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カリストの編集履歴

2015-05-26 20:09:43 バージョン

カリスト

かりすと

又はカリストー又はカッリスト。ギリシャ神話に登場する[[ニュムペー]]であり、後に[[おおぐま座]]になる。

概要

 「最も美しい」を意味するその名に違わぬ美少女だったが、処女神アルテミスに仕える身として、決して男を近づけない誓いを立てていた。

 しかし浮気性のゼウスが彼女の美しさに一目惚れしてしまう。ゼウスはあろうことか彼女の慕うアルテミス(自身の娘でもある)に姿を変えて彼女を誑かし、まんまと思いを遂げてしまう。このときの様子はしばしば絵画に描かれているが、絵的にはどう見ても百合である。

 彼女は恥ずかしくてこのことを隠していたが、ある日、水浴びのために衣服を脱いだところをアルテミスに見られ、妊娠がバレたために女神のお供としての資格を失い、追放されてしまう。

 やがて子供が生まれると、今度は嫉妬深いヘラの怒りを買い、「ふしだらな娘!」と一方的に罵られたあげく、「夫が魅了されるほど美しいのがいけないから、その美しさを奪ってやる!」という言いがかりで、熊の姿に変えられてしまう。心はもとの乙女のまま、熊の姿で生き続けることは悲惨であった。

 後に、狩人に成長した息子アルカスから獲物として殺されそうになったところでようやくゼウスが救いの手を差し伸べ、天に上げられおおぐま座となった。とはいえ結局元の姿には戻してもらえず、そればかりかなお続くヘラの嫌がらせにより海に入って休めないようにされるなど、ゼウスの浮気相手のなかでも薄幸度は特に際立った女性である。


ペルソナでのカリスト

芹沢うららの初期ペルソナ。ハイヒールで踏まれた顔に縛られたような姿をしている。

関連タグ

ギリシャ神話 おおぐま座

アルテミス マイア リュカーオーン アルカス

ゼウス ヘラ

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