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泣いた赤鬼の編集履歴

2015-04-30 09:01:37 バージョン

泣いた赤鬼

ないたあかおに

浜田広介による童話。

概要

 1933年に浜田広介の記した児童文学

 国語教科書にも載った哀しいお話であり、これを知らない人はそうそういないと思われる。


あらすじ

 心優しい赤鬼は、人間たちと仲良くなりたいと思っていたが、その恐ろしい姿のため誰も友達になってくれなかった。

 ある日赤鬼は友達の青鬼と再会し、このことを話す。すると青鬼は「オレがわざとで暴れ回るから、キミはオレをやっつけるフリをしてくれ。そうすればキミは人間たちのヒーローになれるぞ」と提案する。それじゃあいくらなんでも青鬼に悪い、と断ろうとする赤鬼だったが、青鬼は強引に赤鬼を引き連れへと向かう。


 青鬼を赤鬼がやっつけ(るフリをし)てから数か月がたった。

 赤鬼は今では村の人気者。あれほど自分を恐れていた子供達も、みな赤鬼のことが大好きになっていた。しかし赤鬼は、青鬼を見かけないことを心配していた。

 気になった赤鬼は自宅に戻るが、そこに青鬼の残した張り紙を見つける。

 張り紙には、「オレとつるんでいるのがバレたら、赤鬼くんまで悪いだと思われてしまう。オレはもうこの村には立ち寄らないことにした。だが、オレはいつまでも赤鬼君の友達だ」と書いてあった。

 赤鬼は、張り紙を何度も読み返し、を流すのだった。


関連項目

童話

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