同じ字を書くキャラクターがいる ⇒ 紫木一姫 (ゆかりき いちひめ)
概要
漫画『黒子のバスケ』に登場する紫原敦×木吉鉄平のBLカップリング
中学時代の対決、同ポジション、“キセキの世代” と “無冠の五将” という立場、バスケに対する見解の相違(紫原:クソスポーツ 木吉:楽しくてしょうがない)など、因縁深い組み合わせの二人である。
FB『くろフェス!』では「負けたくない相手」として互いに両者の名を挙げていた。紫原は「注目選手」も木吉である。実力に差はあれど、選手として互いに気にし合う存在であるようだ。
ちなみに年下(高1)× 年上(高2)の下剋上CPで、身長差は15cm(208×193)。
また、紫原の技である 「破壊の鉄槌(トールハンマー)」 の 「トール(Thor)」 とは、木曜日の語源であり(Thor´s day ⇒ Thursday)、木曜日といえば誠凛の曜日揃えで木吉が担う曜日である。 なかなか胸熱である。
- 木吉から見た紫原
中学時代、木吉は紫原に大敗しており、それは木吉のトラウマにもなっていたほど。
そのためか、
・高1時に紫原とすれ違った際、その表情を曇らせたこと
・WC陽泉‐誠凛戦では紫原の存在ゆえに気を入れ込みすぎたこと (その後の海常戦では、目立った活躍のない木吉に対して日向が 「紫原とやったときの気迫はどうした」 と指摘してもいる。)
・落ち着いたペースを滅多に乱さない木吉が、紫原が相手の際は戦意を剥き出しにすること
・陽泉との試合後、自ら紫原に握手を求め 「またやろーな」 と再戦を希望したこと
・バスケを辞めると言う紫原の本音をしっかりと見抜いたこと
……など、木吉は紫原のことをよく意識していると思われる。
また、木吉は左膝の怪我のため今回のWCが高校最後のバスケとなっており、彼が望む 「紫原との再戦」 は実現が難しいのでは…とも思われたが、藤巻先生曰く「きっとできます」とのこと。
妄想が広がるお言葉である。
- 紫原から見た木吉
対して紫原は、初登場時は木吉のことをすっかり忘れており、両者の意識差が見てとれる。
しかし、
・木吉のダンクを見てすぐに、かつて彼と対峙した時のことを詳しく思い出したこと (また、思い出した際に 「おかげでやる気でちゃったなあ…」 という発言もしている。)
・紫原と木吉の絡みは、ほとんどが紫原の言動から始まっていること
・「今度は忘れてないよ」「木吉(アイツ)はオレ一人で止める」「来いよ木吉」 といった発言
・帝光時代に 「(自分の実力が高まったことに加えて)無冠の五将もいなくなって試合が更につまらない、いよいよやる気が出ない」 という不満を漏らしていたこと
・WC誠凛‐洛山戦の観戦において、「木吉も五将であるので、その五将同士の対決に多少の興味はある」 という旨の発言をしたこと
……など、これらをふまえると、現在は紫原の方も木吉を意識しているのではないかと思われる。
また、紫原は木吉のことを「暑っ苦しくてウザい」などといって嫌っており、辛辣な言葉をかけることもしばしば。ちなみにWC決勝戦での出場選手紹介の際は、紹介される木吉を観客席から見て 「はーあ」 と顔をしかめていた。(※デフォルメ顔) 可愛い反応である。
- PSPゲーム 「キセキの試合」
ゲームでは二人の絡みもそこそこ用意されており、
木「覚えてくれてるか?」 紫「‥‥木吉鉄平」 木「良かった!」 という微笑ましいやりとりや、紫原から木吉への 「次こそはちゃんと アンタの心まで叩きつぶすよ」 という味わい深い台詞も堪能することができる。ボイス付きで楽しみたい方はぜひ。
- 最後に
紫原はバスケについて 「クソスポーツ」「欠陥競技」「何が楽しいの」 などと散々なことを言ってはいたが、実際はゾーンに入ることが可能なほど バスケが好き であった。
紫原の否定的な言葉の中には、彼すらも気付いていない思いが隠されていることもあるのかもしれない。
つまりは そーゆーこと …… かもしれない。