概要
漫画『黒子のバスケ』の登場人物・紫原敦×赤司征十郎のBLカップリング。
この二人は共に帝光中学校バスケ部出身のキセキの世代で、元チームメイトでもある。
高校進学後は、紫原は秋田・陽泉高校へ、赤司は京都・洛山高校へ進学している。
高さで絶対的な防御力をもつイージスの盾、チームでも一番大きな紫原208センチ。
最古にして最強の王、開闢の帝王で一年生、主将を務める赤司173センチ。
35cmというそのあまりにも大きな身長差が特徴的なカップリングである。
並べると赤司が小さく見えるが、彼は平均身長よりも大きい。その事は誰もが忘れがちになる。
原作では、登場まで時間がかかったが紫原は赤司にだけ絶対に逆らわないという前情報有り。
忠犬×ご主人様なのかと思いきや、赤司を初めて敗北寸前まで追い込んだのは紫原(帝光中学編、紫原の乱参照) 赤司の天帝の眼を、覚醒させたのが紫原であるが……引退後の放課後にわざわざ二人で高校の進路についての話をしている。
35センチ差とは…!! そして、遠距離恋愛で描かれる事が多いCPである。
紫原敦 | 赤司征十郎 | |
---|---|---|
所属 | 陽泉高校1年生 | 洛山高校1年生 |
身長 | 208cm(中学入学時186cm) | 173cm(中学入学時158cm) |
体重 | 95kg or 99kg (コミックとFBで少々表記揺れがある) | 64kg |
BMI | 21.96 or 22.88 | 21.4 |
誕生日 | 10月9日 | 12月20日 |
星座 | 天秤座 | 射手座 |
血液型 | O型 | AB型 |
ポジション | センター(C) | ポイントガード(PG ) |
背番号 | 9番(帝光では5番) | 4(帝光中学時代も同じ) |
座右の銘 | お菓子は正義 | 迅速果断 |
好きな食べ物 | ねる○る○るね | 湯豆腐 |
嫌いな食べ物 | にんじん(とにかくヤダ) | わかめ(海藻が苦手)、紅生姜(ドラマCD第二弾より) |
趣味 | 駄菓子屋巡り、寝ること | 将棋、囲碁、チェス |
特技 | 金魚すくい、射的 | 乗馬 |
得意教科 | 物理 | 全部 |
苦手な動物 | カラス(理由:昔、お菓子をとられたから) | 言うことを聞かない犬 |
苦手なこと | 針に糸を通す等の細かいこと | なし |
現チームで仲が良い人 | 氷室 | 実渕 |
キセキの世代で仲が良い人 | 赤司 | 緑間 |
キセキの世代でニガテな人 | 黒子 | 青峰 |
好きな女性のタイプ | 背が高い子(自分よりは低い) | 品のある女性 |
FB / ifの世界 | パティシエ | 棋士 |
家族構成 | 父・母・兄3人・姉 | 父のみ |
CV | 鈴村健一 | 神谷浩史 |
原作における描写
第78Q
紫原「さあ…? てゆか 赤ちんが言ったからそうしただけだし」(ストバス会場にて)
第80Q
桃井が語る、紫原と赤司の関係。
「ムッ君… あ 紫原君は 赤司君の言うことしか聞かず 赤司君と戦うことを拒みます」
「準決勝の 洛山-陽泉戦の欠場はそのためだと思います」
◆夏のインターハイ決勝をボイコット、その結果陽泉高校はインターハイ3位という結果に終わる。
赤司からどのような連絡が行ったかは明かされていない二人の秘密であるが、確実に紫原と赤司は連絡手段を残したまま其々、秋田と京都の高校に進学をしている。この遠距離、さらに中学卒業の三月から五カ月の月日が経過していても赤ちんは絶対なのである。
第175Q
(洛山VS秀徳の試合を観戦する紫原、観戦のお供はのりしお)
氷室「…どっちが勝つと思う?」
紫原「は? んー…さあ?」「…とりあえず 将棋じゃ赤ちん負けたことないけど」
氷室「…将棋?」
紫原「よく二人で休み時間とかやってたの 主将と副主将でミーティングもよくしてたし」
「…けどまあ …やっぱ 赤ちんが負けるトコは想像できないかな」
◆赤司と緑間が教室で将棋をしていた際には、紫原もそれに付き合っていた様子。
後の帝光編の表紙では紫原、赤司、緑間と音楽室で一緒にいる姿が描かれている事からこの三人は、中学時代の休み時間一緒に過ごすことがあったようだ。
第178Q
洛山VS秀徳の際、エンペラーアイで突然、解説でよく喋る紫原
(それまで解説役の仕事をまともにしない事に、定評のある紫原敦が!)
