名前	ポジション	所属高校	CV
🟨黄瀬涼太	SF	海常(神奈川)	木村良平
🟩緑間真太郎	SG	秀徳(東京)	小野大輔
🟦青峰大輝	PF	桐皇(東京)	諏訪部順一
🟪紫原敦	C	陽泉(秋田)	鈴村健一
🟥赤司征十郎	PG	洛山(京都)	神谷浩史
⬛️黒子テツヤ	不明(6th Man)	誠凛(東京)	小野賢章

黒子テツヤは「キセキの世代」か否か

同作品の主人公、黒子テツヤは、帝光中時代「幻の6人目(シックスマン)」として、パス回しやスティールに特化することでチームを勝利に導いた。

徹底して影に徹したスタイルをとっており、元々影が薄いことも影響し目立つことがなかったため、黒子の存在はあまり知られず、噂のみが広まっていった。

黒子自身は、「『キセキの世代』の5人は自分とは違う、正真正銘の天才」と言っており、また黒子のプレーヤーとしての特殊性やアシスト特化の役割が他の5人とは根本的に一線を画していることなどから、狭義的な意味では黒子は「キセキの世代」には含まれないと思われる。

ただし、漫画・アニメ共に原作外の扱いでは「キセキの世代」に黒子も加わっている場合が多い。

また、単行本の質問コーナーでの「キセキの世代」関係の質問では「キセキ世代の5人」などと質問者が特定でもしない限りは黒子も含めて作者は回答しており、時には桃井や灰崎も入っている（この場合、単に帝光出身と言えなくもない）。

黒子がキセキの世代であるか否かは読者によって見解の分かれるところである。

中学時代、赤司のアドバイスからミスディレクションを応用したパスなどを習得したときは帝光バスケ部1軍ですら驚くほどのアシスト能力を手に入れており、「キセキの世代」に混じっての試合は最初はアシストを失敗していたとは言え、赤司のほんの少しの助言から「キセキの世代」の試合スピードに合わせ、アシストできる能力を手に入れている。

また、緑間真太郎からは黒子は「キセキの世代」とは違う「異質の強さ」だという発言をしていることやその上で「キセキの世代」全員が帝光時代に既に黒子を認めているということに加え、黄瀬涼太が「完全無欠の模倣（パーフェクトコピー）」を発動する前は「キセキの世代」の技同様に黒子の能力もコピーが出来なかったことから黒子の能力は「キセキの世代」ですら模倣できない一級品の能力とも言える。

故に黒子テツヤはバスケにおいて「アシスト・サポート能力に特化した『キセキの世代』」という解釈も増えている。

おそらく、「幻の6人目」という黒子の異名は、バスケットボール用語の「6th Man(シックスマン)」と「『キセキの世代』の6人目」という意味を掛け合わせているものと思われる。

なお読み切り版『黒子のバスケ』では黒子は「キセキの世代」の5人の内の1人である。

現在の黒子は彼らの「勝つことが全て」というバスケへの姿勢に疑問を感じたため、現在では誠凛の火神達と共に打倒“「キセキの世代」”を掲げている。

戦隊カラー

余談だが、上記の設定からか戦隊物を連想するユーザーも多い。

しかも、レッド＝リーダー、ピンク＝お色気担当、イエロー＝いじられ役、ブルー＝クールor低血圧体質、グリーン及びパープル＝こういうグループ構成員キャラに必ず登場する(真面目系・電波・食いしん坊・天然・お子ちゃま気質)の該当者、ブラック＝良くも悪くもアンノーマル・・・という風に、「戦隊物の定石」とも言えるキャラ設定に当てはまってしまう。

実際くろちゃんねる系ではレンジャーズという呼び名が定着している。

光の三原色といった見方も。