「ハモンドさん検討してみたんですが、とても推薦状なんて書けませんよ」
演:サム・ニール
概要
古生物学者で恐竜(主にヴェロキラプトル)の発掘・研究を行っていた。ある日、発掘現場を訪ねてきたジョン・ハモンド(リチャード・アッテンボロー)からある島のテーマパークに恋人であるエリー・サトラー(ローラ・ダーン)の共に招待される。
原作版
映画版と違い子供好きな性格。ティラノサウルスに襲われた子供達でハモンドの孫であるレックスとティムを助けティラノサウルスの襲撃もマルドゥーンの助けで切り抜け生還した。
映画版
原作版と違い子供嫌いな設定となっているが、緊急事態になった際にはカオス理論の数学者であるイアン・マルコム(ジェフ・ゴールドブラム)と協力してアレクシス・マーフィー(レックス)(アリアナ・リチャーズ)とティム・マーフィー(ジョセフ・マゼロ)を救出し、ティラノサウルスやヴェロキラプトルの襲撃から二人を守りながら行動を共にし、途中で合流したエリーら共々、ラプトルに襲撃にされて危機に陥るが、腹を空かせたティラノサウルス・レックスの偶然ながらの助太刀により、無事に生還を果たす。
第三作
理由は解明されていないが、エリーとは破局している。
ポール・カービー(ウィリアム.H.メイシー)、アマンダ・カービー(ティア・レオーニ)夫妻の偽の資金援助話に乗せられ、助手のビリー・ブレナン(アレッサンドロ・ニヴォラ)と共に恐竜の島を訪れることとなる。スピノサウルス、ヴェロキラプトル、プテラノドンに襲撃されながらもエリック・カービー(トレヴァー・モーガン)と共に生還を果たす。しかし、ビリーは重傷を負い研究資金を得ることはできなかった。
子供嫌いが治っており、エリーの息子に恐竜の事を教えたり、エリックともマルコムの著作への批評で意気投合していた。
備考
島に渋々ながら言った理由は二作共、資金援助が条件として出たためである。研究熱心だが調査の為の資金不足が悩みの種となっており、現金な性格である。
モデルとなったのは実在の古生物学者で、マイアサウラの発見・命名や、ティラノサウルスの腐肉食説で有名なジャック・ホーナーである。
また、サム・ニールにとっては、同じ役を2度も演じ、同じシリーズに出演したのは、このグラント博士が初めてなのだ。