↓紫原敦による、エンペラーアイ講座 抜粋。
「んーん まあ赤ちんそーゆーのもすごいけど 試合でのはまた別」
「すべてを無力にする OFもDFも そんなカンジの力だよ」
「すぐにわかるよ」
「…… 速いんじゃないよ 視えてるだけ」
「赤ちんの眼はどんなささいな動きも逃さず見透かす 呼吸・心拍・汗 筋肉の収縮 相手の全てを」
「あの眼の前ではすべての動きは先を読まれる あらゆる技は封殺され どんな守りも立っていることすら許されない」
「赤司征十郎には相手の動きの未来が視える」
◆紫原が、特定の選手についてこんなに長く喋る事を誰が想像しただろうか。
既にコミック25巻にも収録されている”紫原の乱”で、エンペラーアイを初めて体感した人間という事が判明する。赤司にかつて一度だけ挑み、エンペラーアイを使った赤司からは一点も取れなかった紫原はこの時どのような気持ちでエンペラーアイの解説をしていたのか。
●そして原作は帝光編へ
第204Q
・入学式の紫原は身長186センチで、多くの運動部に勧誘をされている。
「え~~~…どーしよーかなー てかメンドクサイーーー…」
・入学式の赤司はロールスロイス(ファントム:推定5000万円)でお付きの運転手が送迎。校門までの送迎を許さず、離れた場所で降りている。
「ああ、あと明日からは送迎もいらない」
そういうわけには…→「学校ぐらいはオレの自由にさせてくれ」
◆入学時早くも自由全開の紫原敦186センチと、今まで学校ですら自由がなかったかのような発言をする赤司征十郎158センチ。この時二人の身長差、28センチ。これからさらに身長差が広がるとは、成長期とは恐ろしいものである。
この後、帝光バスケ部史上初の、入部テストで紫原と赤司は緑間、青峰と合わせて四人で一軍入りを果たす。
第205Q
黒子の練習に付き合う青峰を発見する、紫原、赤司、緑間の三人。このまま三人で帰宅する予定だったような会話をしている。
黒子が一軍ではないと知った途端に興味を失くし、赤司に「ねー もー行こーよー」と促している。
直接的な会話のシーンは少ないが第208Qでは、ジャンプボールで紫原が赤司の方にボールを弾く。
身体能力では圧倒的に有利な紫原のジャンプボールからの、ゲームメイクを支配する赤司への流れが一年生初期の方では既に出来上がっていたような試合のコマも散見される。
第212Q
調子が良い緑間と紫原がバスケで衝突。
新主将としての最初の仕事が、その争いを収める事になる赤司。
紫原、赤司、緑間 VS 青峰 黒子 黄瀬 の3on3での勝負で、争う事に何のメリットもない事を教える。黒子の想い、喧嘩を始める青峰と黄瀬の影響もあり緑間と紫原は仲直り。
紫原「ちょっと赤ちーん手ェ抜いてない?」
赤司「まさかオレはいつも通りやっているよ」
紫原「もー…」
(こんなまどろっこしいことしなくてもさー)
翌日、体育館で二人きりのところに黒子がやってくる(着ているTシャツが同じ)
第214Q
全中予選突破翌日。モチベーションの低下を防ぐために1人20点ノルマ試合が赤司から提案される。
食堂で何故か2(紫原・赤司)対4(青峰・緑間・黄瀬・黒子)で座る。ほぼゼロ距離
赤司の隣で、握り箸で昼食をとっている紫原。
●全中二連覇で夏を終えて、キセキたちの今後の成長を危惧していた監督が倒れる。
コーチが全体的に指揮を取る体制へと帝光バスケ部は変化。理事長側からキセキの世代である五人をずっと試合に出せと言う経営の為の要求も外部から加わってくる。
夏が終わったところで、三年生たちが引退という事も同時期に重なってきた。
青峰だけではなく、次に才能が開花した紫原も次第に練習に対するモチベーションが変化していく。
周りの環境の変化、自分たちの成長速度の変化。外側から、内側から…この時、まだ中学二年生のキセキの世代たちに襲い掛かったのは激動の変化であった。
「力が湧いてしょーがないんだよね~ 本気出したら、つい味方でもヒネリ潰しちゃうかもしれない」
紫原が、自分の手を見つめながら話す一言にゾクリと寒気を感じる黄瀬の一コマ。
第220Q
試合中。ダンクシャックを華麗に決める紫原。赤司に一度戻した方が確実な場面だったと言われるも、自分で決めたからいいだろうと紫原。
その日の帰宅中、黒子と桃井。青峰と最近話していないと黒子。みんな一緒にいられるよねと桃井。
