概要
キャロル・マールス・ディーンハイムが使役せしアルカ・ノイズの一種。
腕部に伸縮式のブレードを有し、これを主な攻撃手段とする近接攻撃型。赤いボディに髷や着物を思わせるパーツを持ち、その外観は接近戦メインという攻撃方法も相まって東洋の「武士」を彷彿とさせる。
レイア・ダラーヒムとファラ・スユーフがそれぞれ横浜とロンドンで呼び出し、互いに交戦していた雪音クリス、風鳴翼にけしかけられた。
その際、彼女らの纏うシンフォギアを分解せしめ、アルカ・ノイズが如何にノイズと異質な存在であるかを敵対するタスクフォースS.O.N.G.に見せつけている。
原案
この武士ノイズのデザインの原案は、2013年12月に開催された戦姫絶唱シンフォギアGの音楽イベント「シンフォギアライブ2013」にまで遡る。
イベントで催されたゲームにて、出演者が絵筆を取り「新しいノイズを考えよう」という旨のゲームが行われ、8人のキャスト陣がそれぞれギャグを交えて絵を描く中、翼役の水樹奈々がなぜかノイズではなく「武士そのもの」を描いてしまった事が、この武士ノイズ誕生の由縁となった。
当然ながら、水樹のイラストはその独特の画風から会場全体を爆笑させ、隣で真面目に「ハエ型ノイズ」を描いていた高垣彩陽を唖然とさせることになった。
さらに何の悪戯か、この絵が水樹の「二課チーム」の代表に選ばれ、対する「F.I.S.チーム」の井上喜久子が描いた「バナナノイズ」と対決し勝利してしまう。
その後、武士ノイズとバナナノイズはデザイナーのクリンナップを受けて第3期に登場、今に至った。
そして放送が始まり、上記のような形に仕上がったのである。