小笠原エミ
おがさわらえみ
概要
小笠原ゴーストスイーパーオフィス所長
日本のトップ呪術師だが、本人曰く本業はGS。
1972年8月5日生まれ。B型。
身長164cm、B/W/H:90/58/92。
アニメ版のアイキャッチにも使用された大アルカナのカードでは『女教皇』。
ピクシヴ百科の記述以外では『夢見る心』、『ロマンチスト』等と何やらエミらしい言葉も表している。
ただし、GS美神タロットは1JJ版を使用しているため表記は『ユーノー』である。
語尾に「…なワケ」と付けて話し、相手の事を「おたく」と呼ぶ事が多い。
美形好きでピートに言い寄っている。
使用する武器はブーメランを得意としている。
愛車はビモータYB-4。
好きな食べ物はエビフライ。
野球は、筋金入りの名古屋ドラゴンズファン。
1994年のリーグ優勝を土壇場で逃した事は相当気に病んでおり、その事を美神と横島に手酷くバカにされた時は、とうとう仲間を裏切り妖怪側に寝返ってしまった 。
試験の際の詳細は不明だが、エミは六道冥子のプッツンによる式神の暴走に巻き込まれて3位に終わった。
つまり美神は棚ボタの首席合格 と言える。
そのためか?横島たちの受験の際、幽霊のおキヌを諭した言葉にはヒドク実感がこもっていた。
「不幸も幸運も、その人間の霊力が呼び込むものよ。
例えば戦いになると令子はバカみたく強運じゃない?
あれも、一つのパワーなワケ!」
美神との直接対決の戦績は、6勝7敗3分。
(美神の顧客、地獄組の組長の自首をカウント)
エミも美神に負けず劣らずの毒舌家で、二人が顔を合わせると、
「何よっ!負け犬っ!!」 「守銭奴っ!!」
「色情狂っ!!」 「レズっ!!」
…などと、舌戦を繰り広げるのがパターンである。
ちなみにアニメやラジオドラマの収録の際、このシーンは徐々にエミと美神の中の人に任されるになっていったそうだ。
人物
日本最高の呪術師で、ブードゥーからエジプトまで黒魔術を得意とする。
しかしGS美神の世界において、エミの黒魔術は復活したおキヌの使う悪霊を浄化するための死霊使いの力同様、必ずしもネガティブな技とは言えない。
何故ならエミの呪いの対象は専ら犯罪組織に属する者で、政府や国際機関の依頼を受け警告、または自首の強要を目的として行われる。
10歳の時に両親を亡くし、叔母に引き取られる。しかし、そりが合わずに家出。
そして15歳の頃には公安から依頼を受け、呪いを用いて法で裁けぬ悪人を秘かに始末する殺し屋稼業で生活していた。
当時、ベリアルと呼ばれる強力な悪魔を呪術の師匠から引き継ぎ使役している。
しかし、霊を弄ぶネクロマンサーに操られた少年の幽霊との出会いと別れをきっかけに、裏稼業から足を洗い公のゴーストスイーパーを志したようである。
そのため裏社会の人間に対しては容赦がなく 、金さえ払えば相手がヤクザであろうがマフィアであろうが言いなりで仕事を受ける美神を地上げ屋と変らないと罵り、そんな美神への対抗心は強い。
その一方で、強力な敵と戦う際には美神と共闘する事が多く、お互いの腕前を信頼し合っている。
得意技
霊体撃滅波
舞踏と祈りの儀式を行う事で高めた己の霊波動を一度に放出し、周囲の霊的存在を消し去る強力なオールレンジ攻撃 。
邪魔をされぬように儀式中のエミをガードする事が、彼女の助手の重要な仕事の一つである。
はじめ儀式の時間は、3分を要していたが小竜姫のもとで修業を積み30秒に短縮された。
霊体貫通波
掌打を通して敵に直接霊波動を打ち込み、その霊体を貫く接近戦用の技。
特に儀式を必要とせず一瞬で発動できる。その上、強力な悪魔を一撃で行動不能にした。
イメージソング
「呪いのクイーン」
作詞 :彩木沓/作曲 :りゅうてつし/編曲 :オダクラアキラ/歌 :富沢美智恵