概要
球団史上初の悲願の日本一を狙う東北楽天ゴールデンイーグルスと、V9時代以来の日本一連覇を狙う巨人。その戦いはドラマになる内容であった。
第1戦
巨人の先発は予想通りエースの内海哲也。一方の楽天は無敗の24連勝を記録した田中将大...と思いきや、ルーキーながら15勝を挙げた則本昂大。新人投手が第1戦に先発するのは、55年振り。試合は投手戦となったが、長野久義の先制打、村田修一のホームランで挙げた2点を、巨人が守り切って先勝。
第2戦
楽天の先発は田中。一方巨人の先発はこれもルーキーながらチームトップタイの13勝を挙げた[[菅野智之。
第3戦
巨人の先発は日本シリーズに4度登板し、3勝負けなしの杉内俊哉。一方の楽天はシーズン6勝の美馬学。2回表、楽天打線は杉内を攻め、連打でこの回4点を取り、杉内をKO。一方の美馬は6回途中まで好投し、後を受けたレイも巨人打線を抑える。最後は斎藤隆が締めて楽天が敵地で先勝。
第4戦
巨人の先発はホールトン。楽天の先発はハウザー。
第5戦
楽天の先発は辛島航。一方の巨人は内海。辛島は5回をわずか1安打に抑える好投。すると星野監督は則本にマウンドを託す。延長戦へ。10回表、先頭打者は則本。