※ここではビーイングに所属する日本のフュージョンバンドについて説明します。メイン画は事務所が出していたベストアルバム「at the BEING studio」のパロディで、モデルは放課後ティータイム。
概要
ディメンション(DIMENSION)は、1992年に結成されたCASIOPEA・THE SQUAREに次ぐ第3世代のフュージョンバンドである。
所属レコード会社はビーイング、レーベルはZAIN RECORDS。
それぞれの作品の音楽的な評価は高く、90年代以降のインストゥルメンタルシーンを切り開く。
ライブ活動もその高い演奏能力を存分に披露し、ジャンルを限定しないクラブ等におけるパフォーマンスや、国内外のフェスティヴァルイベントにも積極的に参加。
2012年で活動20周年を迎え、現在もなお精力的に活動している。
メンバー
増崎孝司(ますざきたかし)
ギター担当。
80年代中期にプロとして活動を始め、これまでに数多くのアーティストのライブサポートやレコーディングに参加する。
1992年にDIMENSIONを結成し、以降バンドのリーダーを務める。
個性ある音作りと柔軟なギターワークには定評があり、そのサウンドは数多くのギタリストに影響を与える。
勝田一樹(かつたかずき)
サックス担当。
アルトサックスプレイヤーとして、アンサンブルの中に溶け込む力強さと優しさを調和させたスタイルに加え、ブラスセクションのアレンジ力も高い評価を得ている。
バンドのフロントマンを務める。
小野塚晃(おのづかあきら)
キーボード担当。
シンセサイザーからオルガン、ピアノまで、ジャズを基盤としながらジャンルにとらわれないプレイで様々なアーティストに絶賛され、DIMENSION以外にも多くのレコーディングに幅広く参加している。
バンドの司令塔(ブレイン)を担当する。
ベースとドラムのメンバーは固定しない方針で、レコーディングやライブではサポートメンバーを招いている。
現在では川崎哲平がベースを、則竹裕之(ex.T-SQUARE)がドラムを叩く傾向が多い。
主な楽曲(関連動画)
BEAT#5(1994)
アルバム「Second Dimension」(1994)に収録。DIMENSION結成当時の代表曲。
Se.le.ne.(1995)
アルバム「FOURTH DIMENSION」(1995)に収録。DIMENSIONの楽曲の中でも特に人気のある8ビートのナンバー。
Break Out(1995)
アルバム「FIFTH DIMENSION」(1995)に収録。「BEAT#5」を更にブラッシュアップしたような超絶技巧が冴えわたるナンバー。
If(1999)
アルバム「12th Dimension "If"」(1999)に収録。DIMENSIONを代表するバラード曲。
Nudistic(2000)
Tip Tap Toe(2005)~Rise(2001)
ドラムとベースの固定メンバーが居ないのを逆手に取り、ドラム4つ打ちのハウスミュージックも手掛けている。
The Winds of Change(2011)
Spiral(2012)
ある時は打ち込みのリズム隊、またある時は生演奏で、複雑なリズムパターンのドラムンベースを披露する。
余談
DIMENSIONというバンドとしての活動以外にも、様々なシーンで音楽活動を続けるメンバー3人。
よくよく探してみると、意外なところでメンバーの名前を目にするかも知れない・・・。
関連タグ
ももいろクローバーZ - 5th DIMENSIONのタグつけミスで、このタグが付くことがある。