キセキの世代2014
きせきのせだいにせんじゅうよん
ネットスラングの1つ。2014年に日本国民にとって印象に残るような言動・行動などを取り、世間を騒がせて話題になった人たちをまとめた総称。
2014年は奇人・変人・犯罪者の当たり年(?)だった。その人数の多さからか、漫画・黒子のバスケの「キセキの世代」を元にした「キセキの世代2014」あるいは「アベンジャーズ」を元にした「ダメンジャーズ」と呼ばれることになった。
トップ3(疑惑トリオ2014)
不正に税金を使った事が露見して謝罪会見を行った際、泣きわめきながら意味不明な発言を繰り返した号泣県議。
万能細胞STAP細胞を発見したと発表した理研の元研究ユニットリーダー。当初は時代の流れもあって「リケジョ」としてしきりに持て囃されていた。研究資料に偽装があり、万能細胞の作成は嘘ではないかという疑惑から世間を騒がせる。
18年もの間楽曲をゴーストライターに作曲させ自身のものとして公開。耳が聞こえないという嘘で自身を障碍者であるかのように演出して活動していた。
その他
シンガーソングライター。麻薬に溺れている姿が目撃されて逮捕。“シャブを使用し、シャブ&アスカ”の異名を残す。
- 居村佳知
大学関係者。この年話題となった3Dプリンターで銃が製造出来てしまうことを研究の一環として発表、自分の動画で制作方法などを公開していた。また、SNS上にも銃規制を批判し銃の所持を推進するような投稿を繰り返していた。その中には実際に発射している動画が含まれていたため、逮捕されたと思われる。
自作の銃は警察の調査の結果、法律上の規制条件に当てはまる性能だったことが確定している。ちなみに発砲していなくても無資格で銃を製造・所持した時点ですでに違法。
- 青木大和
当時20歳の大学生。2014年の衆議院議員選挙の際、選挙に対する疑問を投げかけるウェブサイトを立ち上げ「衆議院の解散に疑問を持った小学4年生」と立場を偽装し炎上する。子供になりすますのは卑怯だとして安倍首相(当時)からも批判された。
ちなみに2016年に事故で障碍を負うも、スキーで活躍し2022年北京パラリンピックのアルペンスキー日本代表選手となった。その際に安倍氏から対面での激励を受けた。過去のわだかまりは解けた模様。
以下はやったことがシャレにならないので含めない場合もある。
- 竹井聖寿
ネット上で自身のキチガイじみた配信を行っていた、連続通り魔事件の犯人。酒鬼薔薇聖斗を崇拝していた。
テレビ局の取材に応じた時は自分ではないかのように振る舞っていた。逮捕の際「俺様最高!」「Yahoo!チャット万歳!」と意味不明の発言を行った。
- 片山祐輔
パソコンを遠隔操作し、脅迫の罪を赤の他人になすりつけようとし逮捕後も冤罪を主張。一連の騒動の間にも警察や報道機関などに次々と脅迫文や犯行声明や挑発のメールなどが送られている、いわゆる劇場型犯罪。2013年からの継続だが、5月にボロを出し罪が確定。当初の冤罪主張を信じて支援した者達も大恥をかいた。2005年にも丑田名義で「のまネコ騒動」のドタバタに紛れてエイベックスに殺害予告を繰り返して逮捕されている。
しかし、この殺害予告のおかげでひろゆきはエイベックスに数々の無茶な要求を承諾させニコニコ動画を立ち上げる事が出来た。そういう意味ではニコ動最大の功労者。
また、一連の事件の間に4人も誤認逮捕されていた。これがきっかけで警察のずさんな捜査や、自白の強要が問題になった。
- 田中勝彦
危険ドラッグを使用し、隣人女性を刺し現行犯逮捕。送検時に笑顔でピースサインをする映像が流され、さらに取り調べ時に「しぇしぇしぇのしぇー」と意味不明の発言をしていたのが話題になった。