主な登場人物
安倍晴明(あべのせいめい)
土御門小路に屋敷を構える陰陽師。貴族たちから天皇、
また庶民から人外の輩に至るまで様々なモノの依頼を受けてその力を振るう。
常に口元に微笑を含み、その言動は変幻自在で謎めいている。
源博雅(みなもとのひろまさ)
醍醐天皇の孫にして従三位にもなる身分の高い貴族。
しかし作中では武士でもあり、身分の低い晴明を友人と扱って単身訪れる気さくな人物。
武勇以上にその奏でる笛の音が妖すら魅了することで知られている。
蘆屋道満(あしやどうまん)
晴明ら朝廷につかえる陰陽師とは異なる在野の老法師。
その力は晴明に匹敵するとされ、その時々の目的に応じて敵とも味方ともなる。