概要
「五航戦駆逐組」とは、ブラウザゲーム『艦隊これくしょん』に登場する駆逐艦娘、綾波型7番艦「朧」・陽炎型19番艦「秋雲」・秋月型1番艦「秋月」のこと。場合によって三人組ではなく内二人の組み合わせを指すこともある。
史実
「朧」と「秋雲」
『艦隊これくしょん』において五航戦といえば正規空母「翔鶴」「瑞鶴」のみを指すケースが多いが、太平洋戦争開戦時には「朧」「秋雲」も護衛艦として五航戦に所属していた。
「朧」はそれまで所属していた第七駆逐隊から転属、「秋雲」は五航戦の新編直後に竣工し即配属され、実際の作戦では別行動も多かったが、任を解かれるまで約半年間を五航戦の所属艦として過ごした。
「朧」と「秋月」
ミッドウェー海戦直後に竣工した「秋月」は、「朧」と共に「瑞鶴」の護衛任務に就いた。この任務自体は二週間で終わり間もなく五航戦は解隊されてしまうが、「秋月」はその後も「翔鶴」「瑞鶴」両艦の護衛を続け、マリアナ沖海戦時に「翔鶴」の最期に立会い乗員救助に当たったりレイテ沖海戦時には「瑞鶴」の護衛中に自身も沈むなど縁の深い生涯を送った。
「秋雲」と「秋月」
「秋雲」と「秋月」が二艦で任務に就くことはなかったが、他複数の駆逐艦と「瑞鶴」含む大型艦数隻の護衛をおこなう機会があり、何度か行動を共にした。
三人の関係性
史実において実際に三人が共に行動したことは一度もなかったが、スピンオフ漫画『いつか静かな海で』2巻では競演を果たした。
三人の中では艦歴が長く努力家で少し頑固な「朧」、ムードメーカーであり絵描きの観察眼も持つ「秋雲」、新型エリート艦ながら素直で生真面目な後輩の「秋月」と、容姿も性格もちぐはぐながらバランスの取れた組み合わせである。
また三人の名前から月にかかる雲の情景が浮かび、風情ある取り合わせとも言える。
なお「朧」「秋雲」を主に指して「五航戦駆逐組」と呼ぶこともあるが、「秋月」が五航戦に所属したことはないため、三人組を指す場合は「五航戦(の翔鶴と瑞鶴を)護衛(した縁のある三人)組」と呼ぶのが実情に近いと思われる。他に「五航戦護衛トリオ」「五航戦護衛ガールズ」などの表記がある。
関連タグ
関連動画(外部リンク)
【MMD】朧&秋雲&秋月で『Hurly Burly』【艦これ】(ニコニコ動画)