「(名前は)《はるかさん》がいいと思います!(あまみはるかですっ!)」___天海春香
概要
天海春香に似た姿をしているぷちどる。
《はるかさん》までが名前である。名付け親は天海春香本人。
天海春香本人が春香さんと呼ばれる事もある為、非常にややこしい。
ちなみに初期設定名称は「春香さん」だったが、連載時に「はるかさん」に改められた。
鳴き声は「かっか!」「はるかっか!」「ヴぁーい」。
この鳴き声は、ほかのぷちどるには
「かっか!(何かください)」
「ヴぁーい(お腹すきました)」
「はるかっか!(今日は雨ですね)」
…と、聞こえるようだが、話し相手とは関係なく唱えているようで、
おそらく《はるかさん》には会話するほどの知能は無く、『ぷちどるの言葉のような鳴き声をあげているだけ』という見方が強い。
日光が苦手で、日陰にいると落ち着くらしい。
元気いっぱいな性格で、気に入った人には甘噛みして唾液でベッタベタにしてくる。
そのため、萩原雪歩などは苦手意識を持っているが、天海春香は自分にそっくりなはるかさんを気に入っており、たびたび増殖させようとしたがる。
飼育方法
飼育にあたっては以下の諸注意を守る必要がある。
- 水に濡らしてはいけない(この物質と同じ)(分裂して増殖するため)
- 夜中に餌を与えてはいけない(暗黒化して暴走するため)
…まるでグレムリン(及びその前身たるモグワイ)のようである(また、グレムリン及びモグワイは日光に当たると溶けて死ぬ為、原作者がこれを意識した可能性は大いにある)。
ふえるはるかさん
《はるかさん》は水(あるいは水に近い液体)をかけると分裂して増殖する。湯では増えない所を考えると水温が関係しているのは間違いないと思われる(凍死回避のため個体数を増やし生存率を上げる為か?)。
高槻やよいが《はるかさん》の増殖実験をしていたようだが…。
ちなみに、分裂して増殖した《はるかさん》は元の一匹に戻すことが可能だが、作中で戻す方法が確認できる描写は秋月律子の怒りの号令のみ。
高槻やよいも3巻などで元に戻しているシーンがあるが詳細は不明。ただ目撃者の証言によればその際やよいに恐怖を感じたとの事である。(劇中最初にはるかさんがやよいと接触した時の状況と事務所ではるかさんが増えた時にやよいが窓を開けた事、春香とやよいの「あの光」等の口ぶりから、はるかさんに日光をて当てて溶かして一匹になるまで数を減らし続けた可能性がある)
また5巻では神社で手水を使ったときに増えないようにと律子が脅したところ、直後は増えなかったので、
ある程度《はるかさん》自身でも抑制は効くようである。(あくまで『直後』に『ある程度』である)
暗黒はるかさん
夜中にエサを与えると《暗黒はるかさん》(アニメ・ぷちます!!で命名)と呼ばれる形態になる。
暗黒化するとリボンの形状が変化して影に覆われた目が光るようになり、「アハハハハ…」と鳴き声も不気味に変わる。
更にいつもの甘噛みではなく、ゴリッと痛がゆく噛み付く。
ケガによる大量出血や頭蓋骨骨折などによる些細な被害は出るが、
バイド化や狂竜化と同様に多少アグレッシブになるだけなので余計な心配は必要ない。
再起動方法(アニメ・ぷちます!!より)
もし、《暗黒はるかさん》になってしまっても、所定の手順を踏んで再起動すれば元の状態に戻せます。
- 《はるかさん》のリボンをつかみます。(弱点をつかまれ、はるかさんの動きが止まります)
- 《はるかさん》のリボンを外します(エネルギー供給が止まり、はるかさんがしぼみます)
- 《はるかさん》が機能停止して虫の息になります(この状態のままでは動けません)
- 《はるかさん》に再度リボンを装着します。(はるかさんにエネルギーが充填されます)
- 再起動が完了し、《はるかさん》が初期状態の元気な姿に戻ります。
つまり、リボンを外して再装着することで元に戻るようである。
《はるかさん》にとっての頭のリボンは生命活動を続ける上で重要なものなのだろう。
(それとも暗黒化は精神的なスイッチによるもの?)
この他にも、海に漬かったはるかさんが巨大化した描写もあり、こちらも元に戻せるようだが、方法は不明。
結論
とにかく謎の多いぷちどるである事は間違いないであろう。
貴音が2人に増やそうという理由で炭酸水を使用している所を見ると、炭酸水も増やす原因ともなる(温度の高い炭酸水で増えるのかは不明)(増殖も精神的なスイッチによるもの?)。