。アルゼナルは女性しかいないため必然的にメイルライダーも全員が女性である。パイロットスーツは長時間の行動と排泄の利便を考えて胴体部前面と臀部が露出しており、スーツの下に下着はつけない。ショーツらしきものを着用しているように見えるがスーツの一部であり、着脱可能となっている。頭部に関する防御はなく、ほとんどは風防で目をガードする程度のバイザーを着用するが、一部のライダーはヘルメットを被る事がある。「ノーマ管理法」でノーマが捕縛されるのは、一つにはメイルライダー要員を確保する為でもあるが、当然全てのノーマがメイルライダーになれる訳ではなく、適性や試験をクリアした者のみがパラメイルを与えられ、言わばアルゼナルの精鋭とも言える存在である。なお、メイルライダーは幼少時に隔離されてアルゼナルで成長したノーマが殆どを占めており、アンジュのように別の場所で成長してからアルゼナルに送り込まれてメイルライダーになった例はあまり無い。またメイルライダーの脱走防止の為に、出撃の際はパラメイルに必要最低限の燃料しか積み込まれない事が第3話で明らかにされている。それでも脱走を試みる者は僚機が追跡して撃墜することになっており、逃亡者は、アルゼナルに強制送還される上にパラメイルを含めた財産・資産を全て没収となるなど、厳しい厳罰を与える。

  • 指輪 : アンジュが母ソフィアから洗礼の儀前夜に譲られた、ミスルギ皇家代々伝わる指輪。ヴィルキスの起動にも関わっており、作中の重要キーワードとなっている。

  • ラグナメイル
  • リベルタスジル司令官を中心にサリアジャスミンマギーメイのメンバーが企画する計画。計画の内容は不明だが、ジャスミンによれば多数の死者が出ることが予想される模様で、その為にマナ国家から派遣されているエマ監察官にも秘密にしている。この計画にはヴィルキスが非常に重要な役割を果たすらしく、今までヴィルキスを起動できるメイルライダーが居なかった為に決行出来なかったが、当機を起動できるアンジュが現れた事で、ジル達は計画を実行に移す事を決意する。計画参加者のサリアは、自分がヴィルキスを操縦したいらしく、不満に思っている。なお、計画名に含まれるリベルタとはイタリア語で自由を意味するのだが、詳細は12話以降で語られる。
  • ローゼンブルム王国 : ミスルギ皇国と親交の深い国で、ミスルギと同様に学問やスポーツ、芸術活動などが盛ん。両国ともスポーツ交流もする。また、アルゼナルはローゼンブルム王家管轄でもあり、一年に一度の慰問団の訪問日を設けている。

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