「必ずそこへ行く… ジャマすんじゃねーよ…!」
概要
「キセキの世代」の技を全て使えるというチート能力。
黄瀬の能力には「模倣(コピー)」という見たプレイを一瞬にして自分の物にするというのがあるが、それは自身の身体能力の範囲内であり、NBA選手など自身の身体能力を上回る選手のコピーは不可能。
そのためキセキの世代のコピーも当初は不可能であった。
しかし、作中のIHでの桐皇戦にて青峰の模倣に成功。
その後の練習で克服し、「キセキの世代」の技を全て使えるようになった。
といっても、他の「キセキの世代」の技をそのまま使うには黄瀬の能力(経験や体格・体重・筋力等)が足りないため、完全な再現は出来ていない。
しかし、足りないものを他の要素で補うことによって、オリジナルに非常に近い完成度を実現している。
さらに二つ以上の能力を組み合わせることも出来るため、非常に幅広いプレーを展開することが出来る。
火神曰く、「キセキの世代全員と一度に戦っているのと同じ」らしく、実際、火神や灰崎はこの状態の黄瀬に全く歯が立たなかった。
また、EXTRA GAMEではパーフェクトコピー中にゾーンに入り、パーフェクトコピー以上に持続時間は短いがこの状態の黄瀬は最早誰にも止められない最強の状態となった。
その分体力の消耗がさらに激しくなる(緑間曰く「もって数分」)。
発動の際には瞳の描写が若干変わる。アニメでは瞳が黄色く光る演出が入る。
使用できる能力
青峰大輝
一番初めに成功したためか、最も得意としている。
- 敏捷性
最高速は及ばないため、青峰よりも最低速度を低くすることによってチェンジ・オブ・ペースを再現している。
- 型のないシュート
緑間真太郎
- 高弾道3Pシュート
黄瀬は右利きであるため、利き腕で緑間よりも長くためる事で再現している。
紫原敦
- 守備範囲
予測とジャンプ力を使用して再現している。
灰崎も「遜色ない迫力」と感じた。
- 破壊の鉄槌
赤司征十郎
- 天帝の眼
今まで様々な技をコピーしてきた観察眼と経験則によって赤司程の正確さは無いが、限りなく近い未来を見ることが可能。
アンクルブレイクをすることも出来る。
黒子テツヤ
- 加速するパス・廻
視線誘導を用いない技術であるため使用可能。
- 幻影のシュート
黒子のシュートフォームを再現し、そこから緑間の技を応用して高弾道で打つことで初速をあげることで視界から消している。
弱点
体力の消耗が激しく時間制限がある。
一試合約五分が限界。
誠凛戦では七分使用した。
ウィンターカップでの誠凛高校戦にて黒子に「咄嗟の時には青峰のコピーをする」「同じコピーを出すことを無意識に避ける傾向がある」ということを見抜かれた。