プロフィール
概要
北宇治高校吹奏楽部でテナーサックスを担当している3年生。
第一志望校は堀山高校であったが、不合格であったため、滑り止めの北宇治高校に入学した。
おしとやかで上品であり、まさに大和撫子といった女性。
その2人とは、小学生時代こそ親密であったものの、葵が中学校に進学してからは疎遠になった。
このことから、2人と中学校が違ったか吹奏楽部に所属していない、あるいはその両方であったと思われる。
ちなみに、あの作品のあのキャラと中の人が同じだからか、両者のコラボレーションもみられる。
吹奏楽部からの退部とその背景
受験勉強のために予備校に通っており、そのために練習を早退するなど部活よりも勉強を優先する生活を送っていたのだが・・・
アニメ版第7話にて合奏中に指揮者の滝昇に注意され、
「今の所(=注意されたフレーズ)、いつまでにできますか?」
と言われた後、唐突に退部を宣言する。
(なお、部長の小笠原晴香をはじめとする3年生には事前にその意向を伝えていたが慰留されていた)
顧問の滝昇に口頭で伝え退部届けに記載した表向きの理由は「受験勉強に専念したい」であったが、久美子や晴香に伝えた本当の理由は
「コンクールで金賞をとり、全国に出場するために滝の指導のもと真剣に練習している今の部にいい加減な気持ちで留まったら、
去年退部した元部員たち(今の部員たち同様皆やる気にあふれていた)に申し開きが立たない(要約)」であった。
久美子たちが入部する1年前、やる気のあった当時の1年生(今の2年生。中川夏紀や吉川優子の代)のグループが、全然熱心に練習に取り組もうとしないその時の3年生に対して「真面目にやりましょう」と声をかけ、衝突する事件が起きた。
声をかけられたその時の3年生勢は、逆に「うちの部活はもともと上を目指してへんねん。やのに練習しろとかどうとか毎度毎度うるさく言って、うちらじゃなくてアンタらが部内の秩序を乱してんのがなんでわからへんの? 空気読んでよ。みんな迷惑に思ってるで」(※)と言い返し、その意見に反論する部員が居ないのを見た1年生のやる気のあるグループは、吹奏楽部に見限りをつけて芋づる式に退部していった。
(※原作2巻「響け!ユーフォニアム2 北宇治高校吹奏楽部のいちばん熱い夏」 150ページ)
この1年生と3年生の板挟みになっていた当時の2年生(今の3年生)の中には、ひとつ下の後輩たちの退部を止められなかった事をずっと引きずっている者(小笠原晴香や中世古香織)もおり、斎藤葵もその中のひとりである。
後日、晴香と2人で会った際彼女が言った、
「私、そこまで吹部好きじゃなかったんだよ」
という言葉には、吹奏楽とは受験勉強を犠牲にしてまで打ち込むべきものではないという彼女の主義と、過去の後輩たちの退部をはじめとする部内の雰囲気への嫌悪感が表れているといえる。
また、小笠原晴香をはじめとしたほとんどの部員たち(特にサックスパートの後輩部員)から、「退部してほしくない」と言われたことから、彼女がどれだけ部員から慕われていたかを窺い知ることができる。
関連タグ
小笠原晴香 - 同じパートに所属している部長。3年生。
田中あすか - 低音パートのリーダーであり副部長。3年生。
塚本秀一 黄前久美子 - 幼馴染で同じ吹奏楽部の後輩。1年生。
滝昇 - 吹奏楽部の顧問。
松本美知恵 - 吹奏楽部の副顧問。
アニメ版第7話にて合奏中に滝に注意され、
「今の所(=注意されたフレーズ)、いつまでにできますか?」
と言われた後、唐突に退部を宣言(部長の小笠原晴香らには事前にその意向を伝えていたが慰留されていた)。滝に口頭で伝え退部届けに記載した表向きの理由は、「受験勉強に専念したい」であったが、久美子や晴香に伝えた本当の理由は「コンクールで金賞をとり全国に出場するために滝の指導の下真剣に練習している今の部にいい加減な気持ちで留まったら、去年退部した元部員たち(今の部員たち同様皆やる気にあふれていた)に申し開きが立たない(要約)」であった。
後日、晴香と2人で会った際彼女が言った、
「私、そこまで吹部好きじゃなかったんだよ」
という言葉には、吹奏楽とは受験勉強を犠牲にしてまで打ち込むべきものではないという彼女の主義が表れているといえる。
また、小笠原晴香をはじめとしたほとんどの部員たち(特にサックスパートの後輩部員)から、「退部してほしくない」と言われたことから、彼女がどれだけ部員から慕われていたかを窺い知ることができる。