ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要

夢枕獏伝奇小説

平安時代陰陽師安倍晴明の活躍を描いた伝奇シリーズである。

メディアミックス

漫画版

1993年2005年にかけて岡野玲子によるコミカライズが連載。

2011年より続編『陰陽師 玉手匣』が連載中だが、こちらは原作を離れた独自の展開となっており、夢枕獏は「原案」となっている。

2012年より睦月ムンク作画で『陰陽師 瀧夜叉姫』が連載。

映画・ドラマ版

2001年2003年に、滝田洋二郎監督、野村萬斎主演で映画化されている。

2001年NHKドラマ版が放送。主演は稲垣吾郎。全10回。

舞台版

2013年市川染五郎(七代目)の歌舞伎『新作 陰陽師 滝夜叉姫』が上演された。

主な登場人物

安倍晴明(あべのせいめい)

土御門小路に屋敷を構える陰陽師貴族たちから天皇

また庶民から人外の輩に至るまで様々なモノの依頼を受けてその力を振るう。

常に口元に微笑を含み、その言動は変幻自在で謎めいている。

源博雅(みなもとのひろまさ)

醍醐天皇の孫にして従三位にもなる身分の高い貴族。

しかし作中では武士でもあり、身分の低い晴明を友人と扱って単身訪れる気さくな人物。

武勇以上にその奏でる笛の音が妖すら魅了することで知られている。

蘆屋道満(あしやどうまん)

晴明ら朝廷につかえる陰陽師とは異なる在野の老法師。

その力は晴明に匹敵するとされ、その時々の目的に応じて敵とも味方ともなる。

関連記事