赤司家にて、父親と赤司食事中。あらゆる面で秀でていてこそ赤司家の人間だと赤司父。
赤司「…………はい、父さん」
距離が遠く、楽しい雰囲気には見えない赤司家の夕食風景。
コミックスでは背景に、家族写真が追加(父、母、まだ短パンはいてる年少赤司の3人)
青峰が練習中に抜け出す事件が発生。
青峰の練習サボリには何のペナルティも無しという新監督からの指示は、その日の部活終わりには一軍全体に伝わっていた。
その対応については赤司は賛同しかねると発言をするが、赤司が監督の指示を覆すことは出来ない。それを受けて紫原がついに、紫原の乱を起す。
紫原の乱、勃発
紫原「そのことなんだけどさ~~~…ねぇ赤ちーん…」
赤司「?」
紫原「オレ負けるの嫌いだし~だから今まで練習は出るようにしてたんだけどさー練習しなくても勝てるんならオレだってしたくないんだよね~…峰ちんがいいならオレも練習やめよっかなーって」
赤司「バカを言うなそんなこと許せるはずがない」
紫原「だって__負ける気しないんだもん、今オレ__それに今まで赤ちんの言うことだけは聞いてたのはさぁ~~赤ちんにだけは絶対勝てないと思ってたからなんだよねーだけど最近だんだんそーでもないかもって思ってきたんだよねー」
紫原「オレより弱い人の言うこと聞くのはやだなぁ」
赤司「…なんだと」
◆全国の紫赤ファンの心境も「 な ん だ と 」のまま次のジャンプの発売まで一週間待たされる。
第221Q
赤司「今なんと言った? 紫原」
紫原「……だから~オレより、弱い人の言うことはきくのやだ って」
止めに入った桃井に対して、スーパーハイクオリティ紳士であるはずの赤司が「どけ桃井」とけんかの仲裁をきかない。
赤司「聞き捨てならないな紫原 主将が必ずしも一番チームで強くある必要はないが そこまでハッキリ歯向かわれては話が別だ」「力づくでならなければならないのなら、そうするまでだ 己惚れるなよ」
赤司「一対一、5本先取だ」
これまで主将として、まとめ役であり一番冷静な判断ができていたはずの赤司から紫原へ勝負が申し込まれた。
赤司「少し、お灸を据えてやる」
紫原「どうなっても知らないよ 赤ち~ん」
勝負は大勢の予想に反して4-0で紫原リード。追い詰められた赤司が覚醒。
大勢の一軍の前で始まった勝負、まわりがざわつき赤司が追い詰められたと口々に騒ぎ出す。
誰もが、赤司が初めての敗北をすると思ったその時…。
紫原「もっと苦戦するかと思ったけど……こんなもん? 正直ちょっと…とゆうかかなりガッカリかも~」「やっぱこの程度の人の言うこと聞くのはムリかな~」
「……まーいっか もう どーでも~」
「これ決めたらオレの勝ちだね 約束通りこれからはオレの好きなようにするから~」
赤司は愕然とした表情で、あと残り一点の現実を突きつけられている。
(オレが…赤司征十郎が負ける…?)
(ありえない…そんなこと あってはならない…!!)
(勝たなければならない 誰が相手でも 何があっても…でなければ)
(この世は勝利がすべてだ 勝者はすべてが肯定され 敗者はすべてが否定される)
「すべてに勝つ僕は すべて正しい」
紫原の動きをよみ、カットをする赤司。エンペラーアイ、覚醒の瞬間。
赤司「少し調子に乗りすぎだぞ敦 あまり僕を怒らせるな」
「僕に逆らうやつは 親でも殺すぞ」
紫原の事を、敦と呼び。自分の一人称がオレから僕に変わる赤司。
そのまま4-5で赤司が勝利。
不機嫌を露わにしつつも翌日から練習に来ると言った紫原に対し、もう練習に来なくていい、チームプレイの必要もないと述べる。
「好きにするといい、試合にさえ勝てばな」と紫原に告げる。
言われた紫原は、予想だにしていなかったという驚きの表情で赤司の発言に対する反論はしなかった。
◆赤司が、初めて人を名前で呼んだ相手が「敦」
◆あまりにも有名になってしまった「オヤコロ」を初めてくらったのも、赤司を覚醒させた紫原である。
第223Q
練習をさぼるようになった紫原が、ゲームセンターで時間をつぶしているシーンが描かれる。
クレーンゲームでお菓子をとっているが、その表情は楽しそうなものではない。
試合には出場している描写が淡々と描かれ、赤司と紫原が仲直りをした様子は無い。
キセキ全体、会話がなく、チームとしての一体感もなく崩壊が進んでいく。
