紫原敦
むらさきばらあつし
「ヒネリつぶしてやるよ、すべて」
プロフィール
概要
「キセキの世代」の1人。
口癖は 「ヒネリつぶす」。
外見は、紫色の髪と瞳・2mを越す巨躯とそれに見合う手足の長さ・気怠げな雰囲気などが特徴。
また、「お菓子は正義」を座右の銘に掲げるほど菓子を好んでおり、作中でも菓子を食べる姿がよく描かれている。 お気に入りは 「まいう棒」。(あの駄菓子のパロディ)
巨体なだけあって大食漢であり、部室のロッカーにお菓子をぎゅうぎゅう詰めにしている。
学業成績はキセキ(桃井も含む)のなかで赤司、緑間に次いで三番目に良い。
弱点としては音痴。(キャラソンは別)
相手を呼ぶときは、名前の一部分を取って後ろに「ちん」を付けるという独特の呼び方をする。
(※黒子テツヤ→「黒ちん」 氷室辰也→「室ちん」 赤司征十郎→「赤ちん」 黄瀬涼太→「黄瀬ちん」 青峰大輝→「峰ちん」 桃井さつき→「さっちん」 緑間真太郎→「ミドチン」 灰崎祥吾→「崎ちん」)
また、火神大我と木吉鉄平に対しては、「火神」「木吉」と名字を呼び捨てにしている。
桃井曰く、「赤司の言うことしか聞かず、赤司と戦うことだけは避ける」とのこと。
実際、紫原は赤司の指示に従ってIH準決勝を欠場したこともある。
バスケのことになると非常にシビアな面が目立つ紫原だが、「バスケ以外は基本ネジがユルい」 と黒子に評されるように、普段はとてもマイペースな人物である。また、火神の幼稚な挑発にむきになって反論したり、歯に衣着せぬ物言いをしたりと、非常に子供っぽい。
加えて、面倒を嫌う性分でもあり、それは 「オフェンスに参加せず、ゴール下から動かない」 という彼のバスケスタイルにもあらわれている。
バスケについては、「楽しさや面白さは分からないが、勝つことは好きだし、向いているからやっている」と発言しており、彼はバスケに大した興味も無いまま高校最強のセンターと呼ばれる程の実力者となった。そのため、物事が好きであるか以前に、それに関する 「才能の有無」 が重要だと考えており、才能が無いにもかかわらずバスケに情熱を向ける者を嫌っている。
中学時代に試合で対峙している木吉とは、上記のことから因縁がある。
紫原はバスケを「欠陥競技」などと酷評してもいるが、練習には人一倍熱心に取り組んでいる。
理由は 「負けるのはもっと嫌だから」 とのこと。 また、彼がバスケを始めたのはミニバスからであり、バスケ歴は長い。
バスケに関して意外な一面が度々みられる人物だと言える。
キセキと称されるほどの才はあれど、バスケに対する想いが欠落している。
また、帝光編では、相手チームを弄び、チームメイトである黒子の気持ちを踏みにじる一面が描かれた。
そのため紫原は決して 「ゾーン」 には入れないと言われていたのだが‥‥。
プレイヤーとして
圧倒的な上背とそれに比例した足の長さ、比例以上に長いウイングスパン(左指先から右指先までの長さ)と、キセキの世代の中で最も恵まれた体格を持つ。
その身体的優位性と優れた反射神経によって3Pラインから内側全てを守備可能範囲としている。
生半可なフェイクやコンビプレーには手を伸ばすだけ、一歩二歩踏み出すだけで対応してしまうそのディフェンス力は、青峰に 「紫原から点を取るのは俺でも至難の技」 といわしめるほどである。
また、三対一で押されても全くものともせず、ダンクでゴールを根元からへし折ったことがあるほどの圧倒的パワーの持ち主。見かけに反して瞬発力やスピードなどの能力も非常に高く、身体能力の全てが最高水準に達しているといっても過言ではない。
技名
- 破壊の鉄槌 (トールハンマー)
2m超の巨体で回転しながら跳躍して両手でダンクを行うというもので、回転する巨体によって、自分を取り囲んだDFを三人まとめて吹き飛ばしてしまう程の衝撃を生む。竜巻のようなエフェクトが描かれる。
- バイスクロー
元々は木吉の新たな技としてお披露目されていたが、攻撃に参加した紫原がその技を見様見真似でやったら1回でできてしまった。