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扇要の編集履歴

2015-05-26 23:49:57 バージョン

扇要

おうぎかなめ

扇要とは、コードギアスのキャラクターの一人である。

概要

CV:真殿光昭

「扇グループ」のリーダーで元教師。親友だった紅月カレンの兄・ナオトが生死不明になった後、意思を継ぎリーダーとして抵抗活動を行っていた。黒の騎士団結成後は副指令、超合集国建国後は事務総長となる。優柔不断な面があり本人もリーダーに向いていないと感じていたが、温厚な性格や人望があることから組織では重要な存在である。


当初はゼロルルーシュ)に期待と信頼を寄せていたが、次第にゼロの行動や正体に疑問を持ち始めるようになり、ゼロの正体らしき事を口にした記憶喪失の敵軍人ヴィレッタを、匿って以後軟禁し「千草」と名づけ相思相愛となる。行政特区日本設立の際には、彼女の意思に従い騎士団に特区への参加を促すようにまでになり、ブラックリベリオンにて記憶を取り戻したヴィレッタに撃たれ重傷を負ってもヴィレッタに対する思いは消えることはなかった。

ブラックリベリオンでの敗戦後ブリタニア軍に拘束されるが、1年後藤堂らと共に再結成された黒の騎士団に救出される。その後は主に戦艦・斑鳩でゼロの補佐をする事に。

しかし、ヴィレッタの口からゼロの正体やギアスに関する真実を聞かされ、ゼロに対する怒りと不信から越権行為を取り彼の排斥を決心する。


そしてゼロレクイエムを生き残り、後にヴィレッタと結婚し、日本の首相となった。


…こう書くと綺麗に纏まってはいるが、

敵方の美女を掻っ攫い、主人公を裏切り、無能と自覚しているにも拘らず国のトップに立つ」と言った展開の為、黒の騎士団メンバーでは総スカンされている節がある。

この展開に関しては担当声優の真殿氏からも「フォローしきれない」と言われ、ヴィレッタを担当した渡辺明乃女史からもカップリングは難色を示され、他の女性声優陣からも「(扇は)女を思い通りに出来ると思っている男の傲慢さを感じる」とコメントしている。


また、ルルーシュを追放した後の扇の行動や考え等は、眼も当てられないくらいに浅はかさや無様さを露呈している部分が多かった。

まず、後先考えずにトップを放逐した結果、黒の騎士団の実権を握ったという自覚の無さから、ろくに自らが積極的に騎士団のメンバーを引っ張るような事はせず、その方針の決定は司令官である星刻にまかせっきりな状態であった。この結果、半ば萱の外状態になった扇は、星刻がシュナイゼルに黒の騎士団を譲渡してしまう事態を招いている(目的の為に味方も平然と使い捨てにするシュナイゼルは、当然黒の騎士団も使い捨ての駒としか認識していなかった)。

次に、ブリタニアの皇帝となったルルーシュとの会談の際には、既に彼を敵以外の何者でもないと認識していた為か、いきなり相手を拘束して法外な条件(殖民エリアの開放だけでなく、国土の分割まで要求している)を突きつけるという脅迫まがいな手段に出ており、かえってルルーシュに軍を進軍させる正当性を与えてしまっている。最終的にルルーシュが独裁の道を選び、日本が戦場になった為、世間からの顰蹙は買わずに済んだようだが、普通に考えれば外交手段としてはありえないくらいに非常識な判断であり、小説版では「恐ろしく外交マナーから外れた行為」と酷評されている。

そして最終決戦では、ルルーシュ(ゼロ)の身近にいた者でありながら、その戦略等に関して全く見抜けない無様さ(完全に勝てるとタカを括っていた)を露呈し、その直後に富士山の噴火で乗っていた斑鳩を撃沈させてしまうという大失態を犯し、これによって黒の騎士団を事実上の壊滅状態に追い込んでしまっている。


『凡庸な自分に苦悩する人の好いリーダー』という当初の印象を、物語後半(特に二期の中盤以降)の越権行為で大きく変えてしまった(ルルーシュの排除に協力したのは、殆どがブラックリベリオンに参加していた旧メンバーであった)。

更に、讒言に惑わされてルルーシュを裏切っておきながら、そのルルーシュが自分の名誉と命を引き換えにして築いた平和の中で順風に人生を送っている点も、視聴者の印象を一層悪くした一因だと思われる。しかも、そのシーンでは自らが裏切ったルルーシュの妹であるナナリーと笑顔で握手を交わすという、図々しさである。

なお、苗字のみのタグやカップリングで描かれたイラストの方が本項目よりはるかに多い。


外部出演

外部出演の一つである第2次スーパーロボット大戦Z再世篇では、ifルートのキーパーソンの一人。

原作通りに進めるとゼロレクイエムが発生するのだが、幾つかのフラグを立てた上で彼がゼロを信頼し続ける事を選択する事でシャーリーユフィロロも生存、ゼロ自身も死なずに済む。

ちなみに本作でゼロが降りた後の斑鳩の艦長を務めたのは彼。…本来の艦長である南が不憫である。


なお、続編の第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇では原作ルートを通ったものの、ifルートのフラグを幾つかこなしてきた様子が伺える。…しかし原作ルートを通ったと言う事は、ゼロを裏切った事に…。

こちらでは中学校のスクールカウンセラーに就いており、カレンにシンジの面倒を見る様に言ったのは彼。後に「疾るワン・ナイト・スタンド」でA21の顛末を見届けたカレンから「扇さんは偉い、立派だ」と涙ながらに叫んでいる場面がケンスケに目撃されている。


関連項目

コードギアス 黒の騎士団 ヴィレッタ・ヌゥ

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