そんな状態でも百戦百勝の横断幕はかかり、勝利以外は許されない。
●チームとして機能しなくなっても、勝利は続く。
無敗のまま帝光中は、全中三連覇を達成する。
第227Q
全中三連覇で、夏は終わり引退を待たずに黒子は退部をした。
その後キセキの世代と呼ばれた五人も帝光バスケ部を引退をする。
引退後の、スカウトの話が来ている時期(風景的には秋ぐらい)
廊下でスカウトの話について会話する、緑間、黄瀬、青峰。
廊下で会えば会話するぐらいの仲ではある様子の三人。
放課後の教室で、前後の席に腰掛けて会話をする赤司と紫原(どちらの教室かは不明)
紫原「黄瀬ちんと峰ちんも来てるらしーねー 昨日とかオレ 秋田から来たんだけど~~
ないわー…あーでも監督は美人だったかも~」「赤ちんは~~?」
赤司「僕も来ているよ」
紫原「なんかーフツーにこのままみんなバラけそうだねー いーの?」
赤司「?」
紫原「だってー単純に勝ちたいんなら みんな同じトコ行くのが一番カンタンじゃん つまんないだろーけど」
赤司「いいも何も進学先は皆の自由だろう」「それに…こうなると思っていたよ 自覚していないかもしれないがいたって必然だ」「敦自身も今口にしただろう」
紫原「?」
●時間は流て卒業式の三月
自分以外のキセキを倒す、誰が一番強いかは直接対決をして決めようと言う誓いが体育館で立てられる。
原作以外の描写
小説
◆第一弾
紫原が赤司の伝言を桃井が伝えたりと忠犬ぶりを発揮している。
◆第二弾
絡みは無いが、表紙を見よう、そしてドラマCDを聞こう。寿命が長くなる事は間違いない。
◆第三弾
三弾の夏祭りでは、赤司と紫原が一緒に行動したり、待ち合わせする約束をしたりと、会話してる‥だと‥? 紫原に渡す約束で、夏祭りの将棋大会を優勝してくる赤司。
小説恒例の帝光時代だけではなく、陽泉サイドの小説でも「さすが忠犬」とでも言うべきか、赤司の事を口にしてる。どんだけ好きなんだよ、お前‥
◆第四弾
校内中を探し回る黒子が、紫原にお菓子を与えて赤司の居場所をきくというシーンがある。
「赤ちん捜してるの? それ、キビシーよ。ここでお昼食べるとき以外は、赤ちん超忙しーし」と黒子に伝える紫原。一年生から同じ一軍に所属している青峰が、知らない様子。集まるとき以外の赤司の動向も紫原は知っている謎。
ドラマCD
紫原の誕生日の10月9日と赤司の誕生日である12月20日の丁度真ん中になる11月14日に発売したドラマCD第二弾では、公式が爆弾投下。
原作である小説第二弾では全く絡まなかった二人だが、誰の策略か、赤司が紫原の好物と言えるまいう棒を景品で貰ったり、二人が会話してたり、
滅多に人が来ない旧校舎の屋上で二人っきりで待ち合わせしていたりした。
アニバス
1巻~3巻までのポスター全て紫原は赤司の隣であり3巻のポスターは更なる爆弾投下。
そのチョコレートは譲っているのですか、それともプレゼントですか・・・?
モブマネージャーにすら鉄壁の紳士であった赤司征十郎が、女の子からもらったチョコを人にそのまま渡す失礼な事をするようには見えない。おまけに包装は高級そうである。
紫原の為に赤司が用意をしてきたのか?
①大量の義理チョコで虫歯になるのを防ぐ、主将としての対策である
②紫原に送られてきたチョコを一気に食べてしまわないように没収し、食糧管理をしている
③高級チョコを食べてみたいとおねだりした紫原に赤司が用意したご褒美
包装紙とリボンを解析した結果、GODIVAに見えるんですが。
日本有数の名家の子(緑間情報)にとっての、チョコレートとはデパ地下のショーケースから買うものという認識だったのではないだろうか。(ロールスロイスで登校する子の小さい頃からのおやつのチョコレートがGODIVAだろうと、もう驚きはしない)
本当にありがとうございます。
黒子のバスケ DVD FAN DISC ~終わらない夏~
一瞬映りこんだ映像に、並んでマジバ横の歩道を歩いている紫原と赤司が。
奇跡の一枚である(静止画)
この1秒間の映像の為に画面を停止し、画面を拡大した人間が何人いることか。
関連イラスト
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黒子のバスケ 紫原敦 赤司征十郎 カップリング 腐向け BL