概要
劇場版アニメシリーズ「PERSONA3 THE MOVIE」における主人公の名称である。
設定についてはキタローを参照。
人物像
必要な時以外殆ど喋らない無口キャラ。
アニメ化に伴い面白超人となった番長こと鳴上悠と比べるとそのセリフの少なさが際立つ。
ただ、時折変な事を言い出す不思議キャラな点は共通している。
異常現象である「影時間」の中でも平然としており、シャドウの襲撃で死が迫っても「どうでもいい」と言わんばかりの態度でいるなど、感性・感情が非常に乏しい。
とはいえ、困っている風花を助けたり、順平の馴れ馴れしさに対して困惑した表情を浮かべていたりと、全くの無感情というわけでもない。
流されるままに特別課外活動部へと参加するが、メンバーとの交流やシャドウとの戦いを経て徐々にではあるが、人並みの感情を見せるようになる。
しかし、タカヤの放った「影時間を消せばどうなる」という言葉から、「影時間を消せば仲間たちと別れてしまう」ことに気付いてしまい、戦いを続けるべきか迷っていく。
発動したペルソナ
余談
スタッフへのインタビューによると、制作段階では「結城理」ではないの仮名で呼ばれており、監督の意向で「愛着の湧かない名前にしよう」ということで「山田月太郎(やまだげったろう)」と呼ばれていた。しかし制作も終盤に入ってこの名前がスタッフ内で定着してくると、むしろ月太郎の名前に愛着を感じてしまい、「もう月太郎でいいかも」とも考えかけたらしい。
もしそうなっていた場合、奇しくも彼の名前に『キタロー』の文字が入ったことになっただろう。
しかし、同じくペルソナ3 原案のアニメである、ペルソナ〜トリニティ・ソウル〜の主人公三兄弟の名前が全員「まこと」とも読めるため、プロデューサーである足立氏がこれは運命と称し、現在の名前に決定した。